国土交通省は7日、正面衝突を想定した自動車のチャイルドシートの安全性能評価(格付け)を初めて公表した。
今回は延べ41製品を対象に調べた結果、
高い評価を得た製品が14種ある一方で、最も評価の低い「推奨せず」も同数の14種あった。
同省は「格付けで『推奨せず』になった製品も現行の安全基準は満たしており、問題はないが、
購入する際により安全な製品を選択する目安にしてほしい」としている。
格付け結果の詳細は同省のホームページ(http://www.mlit.go.jp)で確認できる。
今回格付けしたのは、市場に出回っているチャイルドシートの5割に当たる、
乳児用(1歳未満)4種、乳幼児兼用16種、幼児用(6歳未満)5種の計25種(兼用製品を考慮すると延べ41種)。
試験用車両に取り付けて衝突試験を行い、子供の頭部や胸部にかかる衝撃などを測定、
「優」「良」「普通」「推奨せず」の4段階に評価した。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20011207CCCI147707.html