【必見】 ザ・うなぐ 【一頁目】

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68うなぎちゃんのブログ最新記事12/31文
【厳重】コンビニ戒厳令、おでん禁止条例の巻【警戒】 
    分類ジャンル/サバイバル

――さてさて、おでんの季節である。
毎年この時期になると小便匂い漂うコンビニオデンが恋しくなります、みなさんも?
小便臭いといえば、邦画『たどんとちくわ』の中で売れない作家のサナダ広之が、
屋台のおでん屋で「チクワはない」と言われ、怒って仕返しに「ほーれほれほれ、
ほれ見んさいっ!」とおでんの中に小便ぶちまけて、屋台のオヤジに追い込みかけられる
シーンが印象的で、やはり日本人だなと思う。
そんなわけで、毎年冬になると、外出中に喉の渇望を覚えたり、
あるいは、はたまた家にいて不意にガス、電気、暖房等のライフラインが止められた折、
暖をとる目的でよくコンビニに行き、おでんの汁を飲ませてもらっている。
いや、いた。去年までの話だが・・・?
今年はそれがダメである。いや、コンビニがダメである、非常に貧しくケチになっている。
不況のアオリカ、今までだったら何も買わなくても「味見してやるわ」といえば簡単に飲ませてくれたのに
今年は「困ります」の一点ばり。
頭来たから、なぜだかレジ脇、カウンターの上に置いてあった誰かのメガネケースを
ひっつかんで、おでん桶めがけてポチョムッ! 
しぶきが爆ぜて、近くにいた店員と犬を連れた女客がアチチチチチチチチーーーィ!
ざまーみろ。
しかし、これは困った、困った事態。
そこで比較的私に理解が深い友人のUMA研究科/古本好事家コレクターのマット金子に
相談したところ「そんな片意地はらな、素直におでん買えばよかじゃーん?」と。
パカヤロ!ソンナ卑しいマネができっか、コノヤロ。
貴様は貴様で私のことがちーとも理解できておらない。何年間のつきあいかよ!
そんなねー、おでんなんてねー、卑しい庶民の食べ物、わざわざお金出して買えるかぁー、くわぁ!
私は私でしっかりとおでんのお汁だけが独立して飲ませてもらいたいだけなのである。ハァ〜ァ。
しかし結局おでん汁は飲ませてもらえず空しいヒビ、ああ心が寒いね、切ないね。