真剣十代さいばん所

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1まさとφ ★
ティーンコート:非行からの更生を同世代が模索 山梨で発足へ

非行少年の更生方法を同世代で模索する米国の「ティーンコート」を国内で導入する計画が、
山梨学院大法学部・山口直也助教授(少年法)の研究グループを中心に進んでいる。
甲府市で来夏、「ティーンコートやまなし(仮称)」を発足させ、
現行少年法下で実際に非行少年の受け入れを目指す。
少年司法の在り方に一石を投じそうだ。

米国のティーンコートは、比較的軽い犯罪や交通違反などで罪を認めた少年を対象に実施。
司法前処理・教育プログラムという位置付けで、18歳以下の少年が陪審員や調査官になり、
社会奉仕命令や反省文提出などの更生法を決める。
現在、全米約40州で運営されている。

山梨学院大によると、国内では、家裁送致前や在宅試験観察など、
「司法前」「中間処分」にある少年を対象とし、自発的な参加に限定。
家裁や学校との橋渡し役となるコーディネーターら成人のボランティアが少年の法廷運営を補助する。
加害者と、被害者・地域社会との関係回復も期待できるという。

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20011124k0000e040051000c.html