親と子の乖離。「躾」か「虐待」か……。
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http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=FKY&PG=STORY&NGID=AMAN&NWID=A0050310 厳しい「しつけ」が非行へ 日弁連が大規模調査
親が幼少時に厳しくしつけたつもりでも、子どもがそれを「虐待」と受け止めると、
金を脅し取ったり激しい暴行に走るなど非行を繰り返す傾向が強いことが3日、
罪を犯した少年や保護者、弁護士ら計約2000人を対象にした日弁連の調査で
分かった。こうした親子の認識のずれがあったケースでは、成長してから「問題行動」を
繰り返した少年が約75%に達した。日弁連は奈良市で8日に開かれる日弁連人権擁護大会の
シンポジウムで調査結果を発表する。シンポ実行委員長の斎藤義房弁護士は
「愛情をかけたと親が思っても、子どもが納得しなければ親の独り善がりになる」
と指摘しており、非行の背景の一つとして親子の認識のずれを浮かび上がらせた
大規模な調査は注目を集めそうだ