北海道最大手の家電量販店「そうご電器」が民事再生法の適用を申請

北海道最大の家電量販店「そうご電器」（本社・札幌市、岸田典正社長）は１２日、
札幌地裁に民事再生法の適用を申請して保全命令を受け事実上倒産した。負債総額は３０６億円。

民間信用調査機関の帝国データバンク札幌支店によると、
同社は４８年設立。

「ＹＥＳ」の店舗名で親しまれ、道内と東北にチェーン店を含め
１３１店（昨年９月現在）を展開した。

だが近年、個人消費の落ち込みや本州大手の家電量販店が相次いで
道内に進出したため、業績が低迷。

昨年１０月、首都圏で深夜営業型ディスカウント店を展開する
「ドン・キホーテ」（同・東京都、安田隆夫社長）と資本提携したが、業績は回復しなかった。　

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200202/12/20020212k0000e020047001c.html