かかってこいよ
/ ̄`Y  ̄ヽ、
/ / / / l | | lヽヽ
┏┓ ┏━━┓ / / // ⌒ ⌒ヽ
┏┛┗┓┃ ━ ┃ | | |/ (●) (●)
┣ ━┫┃┏┓┃┏━(S|| | ⌒ ・ィ ヽ.━━┓┏┳┳┓
┗┓┏┛┗┛┃┃┗━ | || | ト-=-ァ ノ━━┛┗╋┛┃
┗┛ ┗┛ .| || | |-r 、/ /|| ┗━┛
__ | || | \_`ニ'_/| ||_
`ー⊂`) ̄ ̄ノノノノ´ \_/ `ノ从  ̄`)つ
 ̄`ー( (ヽ)) ヽノヽ))´ ̄ ,,;f::::::::::::::::::::::ヽ
| ,,ノ ノ i::::::::/'" ̄ ̄ヾi
/ / |:::::::| ⌒ ⌒|
/ー- -一< |r-==(●);(●) |
<_ _,r-、\. ( ヽ ::..__) }
`\ー'"ヽ |'´ ⊂二二\._ ー= ; 二⊃
> ) | / `'ー(Ω)イ´
/`ー/ ,イ (⌒'-| ,!
/ / |`ー/ `ー( ヽ つ
三 ( < | / ノ`> ノ(:::):::)
`ー'' ノ <_ 三 レ'レ'
`ー-''
,;f::::::::::::::::::::::T
i:::/'" ̄ ̄ヾ:::i
|/ ,,,,_ ,,,,,,_ヾ|
|=(へ)=(へ)=| おっ立ったなぁ〜
{ :::(__..:: |
', ー=ー ',
i"./ ヽ___ / ',ヽ
ヽi iノ
', ∩ /
ヽ (. ) /
', i! /
(___/ \___)
,;f::::::::::::::::::::::::::ヽ )
i/'" ̄ ̄ヾ:::::::::::i ________
|,,,,_ ,,,,,,_ |::::::::| /
(へ);(へ)==r─、| < やっぱZスレは興奮するな〜
.{ (__..:: / ノ′ |
i ==一 ノ \________
!___/_>、,,..- 、
rー―__―.' .-'' 々i
! メ  ̄`. ´  ̄` .ノ
.'- .ィ :# (;,.人u.).「 , '
. | :。:: |;; :| ! i ニョキニョキッ
ノ # .|;; ;;l. ヽ、
, ' .ミ.:|;; | ::l;彡' ヽ
.{ _.ト、 ミ::|; ;; ;;;lミ# ,イ .}
'、 >.ト. ( _ ,) _,,) イノ .ノ
' .,,_ ___ ノ-^-`、 ___.... - '
,.,.,.,.,.,.,.,..,.,.
,;f::::::::::::::::::::::T
i:::/'" ̄ ̄ヾ:::i
|/ ,,,,_ ,,,,,,_ヾ|
|=(へ)=(へ)=|
{ :::(__..:: |
. ', ー=ー ', グフィッ
ヽ___ /
/ /⌒ヽ
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|_|_/ / |
(つ⊂__/ |
| | |___/
(_(__)
「テルミチシス テルミチ」
_____
/ \
/ ',
___ ___ l _,_ l ___
/ \ ./ \ _| 二二 (八) 二二 |_.. / \
. / ', / ', r'_________ゝ / ',
lニニ(穴)ニニl. lニニ(穴)ニニl ⊥||ノレ、_コ t'__.、r、||⊥ lニニ(Z)ニニl
ヶrr‐__ ―‐__‐rrr` ヶrr‐ __―‐__―rrr` |に||`, ̄o  ̄o,"||う.| ーrr‐,,,,_―‐,,,,_‐ rr‐`
lr|| (_・ _・) |hl r‐|| (__・ __・) ||‐、 .|.じ||  ̄ |.|  ̄ ||ンノ |=(0...)=(0...)=|
{f||@ /__ヽ@||l} {G|| __/ ヽ___ .||ヨ.} `ァ||'ー r_l 、 ‐'||t′ { :::(__..:: |
. l`lヾ==‐7.l´|. `-||{ r-`ニ´-ッ }||‐′ l || ー―――一 || |. ', ー=ー ', < うわー 今日も一段ともりあがっとるなー
| ヾ ニニノ/ | .>ヽ.ニニン,< | /l === l\| ヽ___ /_
_W、,|ヽ二/|,W_... -''´|| l`ヽニ-'´..` -‐ '' "|| ├―――‐┤ ||`'' ‐- .._'"´|| `i-ニ‐i´ ||`'' ‐-
 ̄ || ト---‐|/ || |、r‐ ''"´ || || || || ` '' ‐- .._ | ||
...φ(´ー`)c⌒っ カキコカキコ・・・
なだつやんらだくとんほ
私たちは物質界の気分です!
,.,.,.,.,.,.,.,..,.,.
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i:::/'" ̄ ̄ヾ:::i
|/ ノ.. .⌒_ヾ|
|=(三)=(三)=|
{ 、/( ,_、)ヽ |
. ', .,ィェエヲ ',
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〔ノ二二,___ __,二二ヽ〕
|:::::::::::::::::::::::::::ヽ ゜ ゜ /::::::::::::::::::::::::::/
〉::::::::: :::::::::::::〉 ・ 〈:::::::::::::: ::::::::〈 バッ
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〔:::::::::::::::::::::/ ノ~ヽ ヽ::::::::::::::::::|
ヽ:::::::::::::::::/ /::::::::::::\ ):::::::::::::::::::ゝ
ノ:::::::::::::::::::| |_〜─〜-| |〜〜〜/
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,;f::::::::::::::::::::::::::ヽ
i/'' ̄ ̄ヾ:::::::::::i
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{ (__..:: / ノ′ うわー
. ', ==一 ノ 今日も盛り上がってるなぁ 〜
!___/_>、,,..- 、
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|=(三)=(三)=|
{ 、/( ,_、)ヽ |
. ', .,ィェエヲ ',
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〔ノ二二,___ __,二二ヽ〕
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〉::::::::: :::::::::::::〉 ・ 〈:::::::::::::: ::::::::〈 バッ
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〔:::::::::::::::::::::/ ノ~ヽ ヽ::::::::::::::::::|
ヽ:::::::::::::::::/ /::::::::::::\ ):::::::::::::::::::ゝ
ノ:::::::::::::::::::| |_〜─〜-| |〜〜〜/
グフィッ
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i:::/'" ̄ ̄ ̄ヾ:::i
|/ ,,,,_ ,,,,,, ヾ|
| =(三)=(三)= |
|┌ :::__)..: ┐|
| \___/ |
\ \|/ / =ャ=ャ
ひ〜ん
ドピュッ
`ー-、 | |―、ヽ、 \ ピュッ
19 :
私事ですが名無しです:2006/11/19(日) 21:07:55 ID:6JAT4Mrk BE:575208094-2BP(143)
カタワにしてやるのさ〜
∧_∧
( ´ー`)=つ≡つ
(っ ≡つ=つ
/ ) ババババ
( / ̄∪
20
21
,.,.,.,.,.,.,.,.,__
,,;f::::::::::::::::::::::ヽ
i::::::::/'" ̄ ̄ヾi
|:::::::| ,,,,,, ,,,,,,| 健常者ども〜
|r-==(三);(三)
( ヽ ::..__) } ひぃひぃ〜言わせてやるさ〜
ヽ.. ー== ;
\___ !
(っ っ)
/ 三つニつ゛ ドゥクドゥーン!!
(/ ̄∪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ ひ〜ん! / \ ひ〜ん!! /
\ / \ ∞
l|||||||||||||| ∩,,∩ ∩,,∩ ∩,,∩ ミ∩ハ∩彡
(, )(,, ) ,,)( )( )
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「リュウ、あなた変な人よ、可哀想な人だわ、目を閉じても浮かんでくるいろんな事を見ようってしてるんじゃないの?
うまく言えないけど本当に心からさ楽しんでたら、その最中に何かを捜したり考えたりしないはずよ、違う?
あなた何かを見よう見ようってしてるのよ、まるで記録しておいて後でその研究する学者みたいにさあ。
小さな子供みたいに。
実際子供なんだわ、子供の時は何でも見ようってするでしょ?
赤ちゃんは知らない人の目をじっと見て泣き出したり笑ったりするけど、
今他人の目なんかじっと見たりしてごらんなさいよ、あっという間に気が狂うわ。
やって見なよ、通り歩いてる人の目じっと見てごらんなさいよ、すぐ気が変になるわよ、
リュウ、ねえ、赤ちゃんみたいに物を見ちゃだめよ」
小さなものを見つめていると、生きていてもいいと思う。
雨のしずく……濡れてちぢんだ革の手袋……
大きすぎるものを眺めていると、死んでしまいたくなる。
国会議事堂だとか、世界地図だとか……
32 :
私事ですが名無しです:2006/11/25(土) 10:26:57 ID:Llue3f7o
●差別用語のクソ知識●
,.,.,.,.,.,.,.,..,.,.
,;f::::::::::::::::::::::T
i:::/'" ̄ ̄ヾ:::i “短小野郎”は差別用語さ〜
|/ ,,,,_ ,,,,,,_ヾ| 正しくは
|=(へ)=(へ)=| 「おちんぽが物足りない方」
{ :::(__..:: | でオケ〜v
. ', ー=ー ',
ヽ___ /
_∬_(つ日_と)__ いや〜、ためになるな〜
Zzzz / \旦 \
_,,..,,,.<※ ※ \________ヽ.
/ ,' 3 ヽ※ ※/※ ※ ※ ※ ※∧
l ⊃ _ヽ※/ ※ ※ ※ ※ ハ
`'ー---‐'' ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
33
「おちんぽ」言うな!
|.,.,.,.,.,.,.,..
|:::::::::::::::ヽ
| ̄ヾ:::::::::::i
|,,,,,_ |::::::::;|
|;(《・》)r─、| ; ・・・・・・・
|__.. ((:: /ノ′;
|'ュy)) ノ ;;
|─;' /_>、,, ;
┏━━━━━━━━┓
┃ はい .|> いいえ ┃━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗━━━━━━━━┛. ┃
┃ゼットタケさんが部屋から出て なかまになりたそうに. ┃
┃こっちを見ている! ┃
┃ . . ┃
┃なかまに いれますか? . . ┃
┃ . . ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
Z
37 :
私事ですが名無しです:2006/11/26(日) 09:04:31 ID:blWjFJl/ BE:29224447-2BP(6)
全文公開だよー。
---------------------------------------------------------
こちらはピアニスト兼作曲家の野田憲太郎と申します。
以下のURLについて、どういうことなのかお知らせ願いたいですね。
無断転載。
さっきから、ずっと管理ユーザーが
私の許可なくSNSを覗きにきております
足あとから、わかりました。
その中にはアクセスできないようにして
自分から覗いているのが複数人います
これは、なぜですか?
あと、このURLも面白かったです
788 Name: 名無しの愉しみ [sage] Date: 2006/11/24(金) 15:34:15 ID: ??? Be:
じゃ、応用編いってみようか。
これは三体合体バージョンだ。次の差分とか前の差分とかクリックしてみるとわかる
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85:Miya&diff=2596308&oldid=8855020 KN
あと、KMTが自分のMIXIは閲覧不可にしておいて,私のページは深夜にちゃっかり見に来ておりましたし
それとOkcは「率直なところ、SNSの野田様のページは拝見しておりません。」というコメントを
コメント依頼ページに書いていましたが、足あとから覗いていることが解りました。
あなたがたは、うそつきですので、うそつきに投稿ブロックを受けてもちっとも怖くありません。
さようなら。
お問い合わせは
http://ja.wikipedia.org
Z
これまで述べてきましたように、中国をめぐる対立から日米戦争になるとの想定をもつ
国防方針は、一九ニ三年に策定されています。実は、これとほぼ時期を同じくする二四
年、アメリカにおいても対日作戦計画であるオレンジ・プランが、正式な作戦計画として
大統領の承認を受け、採択されています。もちろんアメリカにおいても、日本だけを対象
としたプランが作成されていたわけではなく、イギリスやドイツを対象としたプランも同
時に立てられていました。オレンジ・プランという名称は、大統領の諮問機関である陸海
軍統合会議が、アメリカをブルー、日本をオレンジ、イギリスをレッド、ドイツをブラッ
クなどと、色で示したことからつけられたものです。
しかし、興味深いのは、太平洋戦争勃発までに作成されたすべてのオレンジ・プランに
共通していた構想として、@第一段階は、日本による攻勢的攻撃の過程、A第二段階は、
アメリカがさまざまな方法で日本近海に迫ってゆく過程、B第三段階は、大陸によって生
存しようとする日本の力を、空と海からのアメリカの力で封鎖し、包囲して降伏させる過
程、としてとらえられていたことです。日本側がニ三年に改定した国防方針とも、呼応す
るものになっていることも、注目されるでしょう。
ここまで読んできますと、日本はどうやら第一次世界大戦から経済封鎖や総力戦という
概念を学んだ結果、ニ〇年代の早くから、アメリカを主たる仮想敵国として、長期にわた
る総力戦に耐えなければならないとの構想を抱いていたのかと思われたかもしれません。
中国をめぐる問題から日米戦争にいたるという構図は、実際に日中戦争から太平洋戦争へ
と戦争が拡大していった、あの長い過程とちょうど符合しているようにみえるからです。
しかし、ニ〇年代というのは、パリ講和会議、ワシントン会議を経て軍縮の機運が高ま
り、さまざまなデモクラシー状況が進展していた時期であり、また、現実には日米の経済
関係が非常に良好な発展をとげていた時期でもあります。ですから、陸海軍の次なる戦争
に対する発想が、長期にわたる総力戦を単に要請するものであったとは考えられません。
将来予想される、長い戦争に勝利するための自給自足体制の確立をうったえるだけでは、
国民の支持を獲得していくのは難しかったでしょう。
大切なことは、ニ〇年代から満州事変へ向かう時期における、具体的な戦争の方法につ
いての構想が、かえって、短期決戦を望むものになっていったことでした。事実、国防方
針の第二次改定では、第一次改定のときにみられた、長期の総力戦に対応するとの構想は
後退していました。次の戦争が総力戦になることは避けられないにしろ、第一次世界大戦
ほど長くかかることはないのではないか、ある変数を調整してうまくやれば、大戦の長期
化も避けることができたはずだし、今後はその教訓を活かして、長期化を避けるべきなの
ではないかとの発想です。
総力戦の時代ではあるが、うまくやれば速戦即決にもちこめる、大丈夫、戦争は資源の
ない日本でもできるのだ、という論法は、実は、当時の国際協調によってもたらされた軍
縮・軍備整理の思想ともうまく共存しうるものでした。軍縮は、軍の効率化に底の部分で
つながっているからです。また、長い戦争はもうこりごりだという感覚は、世界にみなぎ
っていたはずでした。
たとえばこの時期、欧米で有力となった陸軍の軍隊組織についての理論には、次の二つ
のパターンがありました。@長期戦のための予備兵招集や原材料・資財の準備をおこなう
時間をかせぐために、敵からの第一波の攻撃をうまく吸収できるような、小規模だけれど
も近代化された常備軍をもつ、A敵が防衛線を準備する前に決定的な打撃を与えるため
に、完成され近代化された多数の予備兵を保有しておく、というものです。ただ、どちら
も長期戦を避けるという考えで発想されているという点では同じものでした。
欧米での構想と日本のそれは異なる部分もありますが、@は宇垣一成に代表される軍近
代化構想と近く、Aは上原勇作などに代表される、現役多数師団保有構想に近いといえる
でしょう。@は戦力の質を向上させて短期決戦を図り、Aは戦力の量による短期決戦をめ
ざしたものであり、従来は対立ばかりが強調されてきましたが、実は、ともに短期決戦を
めざしている点では同じだったとみることもできます。
第一次世界大戦があれほど長期戦になったのには理由があって、本来はもっと早く終わ
らせることもできたという観点からなされる、同時代の証言もみておきましょう。穂積陣
重と歌子の息子で、東京帝大法学部教授であった重遠は、大戦勃発時にイギリスに在外研
究中であり、大戦中のイギリス国内の対応を詳細にその日記に記していました。一九一四
(大正三)年十一月二十四日、ロンドンの日本人会での講演において、のちの満州事変のと
きに参謀次長となる二宮治重が次のように述べているのを、穂積は書きとっています。
英国が平生の準備を欠きたる上に、動員出兵に立ち遅れたるは甚だ不手際にて、さも
なくば戦局は大いに変化し、あるいは戦争は起こらざりしやも知れず。
(『欧米留学日記』)
二宮はここで、敵からの第一波の攻撃をうまく吸収できるような小規模な近代化された
常備軍をイギリス軍がもたず、望ましい陸軍動員をイギリスが実行できなかったために、
一四年九月のマルヌの会戦を契機とする西部戦線の膠着が始まったのだ、との非難をイギ
リスに向けていたのでした。
これまで、戦後に生じた短期決戦論について、陸軍を中心にみてきましたので、次に海
軍についてみてみましょう。斎藤実文書には、ロンドン海軍軍縮会議が開会された一九三
〇(昭和五)年一月の日付のある「軍縮所見」という文書があります。これは、海軍の長老
山本権兵衛、牧野伸顕内大臣、一木喜徳郎宮内大臣、国務大臣、枢密顧問官などが首相官
邸に会合した場合に、最新の情勢に基づいた軍縮問題を、加藤寛治海軍軍令部長などが説
明するための資料として作成されたものです。文書は、@補助艦七割の由来、A米国海軍
政策、B帝国主張の三要点、C諸言、という構成で書かれていますが、注目すべきはAで
す。この史料は、あくまで加藤の観点に基づいて書かれていますが、米国海軍が大戦で学
んだことについて、まず、次のようにまとめています。
――アメリカが大戦によって学んだ最大の教訓の一つは、速戦即決の必要である。積極
的攻勢に出なければ、戦争は長引く。その結果どちらが勝利しても共倒れになる。速戦即
決は決戦に限る。大戦が長くなってしまったのは、英国大艦隊の安全第一主義のためであ
った。過度の自重と無策とが主因の一であるから、アメリカ海軍としては、いかにして劣
勢艦隊に決戦を強いるべきかを専心研究せねばならない――。
加藤の言葉でアメリカの方針が語られると、アメリカの方針は本当にそのようなもので
あったのか、真偽が疑わしく思えますが、オレンジ・プランを詳細に分析した軍事史家ミ
ラーの War Plan Orange によれば、アメリカ海軍のなかには、アメリカの国富が戦争を
果てしなく続けさせうることも、従順な日本人が指導者の命ずるままにいつまでも戦うこ
とも、どちらも疑念の余地がないならば、問題となるのは、アメリカ国民の忍耐であり、
それは時間的に限られているとの認識が深く刻まれていたといいます。
事実、アメリカにおける作戦計画のプランナーたちは、一九二四年の文書では、「政府お
よび産業界は、長期戦の準備をすべきであるが、動員は短期決戦の必要ある場合に限り行
うものとする」という、両論併記的な、ある意味で混乱した判断を記し、ニ八年の文書で
も、「我々は長期戦を覚悟しなければならない。しかし、できるだけ短期間に勝利を獲得で
きるよう作戦行動をとるべきである」と書いていました。そして、非常に面白い点は、彼
らが想定していた動員可能な短期決戦の期間が、動員日から二年という設定であったこと
です(ニ八年一月に策定された「対日全面戦争の作戦進捗予想」表による)。アメリカにとっても戦争
は、せいぜい二年と予想されていたわけです。
我々はよく、日本海軍の考えていた短期決戦構想に対して批判を加えて、資源に乏しい
日本が、長期持久戦を強いられないための自己中心的な願望から、短期決戦論が出されて
きたかのように考えることが多いのです。しかし、これまで述べてきたように、短期決戦
論というのは、アメリカ海軍においても同様に唱えられていたことに注意していただきた
いと思います。二年という数字も同様で、日本海軍の対米作戦構想は、本土近海で米太平
洋艦隊を迎え撃つ邀撃思想(渡洋する米国艦隊を補助艦隊で漸減し、本土近海で主力艦による艦隊決
戦をするとの発想)であり、新しい軍艦造艦に少なくとも二年以上かかることから、開戦前
にストックされていた戦力で二年以内に勝負を決すべきだとする短期決戦思想でした。ア
メリカ海軍の二年という数字も、造艦に必要な年数から導き出されていたわけです。
海軍軍令部長の加藤も、さきほどの文書のなかで、次のような、不敵ともとれる発言を
残しています。
最重要なるは、日米用兵上の研究が恰も符節を合する如く一致する点である。然し之
は、何等不思議とするに足らぬ。国防用兵と云ひ、軍事機密と云ふも、要するに常識
の問題であるから、正確なる資料に基き真剣なる研究を積めば、結局同一結論に到達
するのが当然。 (「軍縮所見」)
日米両国とも、世界大戦の経験から多くを学んだのだから、その作戦構想は相似形とな
り、似通ったプランで向き合うことになると、加藤は判断していました。
第一次世界大戦で日本側の得た教訓の第一は、経済封鎖と総力戦の重要性についてであ
りましたが、国際協調と軍縮に比重をおく戦後の社会的思潮は、無視するにはあまりに大
きなものでした。それは日本のみならず、アメリカでも同様でした。そこで、経済封鎖と
総力戦の重要性についての認識は、軍の近代化によって短期決戦が可能であるとする展望
とともに語られることによって、はじめて存在し続けることができたという構造になりま
す。これは、そのように作為されたというよりは、長い戦争をくぐりぬけてきた人間の願
望がそうさせたといえるでしょう。
近代戦争を遂行するにあたって、長期にわたる自給自足が可能な理想的な国が地球上に
存在するとしたら、それがアメリカであったことは、同時代の人々にも十分わかっていま
した。それにひきかえ、鉄鋼や石油などの基幹物資でさえ他国に大きく依存しなければな
らない資源小国が日本であるということも、十分自覚されていました。しかし、そうであ
るならば、なぜ日本側は、長期の自給自足が可能な国との戦争を、計画としてではあって
も、この時期、構想することができたのか、という問いが生ずるのは当然のことです。
この時代の平和思想や軍縮思想は、戦争の短期決戦化や効率化を支持するものでした。
交戦国が新しい軍艦を建造するのに必要な年限二年以内に勝敗を決する、つまり、中国の
重要な資源地域を軍事占領しながら、アメリカとのあいだでは二年以内の短期決戦を戦う
という、加藤などに代表される構想は、ある一定の条件を日本がクリアすれば戦争はでき
るのだ、という感覚を国民に生じさせてゆきます。
ある一定の条件というのは、先ほどの斎藤文書中にありました「軍縮所見」の@の部分
で、渡洋するアメリカ艦隊を補助艦隊で漸減しておき、本土近海でおこなわれる主力艦に
よる艦隊決戦を想定する場合、補助艦の対米比率が七割以上確保できていれば、可能性が
あるとの前提を指しています。
しかし、日本海軍の対米戦争計画にリアリティを与えていた、この前提に変更がもたら
されるような事態が生じます。それが、一九三〇(昭和五)年四月二十二日、五大海軍国
(英米日仏伊)間に調印された補助艦(巡洋艦・駆逐艦・潜水艦)の保有量制限などに関する条
約、ロンドン海軍軍縮条約でした。ワシントン会議で決定された主力艦の比率と同じ比率
(アメリカ五、イギリス五、日本三)で補助艦(とくに八インチ砲搭載一万トン級大型巡洋艦)の保有量
を制限しようとしたアメリカ側に対して、対米七割を主張する海軍、なかでも海軍軍令部
と、七割を欠いても交渉妥結を図ろうとする浜口雄幸内閣が、鋭く対立した話はよく知ら
れています。
ただ、ここで注目したいのは、次のことです。会議で日本の獲得すべき原則として、ニ
九年十一月二十六日、浜口内閣が閣議決定した三原則とは、@補助艦兵力量の総括的対米
七割、A八インチ砲搭載大型巡洋艦の対米七割、B潜水艦の現有量保持(三一年度末現在)と
いうもので、基本的に海軍軍令部長加藤らが論じてきた要求項目に従ったものだったとい
うことです。つまり、加藤らの主張は、軍縮会議に臨む政府の方針として採用されていた
ものでした。
よって、キャッスル駐日アメリカ大使が、軍事的かつ専門的見地からみて、なぜ日本は
対米七割の大型巡洋艦を必要とするのか、その理由をスティムソン国務長官やアメリカ側
全権に納得できるように説明したらよいではないか、と迫ったのに対して、幣原喜重郎外
相が、おおよそ次のように発言したことの意味が理解できるでしょう。
――七割要求の専門的な理由を討議するときには、どうしても日米戦争を仮想した上で
の論議となってしまい、会議場を小戦場化する危険がある。しかし、キャッスル大使との
あいだであるから率直に申し上げるが、日本の軍人は、日本が七割以下の場合にアメリカ
が日本を攻撃すれば日本は絶対に勝算がない、七割ならば日本がアメリカを攻撃すること
はもとより不可能だけれども、アメリカから攻撃された場合、日本には多少の「チャン
ス」があると考えている。したがって政府としては、絶対に勝算がなくてもいいという案
を提唱することはできない――。
対米七割要求について、幣原が、日本には島嶼や水道が多く、また海岸線が南北に長く
伸びており、極東方面の海洋の安寧を維持する必要がある、などといった表向きの説明で
逃げていない点が面白いのです。同様のことは、三〇年二月十七日におこなわれた、イギ
リス・アメリカ・日本の全権による会議の席上、若槻礼次郎全権が述べている論点にも通
じます。二月五日、アメリカ全権団の一人、上院議員リードから米国側の試案が提示さ
れ、それに応じて日本側も二月十二日、日本側試案を提出したものの、双方の妥協が困難
なことが判明した時点の発言は、次のようなものでした。
此種の談合にては虚心坦懐の必要を信ずるを以て、我方よりも最も率直に申上げん
か、日本国民は日本は七割の兵力にては米国を攻撃し得ざる事明白なるに反し、真の
仮定なるが、米国は理論上日本を攻撃し得べく、従て米が七割を拒み六割を主張する
は、其の場合攻撃に便ならしめんとするが為に外ならずとの結論に到達するの外な
く、此の感想を覆すことは絶対に不可能にして、従て我々は七割以下の比率に依る条
約には到底調印し能はざる、困難なる立場に在ることを充分諒得せられたし。
(『日本外交文書』)
アメリカが日本に六割比率を要求するのは、そ
れが日米戦争の際に、アメリカを優位に置くため
の作戦上の要請からくるものではないかとの疑念
が日本国民のなかに深くあり、七割以下の条約で
は、その国民の疑念を払拭することはできないの
だと、若槻は論じていたのです。
幣原や若槻が、閣議決定であった三原則を、自
身の理念がどうであれ、英米側に対して貫徹しな
ければならないのは、優れた外交官であれば当然
のことと思われますが、英米側に説得にかかる際
の論理が、基本的に加藤らの論理に乗っていると
いう点が重要でした。
若槻全権らの粘り強い交渉の結果、最終的な日米妥協案では、日本の兵力量は、具体的
な建造計画を調整することによって、総括的な比率で対米六割九分七厘五毛を獲得できる
ことになりました。そこで、閣議決定を経た三原則と、実際の軍縮会議での決定事項を比
較して、軍縮会議の結果を確認しておきましょう。閣議決定の三原則中、@はほぼ達成さ
れ、、Bの潜水艦については、日本の要求の約八万トンは認められなかったものの、当初、
潜水艦全廃を要求していた英米が、日仏の廃止反対論により、英米日同量の五万二七〇〇
トンに落ち着いたとみれば、双方の妥協の産物と評価できます。しかし、Aの大型巡洋艦
の対米比率を七割とする、加藤らの主張のなかで最も重要な原則は認められず、アメリカ
の主張のまま六割という比率で押しきられています。
これは、加藤らの海軍軍令部にしてみれば、日米戦争を短期決戦で構想しうる前提の重
要な核を失ったことを意味していましたので、彼は会議の結果を打撃的なものと受けとめ
ました。また、海軍はワシントン会議以降、次に開かれるべき軍縮会議に向けて、周到な
情報宣伝活動をおこなってきましたので、国民のあいだには、ロンドン軍縮会議において
大型巡洋艦の対米七割要求が破れたことは、国家の安全に対する重大な脅威であるとの感
覚が生じました。まして、英米日とともにワシントン海軍軍縮条約には調印していたフラ
ンスとイタリアが、このロンドン海軍軍縮条約には部分的に参加するにとどまり、一番大
切な補助艦の保有量についての協定に参加しなかったことは、日本側のある部分に、なぜ
日本も仏伊と同様にしなかったのかの思いを起こさせました。
ヴェルサイユ体制、ワシントン体制確立後の世界情勢において、中国問題を契機に引き
起こされると想定されていた日米戦争に一定程度の勝算を与えていたのが、補助艦比率で
した。その重大な要の部分に変更が加えられたとの認識がここに生じてきたのです。
ロンドン海軍軍縮会議に対しては、これまで書いてきたような海軍軍令部のような権力
政治的なとらえ方だけでなく、あるいは、国家安全の危機としてのとらえ方だけではな
く、ある意味で、現実的な力をもった理想主義が実現したとのとらえ方もなされていまし
た。相対立する二つ観点がありえたのです。後者の考え方、現実的な力をもった理想主義
の実現とは、日本において吉野作造が一九一九年一月の時点で論じていた、次のような内
容を意味するものでした。
万国平和論、国際会議は必ず真面目に討究さるべき問題であるが、憾むらくはこの問
題の提唱者はこれまで常に弱国の政治家であつたので、その価値を低下されたのは誠
に残念である。〔中略〕ところがこの度の大戦争の結果、弱国の政治家がその独立安全
を保たんが為に利用し来つた問題は、強国の政治家に依りて真面目に論議されたので
ある。 (「国際連盟は可能なり」)
ユートピアに属するとみなされてきた種類の構想に、アメリカという大国が率先して保
証を与えたという事態の意義の大きさは、イギリスの外交官であり外交史家でもあった
H・ニコルソンが、吉野の論説とときを同じくして、「ウィルソン主義が当時あれほどまで
に世人の情熱的な関心事になったのは、一つに全く、長い夢であったものが突如として世
界の最強国の圧倒的な資源によって裏づけられるにいたったためである」と判断していた
ことからもわかります。
ロンドン会議が、なぜ、現実的な力をもった理想主義の実現という側面をもつのでしょ
うか。それは、イギリスの第二次マクドナルド内閣がアメリカに対して、不戦条約を英米
間の緊密かつ支配的事実と考えて、この条約を軍備縮小に関する交渉の出発点として用い
たいとの意向を一九ニ九年七月に示し、フーバー大統領とスティムソン国務長官がそれに
同意したからでした。いうまでもなく不戦条約とは、前年のニ八年八月二十七日、パリに
おいて一五ヵ国間に調印されたもので、国際紛争解決のため戦争に訴えることを非とし
て、国家の政策の手段としての戦争を放棄するとの内容をもっていました。これを裏側か
らいえば、自衛戦争と制裁のための戦争という、二つのカテゴリーの戦争については、依
然として否定されていなかったことになります。
英米の動きをみて日本もまた、一九ニ九(昭和四)年十月十五日の閣議決定で、戦争放棄
に関する条約を軍備縮小に関する一切の討議の出発点とする原則を支持する旨を述べ、不
戦条約を出発点とした軍縮会議に全幅の同意を与えていました。このような文脈の上に、
元老西園寺公望の英米協調論や、昭和天皇の浜口首相への激励がなされてもいたのです。
三〇年三月の時点で西園寺は、「国際平和の促進に誠意を以て努力するといふことを列国
に認めさせて、即ち日本がリードしてこの会議を成功に導かせるということが、将来の日
本の国際的地位をますヽヽ高める所以であつて〔中略〕現在日本は英米と共に采配の柄を
もつことができる立場にあるのではないか。〔中略〕フランスやイタリーと同じやうな側に
附くといふことが、国家の将来のために果たして利益であるかといふことは、判りきつた
話ではないか」と述べています。
西園寺の話の主旨は、大型巡洋艦の対米七割をあくまで主張することの非を論じて、五
大海軍国中の劣勢国である仏伊などとは与せずに、英米との強調による条約の成立を図る
べきだというものでした。また昭和天皇は、浜口首相に対して三月二十七日、「世界の平和
の為め早く纏める様努力せよ」と激励していました。若き昭和天皇、その最大の援護者で
あった元老西園寺、内大臣牧野伸顕、侍従長鈴木貫太郎、宮内大臣一木喜徳郎などの宮中
グループは、これまで述べてきたような、理想主義的な軍縮会議観の持ち主でした。
一方では、海軍軍令部の加藤に代表されるような英米観も、たしかに整合性をもつもの
でした。たとえば、E・H・カーはその著書『危機の二十年』で、国際連盟の軍備縮小委
員会の様子を、リアリストの観点から冷ややかに描いてみせています。「自国に不可欠な軍
備は防禦のためであり善行であるとし、他国のそれは攻撃のためであり悪行であるとする
着想は、特に効果を示した。その十年の後に、軍縮会議の三つの委員会が、軍備を『攻撃
的』と『防御的』とに分類しようという無駄な努力に数週間も費やしたことがあった。各
国の代表は、自国が依存する軍備は防禦のためであり潜在的相手国のそれは本質的に攻撃
のためのそれであることを立証すべく、純粋に客観的な理論にもとづくという建前をとっ
て、きわめて巧妙な論議を展開した」。
ロンドンの場においても、潜水艦の全廃が人道的見地と軍縮の本義からして望ましいと
イギリス側が述べれば、アメリカ側も、潜水艦の濫用がアメリカを大戦に参加させる直接
の原因となったのだから、そのような兵器の存続を許容することは、不戦条約の下に召集
された会議にふさわしくない、と応じていました。しかし、当然のことながら、これに最
も反発したのはフランスでした。フランスは、ワシントン会議の際にフランスが主力艦に
ついての比率を受諾したのは、他の防御的な艦種について建造の自由をもつことを条件と
していたことを英米側に思い出させようとしていました。また、潜水艦は防御的な武器で
あって、主力艦や補助艦の比率が劣る国にとっては、沿岸防備や海外植民地との連絡保全
上必要なのだから全廃には反対であると、フランスの新聞などは論じていました。
「純粋に客観的な理論にもとづくという建前をとって、きわめて巧妙な議論を展開した」
とカーが評した軍縮論議のやり方でいえば、英米側の主張も巧妙でありましたが、加藤寛
治らの反論も、たしかに巧妙なものでした。加藤は次のように述べます。
要するに軍縮は平時戦略の一種であって、彼〔アメリカ〕は之〔日本の戦備を対米六割とす
る〕に依り不戦屈敵の実を挙げんとし、我〔日本〕は之〔同七割とする〕に依りて外侮を禦
ぎ、戦争誘発の危険を避けんとする〔のであるから、どちらの主張が理にかなっており、どち
らの主張が非であるか〕孰れが軍縮本来の精神と不戦条約の精神に合するか問はずして明
である。 (「軍縮所見」)
加藤の論理では、対米七割の戦備をもつことで外国の軽侮を防ぎ、戦争誘発の危険を避
けられるのだから、日本の主張は軍縮と不戦条約の精神にかなうものであると説明したの
です。
カー流のリアリストの視点からみれば、国際問題において理想主義的な主張のなされる
のは、その主張をする国が最優位に立った瞬間ということになります。カーは、「国際的団
結とか世界連合の主張は、結合した世界を統制することを望んでの支配的国家から出され
る」、またいわく「国際的秩序とか国際的結合というのは、つねに、これらを他の国家に
押しつけるだけの強みを感じとっている国家の唱えるスローガンであろう」。
日露戦争のおりの日本海海戦で劇的な勝利をおさめ、その後はカリスマ的な存在となっ
ていた東郷平八郎が、加藤寛治に対して、一九ニ九年十一月十三日に語った言葉は、まさ
にカーのいうところと通ずるものがありました。
英米が口に不戦を唱え国際連盟を云ふなら、布哇や新嘉坡(韮島と云はれたるも此意
ならん)此防備や兵力之集中は何之為かと云え。〔中略〕世界平和は結構、且つ万人之
声なること幣原の「ラジオ」之如くなれど表と裏がある。幣原はアヽ云わなければな
らんかも知れんが、吾々は其裏を考へ用心堅固にせねばならぬ。(「東郷元帥之御答え」)
世界平和を外交官が説くことはよいけれども、不戦条約や国際連盟の裡面には、権力政
治的側面があることを忘れてはならないと、東郷は述べていたのです。
これまで述べてきたように、ロンドン軍縮会議をめぐって相反する二つの観点からの議
論が国民の前で展開されているという状況がありました。そしてそこに、最低限の要求で
あると海軍側によって喧伝されてきた大型巡洋艦の対米七割要求が、どうも達成されなか
ったという事態が加わったとき、国民の対外的な危機意識は、主観的なものであったかも
しれませんが、たしかにここで胚胎されたというべきでしょう。この対外的危機意識が、
国民一体感や国家の統合を進展させてゆくという構造が生まれてきます。
軍の青年将校などが、このころから、「昭和維新」「第二の維新」などをスローガンとし
て唱え出すのは、基本的には、明治国家がなによりも対外的な危機に対する対応から生ま
れたのだとの記憶が呼びさまされたからでした。国家の安全感が脅かされたときに、昭和
の時代に、明治維新が引用されるという事態が生じます。
明治維新のときのような国民的一体感を再度高めなければならない事態、つまり対外的
な危機がふたたびそこにやってきている、という認識です。第二講の「西郷の名分論」の
項で論じましたが、西郷などは、旧幕府の倒れた理由を、ひたすら攘夷の戦争を避けて
「無事」を追求したこと、いいかえれば、外侮を受けて、武威が保てなくなった点に求め
ていました。このような認識は、第七講の「日米両国における移民問題」の項で示した、
参謀本部による議論――アメリカが移民法で日本を低く位置づけると、中国などが日本の
国力を低く評価することになるので、武威の低下につながり、それは、戦争の機会を増す
という論――と同一の認識です。
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:l_j_j_j と)|__ / :
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健常者ども〜
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(へ);(へ)==r─、| < 興奮するのさ〜
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! メ  ̄`. ´/⌒\ .ノ
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. | :。:: |;; :| ! i ニョキニョキッ
ノ # .|;; ;;l. ヽ、
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.{ _.ト、 ミ::|; ;; ;;;lミ# ,イ .}
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ヽ(´ー`)ノ 愚民ども〜
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|r-==(☆);(★) + ちんぽも踊る
( ヽ ::..__) } +
ヽ.. ー== ; +
/ヽ..\___ !| \─/ Z武板のお正月
/ > ヽ▼●▼<\ ||ー、
/ ヽ、 \ i |。| |/ ヽ(ニ、`ヽ
.l ヽ l |。| | r-、y`ニ ノ
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i::::::::/'" ̄ ̄ヾi なに言ってるのか
|:::::::| ,,,,,_ ,,,,,,| .nn
ミ |r-==(・ );(・ ) 彡| | |^!n
( ヽ :::__)..:: } ∩|..| |.|
,____/ヽ ー== ; {! ::: :|全然わからないのさ〜
r'"ヽ t、 \___ ! ヽ :イ
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,;f::::::::::::::::::::::::::ヽ
i/'" ̄ ̄ヾ:::::::::::i
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(へ);(へ)==r─、|
{ (__..:: / ノ′
', ==一 ノ うわ〜今日も盛り上がってるなぁ〜
!___/
74 :
私事ですが名無しです:2007/01/05(金) 11:55:29 ID:qO14+Ec1 BE:319560454-2BP(555)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘
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| | | | /\.\ < 今日のゲストはZ武…
| | ∧_∧ | | //\\.\ \
| |( ´ー`)つ ミ | // \\.\
| |/ ⊃ ノ | | 、\. \\_|
 ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ | \.\ ///
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.|  ̄
.|
なんとも挑発的なスレであるなw
ヽ(´ー`)ノ ウヒョォオ〜
(___)
| |〜〜
◎ ̄ ̄◎ 〜
77 :
私事ですが名無しです:2007/02/17(土) 02:58:18 ID:1Quf1fCF0
/ ̄ ̄ ヽ,
おっおっお / 丶 / ',
ノ//, {゚} /¨`ヽ {゚} ,ミヽ
死にたい / く l ヽ._.イl , ゝ \
.ni 7 / /⌒ リ ヘ_/ノ ' ⌒\ \
l^l | | l ,/) (  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)
', U ! レ' / / ̄ ̄ ヽ, ` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
/ 〈 / ', .n .| ・ ・ |
ヽっ{゚} /¨`ヽ {゚}, l^l.| | /)ノ |
/´ ̄ ̄ .l ヽ._.イl ', | U レ'//) ノ
/ ィ-r--ノ ヘ_/ノ ', ノ / ∠_
,/ ヽ rニ | f\ ノ  ̄`丶.
丿' ヽ、 `ヽ l | ヽ__ノー─-- 、_ )
. !/ ヽ、 | | | / /
/ !jl |ノ ,' /
.l l | | ,'
.| ・ 丶 ヽ | /
! ア!、, | | ,ノ 〈
./ ・ ./' ( ヽ_____ノ ヽ.__ \
/ ヽ._> \__)
78 :
私事ですが名無しです:
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ヽ、_|__ )_.ノ
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三 |=(三)=(三)=|
三 { 、/( ,_、)ヽ | ケッ
. 三 ', .,ィェエヲ ',
クルッ ヽ___ /
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