盗難防止装置で誤作動 心臓ペースメーカーが
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020117KIIASA44510.htm 公共施設や店舗などに設置されている盗難防止装置の電磁波によるとみられる心臓ペースメ
ーカーの誤作動が、国内で初めて起きたことが17日、分かった。
盗難防止装置は目立たないよう設置され、ペースメーカーや植え込み型除細動器などの使用
患者が知らずに近づくことも多いため、厚生労働省は同日出した医薬品・医療用具等安全性情
報で注意を呼び掛けた。
同省によると、東京都内の医療機関に通院する80代の女性がつけているペースメーカーの
プログラムが無効になったのを主治医が3回にわたって発見。調査の結果、女性が利用する図
書館の磁気式盗難防止装置によって同じ状態になることが確認され、昨年5月、同省に報告した。