六日午後四時半ごろ、秋田市の秋田港内で、
貨物船が立ち往生していると、秋田海上保安部に連絡があった。
調べでは、貨物船は北朝鮮の「KO SAN JIN」(三八九トン、十六人乗り組み)で、
ハタハタを積んでいた。港内を航行中に浅瀬を示すブイに気付かず座礁したらしい。
同保安部が六日夕、タグボートで救助作業をしたが、
貨物船の柱が破損したため中止した。七日朝から作業を再開する。
貨物船は今月二日、秋田名物のハタハタを運搬するため北朝鮮の興南を出港し、
五日午前、秋田港に入港していた。乗組員にけがはなく、沈没の恐れもないという。
乗組員は貨物船内にとどまっている。
http://www.sankei.co.jp/html/1206side126.html