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16私事ですが名無しです
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1164206127/
中国共産党の「反日・愛国教育」で若者が「天安門事件は政府が正しい」といい出した
                              -日中問題研究家 石平-
---前略---
「おじさんのお金は日本人からもらった給料だろう。そんなお金はいらない!」
 まさか身内の人間からそんな言葉を浴びせられるとは思いも寄らなかった。
甥は純真で真面目な子だったので昔からかわいがってきたし、彼もよくなついていた。
それなのに、当時の大学生の一か月分の生活費を、
「日本人の汚い金だ」とためらいもなく振り払ったのだ。
 私はその何年か前から、中国に帰るたびに、社会の空気の変化に気づいてはいた。
中国の友人や知り合いに、日本で仕事していることを伝えると、
「あんな陰湿な社会にいたら酷い目に遭っているに違いない」と決めつけられ、同情される。

---中略---
今も日本の侵略を防いでいるのは共産党の指導のおかげだ。
おじさんは歴史を知らないのか!」 こうなると叔父も甥もない。

「じゃあ聞くが、今から11年前に北京で起きた6・4事件(天安門事件)、あれも中国の歴史だが、君はどう思う」
「なんですか6・4事件って。あ、あれのことか。はっきり言いますが、
おじさんたちのやったことは間違いです。党と政府の措置は正しかった」 さすがに堪忍袋の緒が切れた。
「丸腰の学生たちを虐殺して、いったいどこが正しかったんだ!政府が罪のない人を銃殺するのは正しいというのか」

 しかし、甥は譲らない。
「おじさんたちは、外国勢力の陰謀の道具に使われただけだ。鎮圧しなければ、中国は外国勢力の支配下に入って
しまうじゃないか」 私は怒り心頭に発し、あやうく平手打ちを食らわせそうになったが、かろうじて理性で抑え込んだ。

すると甥は、
「殺人といえば、日本人こそ殺人者じゃないか。南京大虐殺をやり、
何千万人の中国人を殺した。おじさんは忘れてもぼくは忘れませんよ」 
そういい捨てると、甥は部屋から出て行った。これが今でも鮮明に記憶に残っている甥との対話の一部始終である。

>>2以降に続く  ソース:SAPIO 12月13日号 PP103-105 記者が誌面からテキスト化。