http://www.asahi.com/national/update/0204/040.html 「昭和天皇実録」資料の一覧を宮内庁が開示
宮内庁は、編さん中の「昭和天皇実録」に利用している基礎資料の一覧(目録)を4日、開示した。
「蒐集(しゅうしゅう)複写」と「編修刊本」に分かれ、複写の一覧は外交文書など444項目。
うち92項目は「個人に関する情報が記録されている」との理由で非開示とされ、黒塗りされていた。
刊本の一覧は市販の図書など1428項目で、すべてが開示された。
「実録」は歴代天皇の行動などを記した文書で、その編さんは宮内庁の職務の一つ。
「昭和天皇実録」の編さんは90年から21カ年計画で行われている。
資料の一覧を朝日新聞記者が公開を求めたところ、宮内庁は非開示とした。これを不服として
情報公開審査会に異議申し立てした結果、01年12月、同審査会が一部を公開するよう求めた。
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