列車内で手鏡を使って女性のスカートの中をのぞいたとして、
熊本家裁八代支部の男性調査官(36)が懲戒処分を受け、
依願退職していたことが27日までに分かった。
同家裁などによると、調査官は7月16日夕、出張先の同県人吉市から帰宅中にJR普通列車内で、
前列に座っていた女性=当時(19)=のスカートの中を座席の下から手鏡を使ってのぞいた。
女性の通報を受けた県警八代署の事情聴取でのぞきを認めたため、
県迷惑防止条例違反の疑いで書類送検された。
調査官は同月24日に辞職願を提出。同家裁は減給の懲戒処分とした上で受理した。
調査官は略式起訴され、熊本簡裁は罰金5万円の略式命令を出した。
市川頼明同家裁所長は
「裁判所職員としてあってはならない行為で申し訳ない再発防止に全力を尽くしたい」としている。
http://www.sankei.co.jp/html/1227side094.html