】【2ch】毎日新聞夕刊に2ちゃんねる批判その4【明大小谷野講師】
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小谷野氏が阪大クビになった理由:
私が怒って、「同性が好きだというと、そのこと自体が否定された上に、一方的に質問攻めに遭う。
異性愛の話を親にするのとは根本的に違う。さらには、同性愛というと、すぐ『セックスについて
語れ』と強いられる」などと反論すると、「異性愛者だって、『どんなヤツと付き合ってるんだ?』
などといろいろ聞かれる」と、とんちんかんなことを言い出す。
異性愛そのものは、容認していてその上で細かい点にケチがつくことと、同性が好きであるという
自分の存在そのものにかかわることが否定されることとの区別が全くつかない様子であった。この
場は、司会の「猥談と性を真面目に語ることとはわけて考えなければならない」という無難なまと
めで一応の決着を見た。
そして、シンポジウム最後のパネラーひとりひとりの「まとめのひとこと」で最も許しがたい発言
が小谷野氏から出る(それも小谷野氏は4人の中で最後にコメントした)。「私は以前、レズビア
ンからレズビアンだと告白されてそのあと(嫌悪感から)三日間吐き気が続いた」という体験をし
たと言うのだ(私には彼の言い方から悪いことを「告白」されたというニュアンスを感じた)。
重ねて、自分の発言を正当化するかのように、「自分は、差別していないなどと取り繕ったり(差
別意識を)隠したりすることはよくないと思っている」(この言葉自体は間違っているとは思わな
いが、自分の差別意識に向き合おうという姿勢が感じられない単なる開き直りに用いるのは許容で
きない)と付け加えた。一体、どういう神経を持っていたらシンポジウムのまとめで、このような
誰かを傷つける可能性がある発言ができるのだろう?
もちろん私も、同性愛に対して嫌悪感を持ってしまうこと自体について、個人だけを責めても始ま
らないことは承知しているつもりだ。しかし、それをこういう公開のシンポジウムという半ば公的
な場面で表明することの社会的意味を考えると、話は別になってくる。実際にこの発言を聞いただ
けで、傷つく当事者が会場にいるかもしれないのだ(実際にいた)。