愛好者に高齢者が多い囲碁だが、
最近、ほったゆみさん原作で小畑健さんの漫画「ヒカルの碁」(集英社)がヒット。
テレビ放映もされ、子供たちの間で囲碁が注目され始めている。
そんな中、JR鎌倉駅前の「鎌倉囲碁倶楽部」(日本棋院鎌倉中央支部所属、鎌倉市小町)が12月から、
毎週日曜日に子供囲碁教室を始めた。
参加者は、下は幼稚園児から小学生など45人。
同碁会所代表の鷲尾冨士夫5段(71)と所属する高段者5人が講師となり、
基礎的な石の置き方をボードで説明。
実際に子供同士で対局させて、アドバイスしている。
「定石とか難しいことを覚えるより、碁の楽しさを知ってもらいたい」と鷲尾さん。
石を握りしめた小さな手を見て目元が緩む。子供たちも笑い声を上げて楽しそうだ。
同教室に通う逗子市の小学5年生、小嶋隆煕(たかひろ)君(11)は
「マンガで囲碁に興味を持った。半年後にはおじいちゃんと勝負したい」と意気込む。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20011224k0000m040137000c.html