【新技術】アコヤ貝を直径0.01mmの泡で包み真珠の品質向上 - 三重県阿児町
【志摩郡】阿児町の「海民の会」(会長・竹内千尋阿児町議、会員四人)は十六日夜、
志摩町文化会館で、山口県徳山市、徳山工業高専の大成博文教授(53)を講師に
迎え、真珠をつくるアコヤ貝を直径〇・〇一ミリの小さな泡(マイクロバブル)で包む
新技術の報告会を開いた。同教授は、地元業者と共同で英虞湾で実験した結果、
この冬に浜揚げした真珠は大きさで通常の二、三倍、高品質で貝の生存率も高かった
などの成果を説明。真珠業界復活への期待を高めた。
大成教授は平成十二年、阿児町で同技術を講義し、共鳴した志摩町の真珠養殖
業者二軒と一年間、英虞湾で同技術を試みてきた。
その結果、酸素吸収率以外に、貝の血流量が増えたり新陳代謝が良くなるなど生理
活性効果が生まれるなどとし「気泡は小さくなればなるほど考えられなかった素晴らしい
効果が出る。〇・〇四ミリがその境目」と話した。
貝の体質が強くなり、夏に起こる高水温や病気、豪雨に伴う川からの汚水の流入
での酸欠発生などの危機を乗り越え、貝はほとんどが生き残ったという。
マイクロバブル技術は、海中に特殊装置を設定し、海上からホースで送る空気を
〇・〇一ミリの泡に変える。これにより、空気は一気に海面に上昇せず、海中で煙の
ように広がって海中に溶け込み、酸素濃度を高める。
大成教授は平成十二年、広島県のカキ養殖で実験した結果、海の汚染などで
三十一年間途絶えていた味や香りがいい一年物の「若カキ」の復活に成功した。
報告会には真珠養殖業者ら約八十人が参加。大成教授は、通常と比べて真珠層が
二、三倍厚く、高品質の割合が多く、貝が真珠層を巻いていく核の脱落率も低い、と
成果を報告しアコヤ貝の水揚げで、作業員が「この貝は昔の貝だ」と感動したエピソード
なども紹介。小さな泡を噴射すると元気な貝になるメカニズムは不明だが、相関関係の
存在は確かだと述べた。
県の真珠生産量は昭和六十年には二〇トンを超えていたが、平成八年のアコヤ貝
大量死滅以降落ち込み、平成十二年は六割以上減の七トン程度だった。
ソース:
http://www.isenp.co.jp/news/_2002/0218/top.htm 地方発。「この貝は昔の貝だ」というのにリアリティがある。
これで他の輸入真珠などに品質でどれだけ対抗できるようになるか。むむむ。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 18:12 ID:b7zowPDK
∧_∧
" , 、 ミ
ゝ∀ く
∧_∧ |
三 ( とノ
三 / つ |
三 _ ( _ /| |
(_ソ(_ソ(_ )
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 18:16 ID:1Hl1Aj7f
むむむはがんばっとるなヽ(`Д´)ノ
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 18:17 ID:ARsHUTeD
正直、アコヤ貝より若カキのほうが気になる
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 18:29 ID:Q+Y1fT8A
早速買い物板の宝石スレに貼ってきた。
むむむ氏ありがとう
>>3 >>5 どうも。恒例の「1日1回地方紙めぐり」の結果です。結構面白いですね。むむむ。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 18:47 ID:55PLhLOA
「賠償金を真珠で払ってみせる」「世界中の女性の首を真珠で飾ってみせる」御木本翁談
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 18:51 ID:Q+Y1fT8A
>>7 「世界中の女性の首を真珠で飾ってみせる」御木本翁談
真珠で絞めてご覧に入れます、じゃなかったっけ?
御木本翁はスケールのでかい人だったそうだねー。
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 18:55 ID:2i5DNLev
>「海民の会」(会長・竹内千尋阿児町議、会員四人)
竹内さんは、常に時代の先を見て、色々な企画などを考える
すばらしい人です。
更なるご活躍をお祈りしております。
10 :
イソフルエンザ@ダウソ:02/02/18 18:58 ID:5chixdVG
このスレは、いいスレだ。ふぐ養殖業者のホルマリン攻撃(疑惑)にも
対抗できそうだな。
他の貝にも応用しまくりですね。
母なる海マンセー!
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
>>11 あ、そうか、そうだよね。
じゃ有明海のタイラギにも応用がきくかも?・・・(希望的観測