経済産業省は16日、沖縄県で使用されている液化石油ガス(LPG)に
高濃度の無機水銀が含まれていたことが分かったとして、製造元に製品の回収などを指示した。
LPGを使っている消費者には使用時の換気を呼び掛けている。
同省によると、今年10月から12月にかけて、
沖縄県内でガス機器に腐食が生じる事例が3件相次いだ。
製造元の南西石油が調査したところ、同社のLPGから無機水銀が検出された。
燃焼時の濃度は1立方メートル当たり○・○○3−○・○11ミリグラムになる。
燃焼時の許容濃度は1立方メートル当たり○・○25ミリグラムとされ、
同省は「燃焼時にはさらに空気で薄められ、濃度は許容値より相当低い」と説明している。
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