【テクノロジー】水から水素取り出す光触媒開発、効率30倍[1/18]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆MUMUMU4w @むむむφ ★
 二酸化炭素を出さない「人類究極のエネルギー」と言われる水素を安価なシリコンを
用い、従来の30倍の効率で水から取り出せるチップ型の触媒の開発に、関西学研
都市の財団法人「地球環境産業技術研究機構」(RITE、京都府木津町)が世界で
初めて成功した。光に反応して水素を分離させる働きを持つ光触媒で、水素燃料の
自動車やジェット機の実用化に大きく道を開くことになりそうだ。

 これまでの光触媒は主に酸化チタンや酸化鉄などの粉末で、光のエネルギーを
水素エネルギーに変換できる率は0・1%にすぎなかった。しかも酸素と混合して出て
くるため、分離が困難だった。

 これに対し、RITEが開発に成功したのは、シリコン系の半導体とコバルトモリブデン、
鉄ニッケル酸化物などの金属を重ねて厚さ2ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)の
膜状にしたもので、水の中で、光を当てると膜から水素と酸素が分離してできる上、
水素への変換率は従来の30倍にあたる3%にまで向上した。チップ型で、用途に
応じて加工もしやすい。

 現在、水素は天然ガスから作る方法があるが、高コストのためエネルギーとしては
実用化に至っていない。このため、無公害社会を目指してわが国が打ち出した計画
でも、最重要課題に掲げられており、官民あげて研究が進められている。

 経済産業省地球環境対策室の話「安価な材料で3%の変換率を達成したのは意義
深い。産業界で応用され、水素エネルギーの実用化が1日も早く来るよう期待する」

(1月18日15:36)

ソース: http://www.yomiuri.co.jp/04/20020118ic08.htm
リクエスト: http://news.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1003516142/742

フューエルセル(燃料電池)は今自動車メーカー等が死に物狂いで開発しています。
果たして今回のは未来を開く技術となるのか。むむむ。