ざ・どすペXI

53 ：春日姉妹物語　末妹アヤの場合：2007/08/26(日) 20:39:46 ID:???0
春日妹アヤはリアルでもネットでも誰からもまったく相手にされず
鬱勃たる日々に埋没していた。
16歳の秋に友達を求めてはじめて２ちゃんねるにアクセスしたが
どこへ行っても完全スルー、
返ってくるレスはことごとく「きちがい」「誌ね」「ガキ」「あぼーん」
それでも必死の思いでこの板にたどりつき
ここちゅうの明石やサンタスレに投稿したり
亀甲師団長のおやすみ僕のゆうこりんスレに毎晩参内し
腰を低くして亀甲に挨拶すれどもすれども
ここでも完全に無視される。
あげくにようやく自力でセブンに立てた自スレは
意地悪な住人達の申請によって14レスあまりで削除され、
全人類の撲滅を誓う前にこの板を全滅させてやると深く心に誓う。
そんな中で「最後にレスした者が勝ちスレ」で
唯一アヤに話しかけ優しくしてくれたのが、とすげその人だった。
アヤは思った。地獄の２ちゃんねるにもこんないい人がいるんだ。
そうである。そうなんである。
とすげの深い愛が全人類を救い、この板を救った。
あの時、もしとすげがアヤに真心レスを返してやらなかったら
アヤは悪魔に転じ、どういう手段を使っても
このセブンを壊滅させ荒らしに荒し、板ごと閉鎖に追い込むようなベクトルの
努力を詩にもの狂いでつづけていただろう。
そして今頃セブンは地上に存在しなかっただろう。