【酒田短大続報】結局日本人学生獲得目指す 2/1

このエントリーをはてなブックマークに追加
1ゴンφ ★
アサヒ・コム マイタウン山形より
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=1871

 酒田市豊里の私立酒田短期大学の貝原秀輝理事長は31日、中国人留学生に頼ったこれまでの運営をやめ、日
本人学生を中心にした学校運営に戻すことを文部科学省の聴取で明らかにした。

 文部科学省の聴取はこの日で4度目。貝原理事長が聴取に出席するのは、今回が初めて。聴取後、報道陣に
「地元の方をはじめ留学生、関係者に迷惑をかけた」と謝罪した。

 そのうえで、仙台入国管理局に在留資格認定証明書の交付を申請している60人の留学希望者の申請は近く取
り消し、留学生の受け入れを中止。今後は日本人学生を中心にした学校に戻す考えを示した。これまで新年度に
入学を希望している日本人学生はいないが、2月中旬に予定している試験まで地元の高校を回るなどして、入学
を呼びかけるという。

 また、国際機関「UMAP(アジア太平洋大学交流機構)」が留学生に支給した約5115万円の奨学一時金
の大半が、留学生に渡っていない問題については、詳しく調査するとした。留学生が首都圏にいるなどして渡せ
ない分は、速やかに返還するという。また、文科省が求めている資料についても、「早急に提出したい」と話し
た。

 また、退任した室鋭三郎元理事の後任に、大阪市の教育関連出版会社長、武田龍二氏をあてる方針を明らかに
した。2月中旬に理事会と卒業生などからなる評議員会を開き、正式に決定する見通しという。武田氏はこの日
の聴取にも出席。聴取後、報道陣に「地元の人を中心にした、地域に愛される学校にしたい」と話した。(2/1)
2