岐阜県知事「首都機能移転うやむやなら国会に補償要求を」

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1まさとφ ★
首都機能移転:「うやむやなら国会に補償要求を」梶原知事

石原慎太郎東京都知事が「巨大なプロジェクトを何のためにやるのか」などと批判している首都機能移転問題について、
梶原拓岐阜県知事は28日、衆院国会等移転特別委で
「うやむやに決着したら、国会に補償を要求したい」と、クギを刺した。
衆参両院に特別委が設置されて10年。
国民的盛り上がりを欠いたまま反対論がクローズアップされることにいら立ちが噴出した形だ。

梶原知事は移転先3候補地の一つ「岐阜・愛知」を代表し、参考人として意見陳述。
「国のため協力してきたが『候補地を絞っても、東京との比較で明確な結論が出ない。
うやむやにする手もある』という話を聞いた。
結論を先延ばしするのは国会の自殺行為だ」と強調した。

首都機能移転は来年5月をメドに「栃木・福島」、
「三重・畿央」と合わせた3地域の中から絞り込むことになっているが、
石原知事が21日の同委で移転論を批判するなど、首都圏の知事に反対論が強まっているほか、
所管する扇千景国土交通相も見直し発言をしたことがある。

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20011129k0000m040059000c.html