看護婦をすり替え偽証、甲府の妊婦死亡事故訴訟

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1まさとφ ★
甲府市の産婦人科医院で妊婦が出産後に死亡した医療事故の訴訟で、
診療に立ち会わなかった看護婦(38)が1999年3月、証人として出廷し、
医院側に有利な証言をしていたことが27日わかった。
遺族側は、同医院の院長(60)と、看護婦を週明けにも偽証罪で甲府地検に告発する方針。

訴えによると、山梨県の女性(当時32歳)が出産間近の97年3月、吐き気や発熱を訴え、
同医院で診察を受けたが、生まれた男児は間もなく死亡。
女性は出血が続き、約2時間後に病院に運ばれたが、翌日、体内の血液が固まり、
循環不全を起こす播種(はしゅ)性血管内凝固症候群で死亡した。

夫らは98年4月、「大量出血があったのに、適切な治療をしなかった」として、
院長を相手取り、約9100万円の損害賠償を求めて甲府地裁に提訴した。

病院に搬送された際のヘモグロビンの数値から、
原告側は出血量を約1600ccと主張したが、
99年3月、医院側の証人申請を受けて出廷した看護婦は
「(正常分べんの出血量の)500cc以内」、
「(女性に)気分はどうかと聞いたが、大丈夫という感じで答えた」と証言した。

その後、他の看護婦の話などからこの看護婦は当日、
診療に立ち会っていなかったことが判明。
立ち会った看護婦は提訴前に辞めており、
医院側が不利な証言をされないように、別の看護婦を証人に立てたとみられる。

別の看護婦に証言させたことについて、
院長は家族を通じ、「コメントは控えたい」と話している。

http://www.yomiuri.co.jp/04/20011027ic11.htm
22:01/10/28 05:28 ID:WtNyzGDM
2ゲット
33:01/10/28 05:29 ID:w+HNK0Yx
3
4まさとφ ★:01/10/28 05:31 ID:???
医療事故訴訟:偽証を否定する書面提出 産婦人科医院側

甲府市の産婦人科医院で妊婦が死亡した医療事故訴訟で、
診療に立ち会っていない看護婦(38)を証人出廷させた院長(60)側が今年6月、
証人のすり替えがあったのではないかとの遺族側の指摘に、
看護婦の手書きで「自分が体験したことを述べました」と
全面否定する書面を提出していたことが27日、分かった。
虚偽証言が発覚しそうになっても、
あくまで隠し通そうとした医療機関の悪質な姿勢が明らかになった。【医療問題取材班】)

看護婦は99年3月、遺族から訴えられた院長側の証人として甲府地裁に出廷し、
97年3月に医院で死産した後、転院先の大学病院で死亡した女性(当時32歳)を
院長が診察した様子を詳細に証言した。
しかし、事故当日、医院に駆けつけた女性の肉親の一人が
法廷で証人尋問を傍聴した後、遺族側の弁護士に
「当日いた看護婦と証人の印象が全然違う」と訴えた。

弁護士が調べたところ、実際には別の看護婦が診療に立ち会っていた疑いが強まり、
今年5月、医院に勤める看護婦の名前や住所、勤務表を
明らかにするよう院長側に文書で求めた。

院長側の弁護士は6月、書面で
「印象が異なるとのことで、回答を求められるのは遺憾」として、
「看護婦の名前や勤務表はプライバシーの問題があり、回答は困難」と提出を拒否した。
そのうえで弁護士が、出廷した看護婦本人から
直接事情を聴いた内容を文書で回答した。

回答書には「証言した時、自分が体験したことを述べたか」という弁護人の質問に、
看護婦が自筆で「はい自分が体験したことを述べました」と記述していた。
さらに「体験したことを代わって証言したように
疑っている人がいるので再度尋ねるが」との問いにも
「自分が体験したことを証言しました」と書き、署名と押印があった。

遺族側は7月にも「(看護婦の証言を証拠採用することは)裁判を誤らせ、
著しく正義に反する」として、
勤務表などの文書提出命令を裁判所に申し立てた。
これに対しても院長側は8月、書面で
「現在、保管していないので提出できない」と回答していた。

山梨県医師会の幹部は27日、産婦人科医院の院長が
診療に立ち会っていない看護婦を法廷で証言させていた事実を
大筋で認めていることを明らかにした。

この幹部によると、報道で証人にすり替わった看護婦が
虚偽証言をしていたことを知った幹部が院長から電話で事情を聴いた際、
院長は「診療に立ち会った看護婦が辞めてしまったので、
やむを得ず、(当日)短い時間だけ病院にいた看護婦を
代わりに(法廷に)出した」と話していたという。

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20011028k0000m040101000c.html
5名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/28 11:00 ID:QAErKVta
誰もレスつけてないけど、個人的に面白いので一回上げます。
病院側の偽証を弁護士が暴くという、どこぞのドラマのような展開に萌え。
6名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/28 11:42 ID:3Lqp1OU2
どこの病院だろう?10月になってから和解しようとしているらしいぞ。
詳しい情報がほしいので、ちょっとあげてみる。
7奈々資産:01/10/28 11:54 ID:n8d3OJZd
 とんでもない病院と看護婦だが
損害賠償9100万円を求めるの高すぎないか?
8名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/28 11:59 ID:QAErKVta
>>7
医療事故は1-2億が相場では?
こんなもんでしょ。
9ステファンソンφ ★:01/10/31 11:36 ID:???
続報:http://www.asahi.com/national/update/1031/007.html
替え玉証言疑惑の看護婦と院長を告発 妊婦死亡訴訟

 甲府市内の産婦人科医院で山梨県内の妊婦(当時32)が出産後、死亡した医療事故訴訟で、
被告の院長(60)が出産にかかわった看護婦とは別の看護婦(38)に法廷で証言させた疑惑を巡
り、原告の夫(50)は31日、院長と証言した看護婦を偽証の疑いで甲府地検に告発した。地検は
これを受理した。

 告発状などによると院長は、妊婦が97年3月に同医院で男児(直後に死亡)を出産後、播種(は
しゅ)性血管内凝固症候群で死亡したことを巡り夫らが院長を相手取って約9100万円の損害賠
償を請求している訴訟で、99年3月の口頭弁論で出産にかかわっていなかった看護婦に証人と
して出廷するよう指示したとされる。

 看護婦は「出産時の出血量は(正常範囲の)450ccだった」などと院長に有利なように、出産当
時の様子を証言した。原告側は、この看護婦が出産に立ち会ったとする看護記録などを医院側が
偽造した疑いもあるとしている。

 記者会見した原告側代理人の弁護士は告発した理由について、「医院側の『臭い物にはふたを
しよう』という姿勢が明らかになった。真相を明らかにするには告発しかなかった」と述べた。同席
した夫らも「生命を度外視して偽証してまでも何を隠さなければならないのか、知りたい」と話した。
(10:48)
10名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/31 14:21 ID:PGMGltQV
age
11名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/31 14:33 ID:YutDY+Te
>>5
どうせサスペンスドラマみたいな話なんで、妄想膨らませて・・・
当日その場にいたのは、無資格看護婦か看護学生で、
だから病院側はシフト表を出せない、というストーリーはどうでしょう?
ちなみに私の友人が事務で勤めてた病院は、無資格の看護婦が注射もやってたらしい。
12名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/31 15:15 ID:8jMEsALu
医療事故で人殺しか。億単位の賠償でいいんじゃない。
13名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/31 16:48 ID:yJK76eOi
ホントに立ち会ってた看護婦が
恐ろしく口も頭も軽いヤツで
あること無いことペラペラしゃべっちゃうのが怖かったとみた。
現に「私がいた。あの人はいなかった」ってばらしちゃったわけでしょ。
14現地人(現在千葉在住)
あーあ、山梨って・・・
閉鎖的な地域だから、もっと晒してくれや