【社会】教師増やし「不正受給」――北海道小樽市の公立小中十九校

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1 ◆CAMELxSM @キャメルφ ★

教師増やし「不正受給」 小樽の小中19校

国庫負担の数億円 虚偽申請 指定授業を行わず

 北海道小樽市の公立小中十九校が、チームティーチング(TT)など小人数指導を
充実させるための教員の追加配置(加配)を国から受けながら、目的通りに運用せず、
教員全体の持ち授業時数を減らすなど労働軽減にあてていたことが二十六日、
わかった。文部科学省は、少なくとも平成十三年度で計十九人の加配が不正配置に
あたると判断。以前から同様の問題が続いていた可能性が高いとみて、加配された
教員の給与など数億円の国庫負担金返還請求も視野に入れ、全容解明に乗り出した。

http://www.sankei.co.jp/paper/today/itimen/27iti001.htm


【視点】教育改革の柱 小人数授業を悪用

 国旗・国歌の不適切な取り扱いなどが指摘されている北海道の教育現場で、
国からの加配教員の不正配置という新たな問題が発覚した。小人数授業は教育改革の柱。
そのための措置を悪用したのは教育への信頼を大きく裏切るものだ。

http://www.sankei.co.jp/paper/today/itimen/27iti002.htm

全文は以下レスします。
2 ◆CAMELxSM @キャメルφ ★:02/02/27 08:04 ID:???
■教師増やし「不正受給」 小樽の小中19校

国庫負担の数億円
虚偽申請 指定授業を行わず


 北海道小樽市の公立小中十九校が、チームティーチング(TT)など小人数指導を
充実させるための教員の追加配置(加配)を国から受けながら、目的通りに運用せず、
教員全体の持ち授業時数を減らすなど労働軽減にあてていたことが二十六日、わかった。
文部科学省は、少なくとも平成十三年度で計十九人の加配が不正配置にあたると判断。
以前から同様の問題が続いていた可能性が高いとみて、加配された教員の給与など
数億円の国庫負担金返還請求も視野に入れ、全容解明に乗り出した。
 文部科学省が教員の定数改善のために実施している「指導方法の改善に伴う教職員の
配置」(TT加配)の制度を利用して行われたもので、小樽市の斉藤裕敬市議(市民クラブ)の
指摘で発覚した。小樽市教委は十三年度の実態調査結果をまとめ、北海道教委を通じて
文部科学省に報告した。

 文部科学省や小樽市教委、斉藤市議の話などを総合すると、十三年度に小樽市で
TT加配を受けた公立学校は八小学校、十二中学校で、各校に一人ずつ加配。うち十九校が
申請書に記載したTTを行っていなかった。
(続く)

http://www.sankei.co.jp/paper/today/itimen/27iti001.htm
3 ◆CAMELxSM @キャメルφ ★:02/02/27 08:06 ID:???
(続き)
 加配によって生じた余裕は、生徒指導や音楽など専科教員の不足を補う形で、
教師の労働軽減にあてられていた。学校の規模によるが、一人あたりの持ち授業時数で
週一−二時間が減っていた。

 申請は、各学校が市教委、道教委を通して文部科学省に提出する。申請書には
これまでのTT加配による効果や実績を報告する欄があり、各校は「個に応じた指導ができた」
などと記入。しかし、各校は小樽市教委に対し、「事実ではない」と認めているという。

 「保護者・地域に対する説明」について記入する欄には「保護者会で説明し、大きな関心を
呼んだ」「TTによる授業の参観を実施した」などと記入したが、実際には保護者への報告も
授業参観もなかった。

 文部科学省は「十九校はTTそのものをまったく、あるいはほとんど実施しておらず、
問題外」としている。

 小樽市教委は、小学校のうち一校は申請書通り実施しているとした上で、(1)小学校では
申請の一部を単元によって実施しているほか、生徒指導の充実などにあてている
(2)中学校では、(申請した教科とは違うが)総合学習の小人数授業にあてた例や、
選択履修幅の拡大などに役立てている−などと説明。「拡大解釈による弾力的運用だ」
としている。
(まだ続く)
http://www.sankei.co.jp/paper/today/itimen/27iti001.htm
4名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 08:07 ID:oEX1YWQP
先公=犯罪者
5 ◆CAMELxSM @キャメルφ ★:02/02/27 08:07 ID:???
(続き)
 文部科学省は道教委に対し今年三月中旬までに、とりあえず十三年度分についての
厳密な再調査を指示。加配された教員一人あたりの年間人件費は平均約八百万円、
総額約一億五千二百万円にのぼり、半分を占める国庫負担金の返還請求は五年間に
わたってさかのぼることができるため、今後、以前の不正の状況についても調査を進める方針。

 奥村誠・小樽市学校教育部長の話 「あくまで、子供たちのために加配を使ったと考えている。
不正にあたるかどうかの判断は、今後の国の調査などを待って行いたい」

 【指導方法の改善に伴う教職員の配置】チームティーチングや小人数授業などの目的で、
通常より多い教員を学校に配置する制度。平成5年度から始まり、一般に「TT加配」と呼ばれる。
加配された教員の人件費は半額が国庫負担金、残りが地方交付金によってまかなわれる。
http://www.sankei.co.jp/paper/today/itimen/27iti001.htm

(続く)
6 ◆CAMELxSM @キャメルφ ★:02/02/27 08:08 ID:???

■【視点】教育改革の柱 小人数授業を悪用


 国旗・国歌の不適切な取り扱いなどが指摘されている北海道の教育現場で、国からの
加配教員の不正配置という新たな問題が発覚した。小人数授業は教育改革の柱。
そのための措置を悪用したのは教育への信頼を大きく裏切るものだ。
 小樽市教委は「昨年夏過ぎまで、実態を知らなかった」とし、平成十四年度からは是正する
としている。

 一方で、これまでの不正配置については「あくまで子供たちのために行った弾力的
運用だ」と弁護する姿勢を示している。

 しかし全国と比べ、教員の数が小樽市だけ極端に少ないということはない。
にもかかわらず、「結果としては子供たちの役に立った」と強弁するのでは、TT方式を
まじめに実施してきたほかの学校の立場がない。

 さらに、行ってもいない授業を「効果があった」「保護者に説明した」などと申請書に
記入するにいたっては、虚偽公文書作成そのものだ。
(続く)
http://www.sankei.co.jp/paper/today/itimen/27iti002.htm
7 ◆CAMELxSM @キャメルφ ★:02/02/27 08:10 ID:???
(続き)
現在進められている教育改革では、地域全体で学校運営を見守っていく「開かれた学校」
づくりが大きな課題。そのため、学校はできるだけ資料や授業内容を公開していく義務がある。
ところが今回は、資料そのものがうそだった。

 解散が決まった雪印食品の場合、消費者が信用するしかない食品表示そのものに
虚偽があった。その場合、実際の食品に危険性はなかったといっても通用しない。
小樽市の場合も同様だ。虚偽を積み重ねた結果に、いくら効果があったといっても
誰も納得しない。

 今回発覚するまで、加配を受けている小樽市の十九校は、「子供のため」という同じ理由で、
同時多発的に不正を行っていたことになる。客観的に見て、偶然の一致とは
とても考えられない。背景にある構造的な問題を、今後の調査がどこまで摘出できるかが
注目される。
(教育問題取材班)

http://www.sankei.co.jp/paper/today/itimen/27iti002.htm


記事全部コピペしました。
8名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 08:13 ID:GnmbBLVS
・・・北海道のイメージがどんどん悪くなるのを見るのはもういやぽ
9名無しさん@お腹いっぱい:02/02/27 08:41 ID:y8T1l3dJ
 もはやこの程度の無駄使いなんとも思えない。
10宗男の秘書:02/02/27 08:45 ID:uPCYI2HW
サヨクは当然これに抗議するんだろうな。
散々税金、税金と騒いでおいて
自分たちのお仲間の税金の無駄使い、というより
犯罪は無視するつもりかな?
11名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 08:45 ID:GpqfgV8d
うちの兄、小樽の中学校で先公してるよ・・・。
12http://nara.cool.ne.jp/mituto
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2ch of the sponsor,by the sponsor,for the sponsor.
by ひろゆき