http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=IWT&PG=STORY&NGID=AGEN&NWID=A4460400 「ゆいレール」が試運転 沖縄で戦後初の軌道交通
沖縄県や民間企業などが出資する第3セクターの「沖縄都市モノレール」(那覇市)は
4日から、那覇空港−小禄間の約2・7キロで、2003年12月の開業を目指す通称
「ゆいレール」の車両の試験運転を始めた。
レールをまたぐ跨座(こざ)式のゆいレールは、鉄道のない沖縄県で、戦後初の軌道系
陸上交通。2両編成で那覇空港と首里城近くまでを約27分で結び、初乗り運賃は260円に
設定される見込み。
午前10時半ごろ、グレーを基調に赤いラインを下部に引いたアルミ製の車両1両が
ゆっくりと那覇空港駅を出発した。平均時速約15キロで、小禄駅間を2往復し、途中の駅で
10分間停車しながら走行状態を確認。来年1月下旬までに、車両を走らせながら
自動列車制御装置(ATC)や騒音、駅安全設備などの試験を実施する。