境界性人格障害
自分が人から見捨てられるのではないかという強い不安を持っています。人からの完全な愛を求めます。そのため、いろいろな方法を使って、周囲の人を操ろうとします。
たくましい男性が腕力を使うこともありますし、女性が女の武器を使うこともあります。自分の味方を作るためにウソをついて、他人を仲たがいさせることもあります。
この人たちは、上手く行っているときはなかなか魅力的で、知能も高い人もいるので、学校や職場に入ってくることもあります。
しかし、集団の中ではその人が元で様々な問題が起きてしまうトラブルメイカーになるでしょう。
また、感情が激しく、爆発的な怒りを抑えることができません。極端なわがままを言うこともあります。
この人達は親に暴力をふるったり、親の財産を勝手に処分することなどがあり、親が雲隠れしている例などもあります。かつてある殺人者が境界例性格障害の診断を受けましたが、善悪の判断はついたということで、有罪判決を受けました。