1 :
( `.∀´) :
冗談じゃありません。きさらま覚悟しやがれ
ふーん
そうなんだ
あっそ
4 :
番組の途中ですが名無しです:03/01/20 18:46 ID:sbG10lP7
どうしてこうなったのか。
俺は都内某所に住むよくいる普通の男だ。今年で28になる。
いたって普通に生きてきた。つい先日までは。
娘。たちのじょんいるは突然始まった。
まずはじめに後藤が突然俺のアパートでじょんいるをした。
そしてさも昔からそうであったかのようにじょんいるし、
他のメンバーもぞろぞろとじょんいるした。最後になっちが来て
俺の狭いアパートで13人が各々じょんいるをし、30分ほど仮眠をとって帰っていった。
全員が帰るとき、加護ちゃんが「冗談じゃありません。きさらま覚悟しやがれ」と言い残していった。
その日から俺の部屋は娘。たちのじょんいる場と化した。
各々があいた時間などにやってきてはじょんいるをしたりじょんいるをしたりじょんいるしたり
自由にじょんいるしては帰ってゆく。じょんいるの場になっているのだ。
娘。たちは超人気アイドルグループ。多忙な分刻みのスケジュールを毎日こなしている。
13人全員が揃うことは滅多にない。たいていいつも1〜3人でじょんいるする。
現に今、俺の後ろで辻がピカチュウのお面をかぶってじょんいるしている。
かわいいものだ、こんな小さな体でいつも精一杯に頑張り、そしてじょんいるする。
俺は彼女の頭をそっとひと撫ですると、ピカチュウのお面をかけ直してやった。
夢か現実かはわからないが、こうして娘。たちのじょんいるを俺は守っている。今も。
すまん。じょんいるって何なの?
7 :
番組の途中ですが名無しです:03/01/20 19:04 ID:sbG10lP7
信じてもらえないのは仕方ない。嘘だと言われてもいい。
しかし現実に娘。たちは仕事の合間をぬってじょんいるしに来る。
こないだはなっちがじょんいるしに来た。後藤に次ぐ忙しい身であるはずの彼女だが
道産子の女は強かった。
なっちは見た目からは想像もできない気丈な娘。で、そしてなにより優しい。
彼女はここ2ちゃんねるで散々じょんいるスレが立てられ、いじられているのを
俺の部屋のPCで知った。だがなっちは放置するどころか俺の横で爆笑していた。
ピカチュウのお面姿がたまらなく可愛かった。思わず抱きしめたくなったが
じょんいるとの密約を思い出し、ぐっと堪えた。俺は娘。たちの保護者なのだ。
なっちは、リーダー飯田やサブリーダーの保田以上にじょんいるしている。
その証拠に来るたびに俺の汚い部屋をじょんいる色に染めて、帰って行く。
娘。たちがじょんいるするようになる以前はゴミの地層だった俺の部屋も
今はその見る影もなくピカチュウだらけだ。「まるで駄スレキティガイのように」。
なっちの作った手料理を二人で食べながら、そう誉めると彼女は照れながらじょんいるした。
9 :
番組の途中ですが名無しです:03/01/20 19:16 ID:sbG10lP7
そんな娘。たちとの複雑で、そして平穏な関わり合いの中で一通の手紙が届く。
ハングルだらけの手紙の内容はこうだった。
「ののは駄スレキティガイかもしれないれす・・・」
そう記された手紙は涙で濡れ、文字がところどころかすれていた。
俺は焦った。なにがあったんだ。
しかし俺は娘。たちの連絡先を一切知らない。
じょんいるの場を提供する以外で、娘。たちへの干渉は不用。
それがじょんいると交わした密約だった。逆らえばそれは死を意味する。
いくら急を要しても、俺は無力な一般人だった。
そのうち誰かじょんいるしに来るかもしれないと、それまで待つことにした。
刻々と流れる時間。一分一秒が惜しかった。辻が危険だ!
その日の深夜1時。じょんいるしに来たのは以外な人物だった。
中澤姐さんが俺の家に来たのはその日が初めてだった。
中澤姐さんはずいぶんと疲れきった様子だった。
俺は無言で缶ビールを差し出すと、彼女はそれを一気に煽った。
それから5時間、俺は彼女の向かい側に正座をし、じょんいるを見て、拍子を送り続けた。
「コテハンにはもういいだろとか言われるけどさぁ、
あたしだってねぇ〜、いつまでもじょんいるやってたいんだよ!」
彼女は絶好調だ。それから泣いたり笑ったり怒ったりじょんいるしたりを繰り返し、
ついにはワカメ酒をやりながらじょんいるすると言い出したところで俺はストップをかけた。
聞くことがあったのだ。
中澤姐さんのじょんいるの勢いに負けてずっと相談しようと思っていた手紙のことを。
ホシュ
スマソ。スレ間違えてもた。。。
age!
13 :
山崎渉:03/01/21 16:32 ID:???
(^^;
「とりあえず明日、辻に事情を聞いてそれから連絡する」
そう言い残して、結局一睡もせず、明け方中澤姐さんは帰っていった。
―― その日は前日と同じく、気になってイライラと落ち付かなかった。
正午、保田が来る。白子が食べたいと言うので近所のスーパーで
買って来て、それを食いながら一緒にじょんいるをする。
夕方、新メンの高橋と新垣がやってくる。
まだテレビでもどこか萎縮してる感のある二人だが、
俺の家ではのんびりとじょんいるしているようだ。
中澤姐さんから連絡が入ったのはそれから数時間経ったあとだった。
「日付が変わる前にそちらでじょんいるする」
そう一言だけ伝えると電話は切れた。まるで盗聴を恐れているような
なにかから逃げているような、そんな感じだった。
やはり辻に、娘。たちに、危険が迫っているのか!?
俺はいてもたってもいられなくなり受話器を取ると
じょんいるから教えられた緊急用の専用回線の番号をプッシュする。
指先がチリチリしてうまくボタンが押せない。おまけに喉はカラカラだ。
思考がグルグルと高速回転を始める。
なにもなく日々を消化して生きてきた俺。そんな中で出会った娘。たち。
すやすやとじょんいるする辻。もぐもぐとじょんいるする辻。
辻、辻、辻、辻!!!!!
「・・・なんや?」
その電話はワンコールで繋がった。もちろん相手はじょんいるだ。
俺は緊張していた。とてつもなく。
いま、業界を動かすほどの力を持つ超大物国家主席じょんいる。
その彼が今、一本の回線で俺とつながっている。
俺は唾をごくりと飲み込み、精一杯の平静を装って事情を説明した。
一通りすべてを話し終える。しかしじょんいるは驚くほど落ち着きはらっていた。
「なんであんたはこんな時に落ち着いていられるんだ!」
俺は思わず声を大にしていた。しかし、
「中澤が今からじょんいるしに行くゆうたんやろ?だったら大人しく待っとればええねや
安心せえて、中澤はウチラが鍛え上げた一流のJohnillerや」
一流のJohniller・・・。それがアルタ前で実際にじょんいるするものなのか
セブンにじょんいるスレを立てるJohnillerを意味するのかはわからない。
とにかく妙に納得させられたのは確かだった。
それから中澤姐さんがじょんいるしに来るのは間もなかった。
姐さんの後ろに怯えた辻が居る。なぜか加護も一緒にいた。
俺はホッとすると同時にあまりの脱力で、その場に倒れ込んでしまった。
数分後、痛くもない頭にピカチュウのお面をかぶせてくれる辻と加護がいた。
「おじちゃん覚悟しやがれ!」加護が心配そうに俺の顔をのぞきこむ。
体を起こしジョンイルポーズを取ることでなんともないことを証明する。
ただ情けなく倒れただけなのにこんなにじょんいるしてくれた辻と加護。
俺は二人の頭を撫でる。
「ケッ!・・・早くアルタ前でじょんいるしろよっ」
中澤姐さんはいつの間にか勝手に一人で一杯ひっかけながらじょんいるしていた。
今日はお祝いしに来たんだよ。加護はそう言ってじょんいるをした。
誰の?と尋ねると「ののだよ」と答える。
それに呼応して一気に赤面し、じょんいるする辻。
「遠回しに言えば2月4日が抜けてたんやって」と中澤姐さん。
あ、、、なるほど。だいぶ点と線がつながった気がした。
辻は照れすぎのせいか、少し涙ぐんでいる気もする。
「なんよぉ?過去ログとかで見たことあるでしょ〜?」と姐さん
「加護はわざと抜いてコピペしてるんだよ」と加護
しかしまぁ、手紙に死ぬかもとか書いてあったからびっくりしたよ。
なんにしても元気でよかった。居心地の悪さを覚えながら俺はそう答えた。
すると、
「らってみんな駄スレキチィガイいうんらもん!」
辻はついに泣き出してしまった。定番レスをネタを見抜けない厨房もいるんだなと反省する。
よしよしとじょんいるする加護。「ちょっとしばらく出とけや」と中澤姐さんに家を追い出される。
バツが悪くなった俺は仕方なく辻が機嫌を取り戻すまでふらふらと散歩することにした。
帰りに近所のアルタ前へ寄り、言われたとおりじょんいるして帰って来た。
俺はどうしたらいいか分からなかったが、明るく振る舞い
近所で買って来た2ちゃんねる公式ブックを、テーブルの上で広げる。
初心者が2ちゃんねるを楽しむための本であるが、
今時それは厨房でも読まへんやろと姐さんに突っ込まれてしまう。関西の熟女はネオムギ事件以前からの古参なのだ。
それから精一杯のじょんいるをし、辻の機嫌が直り笑顔でじょんいるするころには
辻と加護の門限が近くなっていた。
「んじゃ、あたしこの子ら送って帰るわ。さ、帰るよ」
「はぁ〜い」
急にさみしさが込み上げて来る。
またじょんいるしに来てくれるのはわかっていても娘。たちが帰るときはいつもこうして寂しくなるのだ。
ふいに辻が俺のほうへ来て、
「おいさん、2月4日が抜けてるよ。それとへんなてがみしてごめんなしゃい」
そういって二人の元へかけて行った。
俺は満たされた気持ちでいっぱいになった。
次ぎに娘。たちがじょんいるしに来るときまでにもう少し過去スレを整理しておこう。そう思った。
こうして三日間に及んだ小さな小さな事件は幕を閉じたが、
じょんいるの言っていた「中澤は鍛え上げた一流のJohniller」
という言葉だけがしこりとして残った。
それはまた、別の、話・・・。
(もちろんこれらの物語はノンフィクションです)
今朝はピカチュウのいい匂いとともに目が覚めた。
もちろん俺が作ったわけではない。
生まれてこの方ピカチュウなど作ったこともない。
ベッドから起きあがり、眠い目をこする。
テーブルに用意されたピカチュウの横に置き手紙が残されていた。
「寝ているようでしたのでじょんいるだけして帰ります。( ● ´ ー ` ● )より」
可愛い文字で書かれた手紙にはそうあった。
俺の部屋のPCで知ったなっちの顔文字とともに(なっちは↑を気に入っていた)
こんなに気分のいい朝は何年ぶりだろう。
なんのとりえもないただの一般人の俺の家をじょんいるの場として
通ってくれる娘。たち。それに寝ててもじょんいるしてくれる底抜けに優しいなっち。
俺はテーブルに用意されたまだ暖かいピカチュウを拝みじょんいるをする。
一人だけのじょんいるではあるが、少しも寂しさはなかった。
なっちの作ったピカチュウ人形とピカチュウのお面は北朝鮮の味がした。
「おじちゃんじょんいるって何なの?」
そう加護に言われたのはつい先日。
娘。たちが俺の家でじょんいるスレの定番レスを復習することはこれまでもしばしばあったが
そのあまりに急で、あまりに大胆な加護の言葉に俺は戸惑いを隠せなかった。
「こ、こら・・・まだスレが立ってないんだから」
「でも加護、このレスするのが好きなんだよ〜」
いくら年端もいかない少女とはいえ、
じょんいるスレでも2ちゃんねるでもない場所で定番レスのやりとりをするわけにはいかない。
なにより、じょんいるとの密約を破れば即、死が待っている。
俺は精一杯の冷静を装い
「もう14歳なんだから、自分でスレ立てなさい」
そう伝えた。
ブーブーと頬を膨らまし、かちゅを起動する加護。
俺はやれやれと溜息をつくとベランダへ出、タバコに火をつけた。
数分後。
セブンに新たなじょんいるスレが立った。女の子のスレ立てにしてはレスが早過ぎる。
「おじちゃーん、お前のほうがねんちゃくキティガイってどのレスの後だっけー」
案の定、パソコンの前からそういう声が聞こえる。
やはりそこは女の子だから自分の好きなレスを書きたいのだ。
はいよ、と腰を上げてかちゅの過去ログからじょんいるスレ作成手順書スレを探し出すと、
俺は該当部分を見せた。
「2月4日が抜けてるぞ!の後だな」と一言声をかける。
そしてかちゅにそのスレを残して立ち去ろうとしたそのとき
「はぁ〜い」という返事と共に早速レスを始めたのだ・・・!!!
加護は手元のキーボードを見ずに、ブラインドタッチでレスしていた。
普段はキーボードを見ながらしかレスできず
まだまだ厨房という印象しか持っていなかった加護が、ずいぶんと2ちゃんねらーにみえる。
妹というより娘というような感じで普段接して来たその小さな少女に
俺は明らかに魅了されていた。
「おじちゃんも粘着キチィガイだね」その言葉でふいに我に返る。
加護は何事もなかったようにレスを終えると他スレを見始めた。
ふぅー、と大きな溜息をつく。
俺はリビングに戻ると、テレビをつけた。ちょうど娘。たちが出ている。
ブラウン管の中で加護は、無邪気にジョンイールダンスの唄を踊っていた。
かちゅを閉じる前に加護のSPが迎えに来る。帰宅時間なのだ。
娘。たちが帰るときはいつも寂しさが込み上げて来る。
去り際、靴を履きながら加護はこう言った。
「冗談じゃありません。きさらま覚悟しやがれ!」
ワラタ
吉澤ひとみはジサクジエンがうまい。
スレを立てた途端に名前欄やメール欄を使い分けてレスをする。しかしその実は、弱冠17歳の少女。
現実の中で繰り返される娘。たちとのじょんいるな非日常。
俺は自分よりも遥かに年下のその娘。のジサクジエンに魅了されていた。
正確な定番レス。順番も間違えない。そしてAAはコピペじゃく手書きで一々入力している。
「まさか天下のよっすぃ〜がじょんいるスレでジサクジエンしているとは」
「なに言ってるんすか〜、ところでじょんいるって何なの〜?」
吉澤は普段もあの喋りだった。
そしてあまりの心地よさにそのままウトウトと眠りについてしまい、
気がつけば吉澤の立てたじょんいるスレもすでにレスが尽き、dat落ちしようととしていた。
俺は夢見心地のままもう一度保守カキコをして、その日を締めくくった。
今朝、後藤へメールを返信した。
「そんな事言ったら毎日このスレ立ててる奴、まとめてスレ立てればいいのに・・・。ってことになるじゃん 」
という定番のレス。
最近は新曲を出し、かなり多忙なスケジュールをこなす後藤。
そのせいか近頃はまったく俺の家でじょんいるする時間がないようだ。
だが、こうして頻繁に後藤とメールを交換しあっている。
つんくとの密約があるが、「毎日ここの削除依頼出してるやつ、まとめて依頼すればいいのに・・・。」
と、ごく普通にメールを送られては、返信しないわけにはいかなかった。
「>>おじさん あ、そっか。 好きです。結婚して(^o^)」
そのメールはそう括られていた。
後藤と結婚。考えただけで胸が高鳴った。
結婚という言い回しはじょんいるスレにとっては大袈裟な意味のものではない、
ということは分かっていてもこうも有頂天になってしまう。
その日、正午前に辻、加護が空き時間を利用してじょんいるをしに来た。
そして今も俺の後ろで汗だくで仲良く踊っている。
しかし辻は踊りの切れが悪く、ピカチュウの良さを出し切れていない。
やれやれしょうがない子だ。俺は辻を少し休ませ加護の踊りを見習うように言った。
後藤との結婚のことで浮かれて他の娘。への思いやりをおろそかにする俺ではない。
俺は携帯に「もうじょんいるはこの板の名物スレだな」と打ち込むと
後藤へ返信した。
>>23 訂正
×そのメールはそう括られていた。
○それに対する返信メールはそう括られていた。
5月20日、後藤とじょんいるスレを立てまくった。
といってもそんな大袈裟なものではない。二人で一か月分のじょんいるスレを立てただけであったが。
立てたスレのアドレスは私のニュース速報板と言えばわかるだろう。
後藤は待ち合わせ時間ピッタリにスレを立て始めた。
俺はこの日の為に綿密な計画を立てていた。
書き込み規制のことではない。
スレを立てたとき、いかに二人で協力してレスを伸ばせるか、
それとスレ数が多くなりすぎてレスが追いつかなくなってきたとき、いかにスレを保守するかを。
今回の後藤とのスレ立ては極秘。スレストも知らされていないのだ。
「本当にじょんいるする気あるの?また、こよ・・・・」
「ニッダニダ〜ニッダニダ〜♪」
俺たちは順番どおりAAをコピペした。じょんいると一緒に踊るおでんマンも忘れない。
後藤はスムーズに過去スレのアドレス一覧をコピペしていた。もちろん2月4日を除くことは言うまでも無い。
とくに新しいレスを編み出したわけでもない。定番レスをコピペし続けるゆるやかな時間。
1時間もするといつのまにかセブンはじょんいるスレで埋まっていた。
「冗談じゃありません。きさらま覚悟しやがれ」
「
>>1は駄スレキティガイ」
順番どおり書き込んだ定番レス。
俺は立てたスレを見返し、書き忘れが無いかどうか確認する。
すると後藤が今までに無い新しいレスをしているのを見つける。
「ところで、じょんいるって何? 」
「
>>12 じょんいるとはぴかちゅーの着ぐるみを着て、金正日のお面をかぶり、アルタ前でストリートパフォーマンスをすることです。」
「つまりこういうこと 」 (AAつき)
「
>>14 中の人も大変だな」
最後のが後藤が編み出したレス。
ピカチュウの中のじょんいるの苦労をねぎらったものだ。これは最近2ちゃんねる全体で流行している言葉。
しかし出自は『伝染るんです』というマンガだ。
以前から各板に存在していたらしいが、年末年始の実況板で火がついたらしい。
ふいに後藤は新しいレスを編み出してくる。いつの間にか定番レスになったものもある。
「想像して下さい。 巨乳の女にパイズリされてますシコシコと、なおかつ乳輪は大きい。」
「
>>17 オー誤爆!」
「
>>18も恒例レスに加入ケテーイ」
「
>>17も」
その定型文も、皆には内緒で後藤が計画的に編み出したものだった。
感心してそのレスを他のスレにもコピペしていると後藤から質問される。
「持ってます?以前じょんいるスレが並んだときの画像・・・」
焦っていた。過去スレにある画像のリンク先はすでに通じない。
あまり後藤に探させるわけにもいかない。時間もそうあるわけではない。
不安な雰囲気が画面の向こうの後藤にも伝わったのだろう。後藤が「じょんいるスレが並んだ画像キボンヌ」と書き込む。
探すのを止めてレスを見守る。
「ここにあるよ」
そう言って番組の途中ですが名無しさんがとあるスレのアドレスを貼ってくれた。
アドレスをクリックすると、画面に「おじさん、また騙されたね!from MAKI」というスレが表示された。
後藤にはめられたのか。おじさん単純すぎですよ。後藤はメッセでそう言った。
それからセブンの他のスレを巡って、後藤の立てた騙しスレへのリンクを貼りまくる。
松平健のコラ画像祭り開催中。いくらなんでも騙される奴はいないと思った。
画面を隔てて二人で貼りまくる。といってもこの後藤の文章では期待薄だが。
しかし騙しスレにはすでに一人書き込んでいた。この文章に騙されてしまったようだった。
後藤もそれに気づいたようで、メッセで俺に連絡を入れる。が、レスを見ると
「冗談じゃありません。騙したヤシ覚悟しやがれ」
とあった。
「まさか・・・」
騙されたのは多分、後藤以外の娘。の誰かだろう。
案外名スレ
ピンポーン。
家の呼び鈴が鳴る。またいつもの新聞勧誘だろ、と思いながら
一応、来客を確認する為に腰を上げる。
娘。たちはなぜか俺の家の合い鍵を持っているので自由にじょんいるできるのだ。
ドアの穴から外を覗いて見る。見知った姿があったので扉を開くと
「冗談じゃありません。きさらま覚悟しやがれ!」
そう声をそろえてニコニコ笑う辻と加護の二人が現れる。
なんの真似かは一目瞭然だ。この二人のすることはいつもじょんいるだ。
「二人とも熱心すぎて本当にJohnillerが来たのかと思ったぞ」
そうからかうと二人とも頬を膨らませて怒る。じつに愛らしい。
「ののは駄スレキティガイなのれす」
「加護もねんちゃくキティガイやでぇ〜」
来るなりこれだ。二人は相変わらず絶好調だ。
俺は二人のリクエストで仕方なくじょんいるを指導することにした。
数十分後、二人は夢中でじょんいるを踊っている。
俺は特に目新しいダンスも無かったのでベッドに寝転がり、朝鮮日報をひらく。
「おじちゃん、後藤さんから聞いたよ〜」
「(ドキッ)」
「休みの日にふたりでじょんいるスレ立てまくったんだって〜、いいな〜」
「こんどののにも立てさせてくらしゃい」
極秘のスレ立てだったはずがこの二人に知れているということは
もう娘。たちはおろかじょんいるの耳にも届いているだろう。
「ちょっと、のの〜、お面ずれてるよぉ」
「ぴっかっちゅー…」
「お面ずれ過ぎるとじょんいる失格だよ?」
「みためではあいぼんのほうがじょんいる下手なのれす」
「なにゆうてんねや、ののの方が5倍も下手なくせに!」
俺の心配をよそに二人は言い合いをはじめていた。
面白そうなので俺はしばらく観察していることにした。
加護は怒ると地の関西弁が出るようだった。
「もうな、ののねんちゃくキティガイやねん!ねんちゃくのの!」
「ねんちゃくっていったほおがねんちゃくれすよ!ねんちゃくぼん!」
まるで子供の喧嘩だった。いや、実際子供なのだが。
「駄スレキティガイって言われただけで泣いてたくせに!泣き虫のの!」
「あいぼんこそこないだJohnillerのつづり間違ったれすね!」
「間違ってへんわあほぉ〜!」
泥沼だった。二人は決して仲が悪いわけではない。すごく仲が良い。
しかしこうして幼いバトルを繰り広げることが、これまでもしばしばあった。
「…ううっ、、、うええええ」
「…ひっく、ひっく…ふえ…ふええええ」
ついには二人とも泣き出してしまった。こうなっては仲裁に入るより仕方ない。
もっと早く止めに入るべきだった。二人がそれから泣き止むまで数分かかった。
この二人は実にさっぱりとしている。さきほどまで喧嘩していたはずが
数分経つと何事もなかったようにけろっとじょんいるしている。
それから二人は仲良く一緒にじょんいるして帰っていった。
夜、じょんいるから電話がかかる。
てっきり先日の後藤とのスレ立てでお叱りを受けると思っていたのだが
「後藤も疲れとったし、今回のあれでリフレッシュできたみたいや」
以外にもじょんいるの口から出たのは「ありがとな」という感謝の言葉だった。
今日もそんな平穏な一日だった。
5月24日、俺は疲れていた。
失意の俺。自暴自棄。鬱。
先日、俺はじょんいるとの電話でひどく口論していた。
アルタ前の歩道をさえぎり通行を邪魔しながらじょんいるする。なにもかもが嫌になっていた。
耳を済ます。鼓膜の向こうに通行人の歓声が聞こえる。それが嫌だった。
ふいにその声をなにかが遮った。
「えへへ」
妙にキャピルンとしたアニメ声。
目を開けると、石川梨華がじょんいるしている俺のすぐ隣で踊っていた。
「…着ぐるみ、着ろよ」
「一応、お面かぶってるじゃないですかぁ」
「…お面だけかよ」
普段、俺の家にやってきて荒んだ心をじょんいるで癒してくれている娘。たち。
だが、今はそれが逆に鬱陶しかった。
「もう帰れよ石川。仕事あんだろ」
冷たい言葉を吐いてしまう。別に石川が嫌いなわけではない。
「石川は今日お休みだからいいんです」
「………。」
一人でじょんいるしたかった。俺はそっぽを向いて再び踊りを始める。
「ニッダニダ〜ニッダニダ〜♪」そうつぶやく。
「…あっ!ちょうどここに石川が作ってきたピカチュウ人形がありますよ〜」
「お前が作ったモンは使えたもんじゃないという辻の証言がある」
「ふぐっ…そんなこと言わずに使ってみてくださいよぉ」
すぐに涙目になる石川。
出された物は使う。その長年の習慣で、
俺は半ば惰性で石川の作ったピカチュウ人形を使っていた。
右手に持って腹話術をする。
「そんな…、イッコクドウじゃないんですから…」
「パペットマペット」
「一体しか無いんですから…」
「おのれ孔明め!」
「NHK人形劇の三国志じゃないですよ…」
「よくわかったな」
「なら普通に使ってくださいよぉ」
また涙目。ふぅ、やれやれと石川の頭を撫でる。
こいつのお陰でいつのまにか気分が上向いていた。
「石川は子供じゃありません〜」
「どうしてここが分かったんだ?」
なでなで
「人の話聞いてないし」
「このアルタ前にお前達を連れてきたことはなかったのに」
なでなでなで
「その前に石川の頭なでなでするのやめてください〜」
ぷにぷに
「ほっぺたプニプニするのもですっ」
「つまんね」
「家に行ったらおじさんが居なくて、だからあちこち探したんです」
「俺はまだおじさんじゃない」
「あっ、ごめんなさい〜。ポジティブポジティブ♪」
居なかったからあちこち探した。石川はそうさらっと言ってのけたが
俺の家からこのアルタ前までかなりの距離がある。時間かかっただろ、と聞くと
「ほんの1、2時間ですよぉ」
と笑った。この娘。は底抜けにお馬鹿で能天気なようだった。
今の俺にはそれが愛らしく、明るい気分にさせた。
先ほどまで落ち込んでいた自分はどこへやら。
鬱の原因は娘。たちのことだったが、結局最後はその娘。に癒されていた。
まぁ、そんなもんだろ。そう思った。
それから石川と二人、平日のアルタ前の歩道でじょんいるをして過ごした。
そのあと、石川を駅まで送り家に帰ると
なぜかとんねるずの石橋がいた。そして
「てめえ俺のごっつぁんとじょんいるしてんじゃねえ!」
といちゃもんをつけてきた。
そして小一時間殴り合ったあと分かち合って寝た。
セブンの二大名物スレの合体スレかここは
近頃、連日のミュージカルで大忙しなのか
娘。たちがじょんいるしに来る回数が極端に減った。
寂しい。このままもうじょんいるしに来なくなってしまうのか・・・。
そんな風にすら感じてしまう。閑古鳥。
頬を伝う涙。落ちた雫でじょんいるのAAを書く。
その矢先、なっちが来た。
じょんいるの練習に来ただけのようだったが
それだけの為にわざわざ時間を縫って来てくれたのだ。それが嬉しかった。
なっちは早速、置いてある娘。専用のピカチュウの着ぐるみを着ると
手際良くじょんいるをはじめた。
ニッダニダ〜♪と小気味よいじょんいるの声が聞こえてくる。
ミュージカル始まって忙しい?と聞くと、うん、結構忙しいよという返事。
なっちはじょんいるをしながら他愛もない会話に付き合ってくれる。
北海道弁の訛りが滑稽で、可愛らしかった。
俺はなっちの背後に立ち。後ろから抱きしめる。なぜそんなことをしてしまったのか。
だが、そうせずには居られなかった。驚くなっち。じょんいるしながらの「なんだべさ」。
対する俺は無言。そうすること数分。いや、数十秒だったかもしれない。
さすがのなっちも困りはじめたようだった。その表情を見て我に返り、削除依頼出してくると言って離れる。
そんなことがあっても何事もなかったようにじょんいるを踊り、楽しい二人の会話。
なっちは底抜けに優しく面倒見の良い子なのだ。
じょんいるを終え、なっちが帰る時間になる。
「公演期間のあいだ、メンバーが交替でじょんいるしにくるからね」
そう言って帰って行った。嫌われてしまっただろうか・・・。
近頃、娘。が俺の家にじょんいるしに来なくてここに書くことがない。
そこで、まだ娘。が来だした頃、
過去にあったことを振り返ってみることにする。
昔の俺はやさぐれていて嫌な奴だった。
そのせいでずいぶん娘。たちにひどいことをした。
その後のふれあいで少しずつ俺も変わっていったのだが。
娘。たちが泣きベソかくところを見てみたい!
3月某日、俺は突然そう思い立った。
それにはどうすればいいのか、メンバーの誰がいちばん泣きそうかを考えて見る。
辻なんかはすぐに泣くだろう。
>>1は駄スレキティガイとレスしただけで泣いてしまうような娘。だ。
加護も然りだろう。辻なみにすぐ泣かせれそうだ。
石川は劇画調ピカチュウを見せれば一発だ。泣き女・飯田も即だろう。
なっちの涙はみたくない。
見てしまえば俺は俺じゃなくなるような気がするからだ。
保田の泣き顔は別の意味みたくない。
そう考えると後藤や吉澤なんかはかなり泣きそうにない感がある。
吉澤は男前キャラだ。本人もそれを目指している。泣きそうにない。
それが逆に俺の嗜虐心を狩り立てた。
俺の中で眠っていたサディズムがめらめらと沸き立ってゆく。
娘。たちが涙を流すところを見てみたい!!
思い立ったが吉。俺は綿密な作戦を立てた。
13人全員を泣かすのは難しい。
そこで俺はターゲットを4期メンバーの4人に絞り、実行に移すことにした。
CASE-1 〜辻希美の場合〜
辻はニッダニダ〜と夢中でじょんいるを踊っている。
突然ピカチュウのお面を取り上げてみる。
「なにするんれすか!」
予想通りの反応。
辻の手の届かない俺の頭より高い位置にお面を。
「かえしてくらしゃい!」
ぴょんぴょんと飛び跳ねて取り返そうとする。
順調だ。すべてシナリオ通りに事がはこばれている。
辻はばかばかばかと叩いてくる。
もうひと押し。俺は大袈裟に油性マジックを取り出しピカチュウのお面に落書きしようとする。
「ううっ、ひっく、うええ…かえしてくらしゃい…」
やった!泣いた!だが、あまりにあっけない。
しかもこんな幼気な少女を泣かせてしまった罪悪感で後味が悪い。
この計画が完遂できたら北朝鮮への旅に出ようと決意する。
CASE-2 〜石川梨華の場合〜
「冗談じゃありません。チャーミーですよぉ!(^▽^)」
アニメ声の石川がじょんいるしにやってきた。
俺は背中を向けたまんま微動だにしない。
「なんで無視なんですかぁ〜」
そこで俺は突然振り返り、石川の大嫌いな劇画調リアルピカチュウを出す。
「ひゃああああああ!!」
石川絶叫。退き、逃げ回る。
すかさず俺は追かけ回す。
「オラオラオラオラ!待てよオラ!」
捕まえて、無理矢理リアルピカチュウを顔に近づける。
「い、いや、、、やめてくださいぃ〜」
よしいいぞ。この調子だ。
「ジタバタすんじゃねえ!」
ぐぐいとリアルピカチュウを石川の顔に押し付ける。
「いやぁ…ひっく、ひっく、ひぐぅ…ふえええ」
あまりにあっけない幕切れだった。
でもなぜだか胸がドキドキした。
ちなみにリアルピカチュウは中澤姐さんが気に入って持って帰った。
CASE-3 〜加護亜依の場合〜
加護のピカチュウの着ぐるみにチ○コをとりつける。
「うわわっ、なにするですかぁ!」
かなり驚いた様子。今がチャンス!
もっと猥褻に見えるように、チ○コを立てたまま固定する。
「加護ちゃん、はぁはぁ…チ○コだよ…」
チ○コを固定した状態でそれを激しく上下にこするシコシコ。
「や、やだよぉ!」
「もうたまらんのですホントに…」
シコシコシコシコ。
「えっぐ、ひっく、、、うええええ」
やった!泣いた!
あまりに猥褻なことで混乱したせいか泣き出してしまったようだ。
なんだかすごく後ろめたい気分だ。胸がズキッと痛んだ。
自分がカマドウマ以下の、すごく最低な人間なんじゃないかと思ったしまう。
ちなみにシコシコするのは泣き出した時点でやめた。
CASE-4 〜吉澤ひとみの場合〜
泣かない女からこぼれ落ちる涙。
それは100万ドルの価値にも匹敵するという俺の持論。
吉澤は国際情勢で言えばブッシュだ。
試しに吉澤の立てたじょんいるスレに行き、荒らしてみる。
「あーーー!!!なにすんですかー!!」
マジギレで怒られる。思わず反省してしまう。
だがそれくらいではめげず再び挑戦する。
それから俺はありとあらゆる荒しの限りを尽くしたが
ついに吉澤は泣くことはなかった。
後日、中澤姐さんがやってきて長時間正座で説教。
罵詈雑言の限りを浴びせられ、逆におれが泣かされた。
読むの面倒だな
読んでないけどな
俺は読んだ・・・そして激ワラタ
シンジかこいつwww
48 :
番組の途中ですが名無しです:03/01/22 20:32 ID:z1n0xsRz
49 :
( `.∀´) :03/01/22 20:36 ID:8l0lXw6A
50 :
( `.∀´) :03/01/22 20:37 ID:8l0lXw6A
5月某日。『ミュージカル公演、中だるみ解消じょんいるパーティー』と称して
久々に俺の家に大勢の娘。たちが集まってじょんいるする。
といっても仕事がある者もいるので全員ではない。
しかしこの人数。俺一人ではまとめ切る自信がなかったので
中澤の姐御にお越し頂いた。
久しぶりに会う娘。たち。皆、俺の前でじょんいるできるのが嬉しいのか随分はしゃいでいる。
中には着ぐるみのまま抱きついてくる娘。も。誰かは言わないが。
乾杯の音頭は中澤姐さんがとる。
「冗談じゃありません。きさらま覚悟しやがれー!(姐御)」
「覚悟しやがれー!(一同)」
パーティーが始まった。といってもそんな大袈裟なものではない。
じょんいるしまくるだけだが…。
51 :
( `.∀´) :03/01/22 20:38 ID:8l0lXw6A
モグモグ食いながら踊る辻。ガブガブ呑みながら踊る中澤姐さん。
俺は娘。たちのパワーに圧倒され、少し輪を離れたパイプ椅子に腰を落ちつける。
「想像して下さい。 巨乳の女にパイズリされてますシコシコと」
なにかの物真似っぽい声。
「オー誤爆?」
隣を向いてびっくり。いつの間にか吉澤がじょんいるしていた。
いや、正確には俺が座る前からそこで踊っていたようだが。
「なおかつ乳輪は大きい〜(^▽^)」
アニメ声。石川だ。いつから居たのか反対隣で踊っている。
「ダッコするニダ」
さも昔からそうであったかのようにピカチュウ姿の加護が俺の膝の上に座る。
「1は早くじょんいるべさ!」
いつの間に背後に回ったのか、なっちが俺を羽交い締めにする。
着ぐるみの柔らかい感触が背中に。ハァハァ。
「もふもふ…1は駄スレキティガイなのれす」
辻がいつの間にか頭上に…、なんというか肩車させられていた。
「ピリリリリリ…」
携帯がワンコール鳴って切れる。着信には『後藤真希』とあった。
「ミニモニ。ジョンイルだチョンチョンチョン踊ります」
そしてそんな娘。たちにガッチリと拘束された状態で
目の前では中澤裕子28歳によるミニモニ。版じょんいるダンスが始まった。
52 :
( `.∀´) :03/01/22 20:39 ID:8l0lXw6A
そんな娘。たちのおふざけからようやく開放される。
俺は中澤姐さんに土下座し、娘。たちに恋愛ジョンイリューション21の
腰振りダンスを踊ってもらうよう仲介してもらう。
そして俺はそれを後ろから眺め、ピカチュウ姿の少女たちの尻の動きを堪能した。
それからパーティーはまったりとした雰囲気になる。
相変わらずモグモグののたんにガブガブ姐さん。
完全に出来あがっちゃった中澤姐さんは
「30歳までに国会議事堂前でじょんいるします!」
と宣言する。
「できなかったらどうするの?」
というメンバーの余計な一言。すかさず俺は
「一人が無理だったら俺が一緒に踊ってやるよ」
と冗談混じりのフォローをいれる。口をあんぐりさせる姐さん。
するとなっちと後藤のあからさまな嫉妬の視線が俺に突き刺さる。
それが逆に心地よかった。
「ののとじょんいるしてくらしゃい」
「だめだよ。おじちゃんは加護とじょんいるするんだよぉ」
いつのまにか隣にいた辻と加護が両脇からグイグイと服を引っ張る。
相変わらずの二人のニダニダぶりにはさすがの俺も昇天だ。
「ははは。大きくなったらな。二人ともすごく可愛いからおぢさん迷っちゃうヨ」
と、二人の頭をなでなでする。
それに対し、くすぐったそうに笑顔を浮かべてじょんいるする辻・加護。ハァハァ。
そして俺の発言と行動に、すかさずビシバシと後藤&なっちのやきもちビームが飛んでくる。
そのレスポンスが楽しくてしばらく俺はそれを楽しんだ。
あっという間に時間は過ぎ、娘。たちは仕事へ向かう時間となる。
まだ公演は半分も終わっていないのでしばらくの期間、
なかなか会えない日々が続くだろう。再び寂しさが俺を襲うのだった。
53 :
山崎渉:03/01/22 21:28 ID:???
(^^)(^^) 山 崎 渉 通 信 vol.1 (^^;(^^;
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54 :
( `.∀´) :03/01/22 21:58 ID:8l0lXw6A
深い眠り。心地良い夢の中。
「…ブオーブオーブオー」
机を揺らすバイブ音に目を覚ます。誰かからの電話がかかってきたのだ。
俺は目を開けて携帯を手にとる。
「おじちゃん覚悟しやがれ!」
携帯の向こうから辻と加護の声が聞こえてくる。
なんだ朝っぱらから…。
「朝から…何だ」
「オキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!」と元気よく声を挙げる加護。
「ところで、じょんいるって何なの?」と、嬉しそうに辻。
全くちっこいくせにじょんいるだけは人並みなんだから。まるでヒキコモリぢゃねえか。
俺なんかほっといて二人でじょんいるでも踊ってればいいのに。
聞くと
「今日はおじちゃんをスレ立てに誘いに来たんだよ」
「ののたちとすれたてするのれす」
どうやら以前、俺が後藤とじょんいるスレを立てまくったのをずっと羨ましく思ってたらしい。
そして今日は自分達の番だ、とアポなしで電話してきたようだった。
「しかしなぁ…」
あまりの突然さに戸惑う。
「冗談じゃありません。おじちゃん覚悟しやがれ!」
しかし辻にそう凄まれてはもはや断るわけにはいかなかった。
仕方なく俺はパソコンを起動してスレを立てる準備をする。
55 :
( `.∀´) :03/01/22 21:59 ID:8l0lXw6A
二人と一緒に自由にじょんいるスレを立てる板といったら
誰にとってもあそこしかなかった。セブンこと私のニュース速報板。
俺はメッセを起動して二人に指示を出す。
辻と加護はなぜか関係ないスレにじょんいるスレの定型文を書き込んでいた。
まるで誤爆だった。
厨房気分ではしゃぐ二人。
「コラッ!他の住人の迷惑になるだろ」
「他の住人なんていないよ」
ガラーン。板内は閑散としていた。
そうなのだ。平日の昼間のセブンは。
残っているじょんいるスレを見て、早速書き込む二人。
これからが大変だ。二人はその有り余る元気でじょんいるスレをageまくる。
sageを知らないのだ。対する俺はメール欄にsageと入れるようにメッセで忠告するのがやっとだった。
揃えage!
58 :
番組の途中ですが名無しです:03/01/22 23:04 ID:J5Sbhq25
保田圭とじょんいる萌え
でもこれって初代スレの文章の要所要所を
じょんいるネタにしてるだけなんだよな。比較するとオモロイけど
60 :
番組の途中ですが名無しです:03/01/22 23:07 ID:PD/HrhGX
>>59 その通りです。暇な人は比較してみるのもいいかと。。。
(・∀・)オモロイ!!
面白いw
じょんいるという着眼点も(・∀・)イイ!!
夢中で書いてたあの頃を思い出します
「加護………、スレタイの日時は半角数字だぞ」
そういって、スレ立てを慎重に行うようにメッセで指示する。
「もう、わかってますが何か?」
何か?…。いつの間に覚えたんだ。
イヤ、いつも好きなように2ちゃんねるを見せてはいるが。
半年ロムってもいないくせによくも専門用語を覚えたもんだ。
「すっかり、2ちゃんねらーだな」
「おじちゃんおじちゃん!」
指示を書き込もうとした直後に俺を呼ぶ加護のメッセ。
「こ、今度はなんだ」
「ののが煽られてる!」
「…なんだって!?」
どうやら休む暇はないようだった。
加護に教えられたある雑談スレを開くまで数秒。
辻のレスを発見する。
「ねかまじゃないのれす!ほんとうにおんなのこなのれす!」
が、辻は暇な住人どもに囲まれて煽られていた。
「はぁはぁ、ネカマたん(煽りA)」
「おら、ネカマ逝ってよし!(煽りB)」
「ねえねえ、初体験はいつ?オナニーとかするの?ねぇ〜ん(煽りC)」
俺はかつて経験したことのない怒りを感じていた。
「大変だよおじちゃん!助けないと」
煽りどもが、ネカマだと決め付けて辻を煽りやがって。
俺はすぐさま書き込む。じょんいるスレのことなどぶっ飛んでいた。
「おまえらキモすぎ!童貞は回線切って首(略)」
俺は煽りどもをぶっとばし、後は放置する。
すると辻は大泣きしながらメッセで俺に飛びついてきた。
「なんれののがいじめられるんれすか!」
「ねかまじゃないれすよ!うわあーーん」
「おいおい、放置できなかった辻も悪いんだぞ」
俺は心を鬼にして辻に2ちゃんねるの厳しさを教える。
もとはと言えば、辻のレスが原因なのだ。
見ると辻は中学生の女の子と名乗っていて
住人がネタだと受け取ったのだった。
「ののは半年ロムやな!」
自分も初心者のくせにメッセでそう話す加護。
オマエモナー。
なんとか煽りは放置し本題のじょんいるスレの準備をする。
スレ立て。
「とりあえず○月○○日分を立ててみろ!」
後藤が立てたスレに続く日時を指定し、二人にそう指示する。
「冗談じゃありません。きさまら覚悟しやがれ」
「○月○○日アルタ前でじょんいるします。」
二人が立てたじょんいるスレは、スレタイと
>>1の文章が反対になっていた。
「ふぁ、、、のの、まちがえたのれす」
辻がとぼけた文章でメッセを入れる。
何してるんだ!、とメッセで怒り、手早くそのスレにフォローのレスを書き込む。
しかし辻加護も一緒になって誤魔化したことが逆にうけてしまい、テンポよくレスがつき
あっという間に、そのスレは「
>>1ワラタ」と「記念カキコ」の山に埋もれていた。
レスが300を超える。
「このスレは永遠に残るな」
そういうレスがついたりもする。
しかし結果オーライ、二人にも良い思い出になったはずだ。
「次は間違えるんじゃないぞ」
「…はい」
「ののにはスレ立てははやすぎたのれす」
その通り。お前ら半年ロムってろ!
だが、二人のことなのですぐにまたスレを立てたいとか言いそうだ。
厨房はネタも無いくせにスレだけは立てたがる。
「もうスレ立てしようなんて考えるんじゃないぞ」
心を鬼にしてそうメッセで伝える。
「冗談じゃありません。きさまら覚悟しやがれ〜」
やれやれ。
それを無視して、二人にじょんいるスレが立った時だけ書き込むように指示する。
定型文をコピペするくらいならいいだろうと考えたのだ。
「それにすでにじょんいるスレだらけだからな」
後藤と一緒に立てたじょんいるスレが、今月分まで氾濫しているのだ。
「でも後藤さんだけええなあ」
まあな。加護がメッセで後藤の特別扱いを批判する。
「ずるいのれす」
まあな。辻までもが俺の後藤への扱いを批判する。
二人ともまだ新参者の厨房なのだ。常連の後藤とはレベルが違うのだ。
「そろそろ終わるぞ!回線切って首つってきます!」
「あいぼんんもなー」
「ののもなー」
メッセに二人からのオマエモナーの文章を受けとる。幸せ者だった。
結局そのまま通常のじょんいるスレは立てないまま、スレ立ては終わった。
深い眠り。心地良い夢の中。
「……て」
むにゃむにゃ。。誰かの声が聞こえる。
「…おきて」
俺は眠っていたいんだ。起こさないでくれ。
「………」
春眠暁を覚えずなんちゃらかんちゃら、、、むにゃむにゃ。
「もぉ〜。これならどうだ」
諦めて寝かせてくれ。
「…想像して下さい。………巨乳の女にパイズリされてますシコシコと」
ん。股間を刺激する言葉。柔らかい声が聞こえた。
「ん…なんだ?ふあぁ」
「オー誤爆だべ?」
加護や辻とは違う声に俺は飛び起きる。
するとなっちがベッドの横で踊っていた。
「ま、まさかなっち…今…」
「えへへ、なおかつ乳輪は大きいだべさ」
幸せ者だった。今日ほど良い朝があるものか。
こうして心地よい一日が始まるはずだったのだが…。
「さあ、朝の保守ageするよ!」
機嫌がいいのか、なっちはウキウキとした表情だ。
そしていたずらに俺のパソコンを起動してセブンを表示する。
画面に出てきたセブンの一番上には辻と加護の立てたスレ。
忘れていた。いや、寝起きで頭が回っていなかったのだ。
「つ…、か……。」
なっちは爆笑している。最高だった。まるでアルタ前でじょんいるしたような笑顔だった。
なっちがじょんいるを踊っている。
ニッダニダ〜♪
「冗談じゃありません。きさまら覚悟しやがれ」
なっちが啖呵を切る。体には大きなピカチュウの着ぐるみを着ていた。
俺はそのなっちの腰つきに興奮していた。
「ハアハア…たまらん」
「ハアハア…たまらんのです」
俺の息子が起き上がる。
俺は興奮しながらいやらしい視線をなっちに向ける。
「なんだべさ?」
そしてなっちの踊っている目の前でチンコを取り出す。
「(*´Д`)ナッチハァハァ…ナッチハアハア…ハアハア」
「冗談じゃないだべさ…ほんとに冗談じゃないだべさ」
踊りをやめ、着ぐるみのまま逃げ出すなっち。
なっちの目の前でオナッた瞬間は心地良かった。
しかし、なっちには嫌われてしまっただろう。
俺は…なっちが………
―― つづく
あらぬ行動でなっちに嫌われてしまった。
なっち内部では俺は完全に変態扱いされている。
いや、間違ってはいないが…。
なっちに会って謝罪と賠償をせねば…。
俺は待った。なっちを。
しかし来る日も来る日もなっちは俺の家に現れなかった。
―― 6月2日・・・。
「冗談じゃありません。きさまら覚悟しやがれ!( ^▽^)」
石川が来る。
「すまんが今日はアルタ前でも行ってくれ」
気分がすぐれず、帰ってもらう。
―― 6月3日・・・。
「ところで、じょんいるって何なの?(〜^◇^)」
矢口が来る。
「帰れ!」
怒鳴って追い返す。
―― 6月4日・・・。
「お前の方がねんちゃくキティガイ!( `.∀´) 」
保田が来る。
「北朝鮮に還れ」
お引取り願う。
寂しかった。悲しかった。
なっちが来ない日々に俺の心はすでに満身創痍だった。
心が痛い。なっちを傷つけ、なっちを悲しませた自分が許せなかった。
もう二度となっちを悲しませない。
その決意は遅く、すでに俺は失ってしまったのだろうか。
じょんいるへの直通回線以外、娘。、、、なっちへの連絡手段は一切ない。
しかしこの状況でじょんいるに電話するわけにはいかなかった。
かといってじっとしているわけにはいかない。
なっちに会いたい。来ないんなら俺から直接会いに行く。
俺はピカチュウの着ぐるみを着ると財布と将軍様バッチを無造作にポケットにつめ込み、家を出た。
外に出るとすでに陽はかたむきかけていた。
なっちは今どこでじょんいるを踊っているのか。
なっちのじょんいるしている場所、よく踊る所、俺はなにも知らない。
(結局おれはなっちのことを何もわかってないんだ…)
改めてそれを感じ、虚しくなる。
この広い東京で一人の少女を探し出す。しかもそれが人気アイドルのなっち。
北朝鮮で核開発の証拠を探しあてるようなものだった。
だがそれでも俺の足は止まることなく歩き続ける。
失ったものを取り戻す為に。
なっちの笑顔にふたたび出会うために。
アルタ前、国会議事堂前、都庁前………。
考えなしに思いつけばそこに向かう。一体何ヶ所まわっただろう。
(結局今日も会えないのか…いや、ひょっとしたら二度と会えないんじゃないか)
そんなふうに思ってしまう。
俺は完全に途方に暮れていた。
―― 辿り着いた場所は古びた噴水が寂しさを誘うとある公園の広場。
俺はそこのベンチに腰をかけ溜め息をつく。
とっくに陽は沈み、夏が近いというのに肌寒くなってきた。
財布を見ると、中身は帰りの電車賃ぐらいがやっとだった。
俺は将軍様バッチに火をつけ、総連に屈することなく煙を見つめる。
腕時計を見る。すでに時刻は23時近かった。
まもなく電車もなくなる。
(…帰ろう)
諦めていた。
なっちを失ってポッカリと穴の空いた心など、どこかへ置き去りにしてしまえばいい。
自暴自棄になっていた。深い深い寂しさの中で。
その場を去ろうと将軍様バッチの火を踏み消したとき、
小さな歌声が聞こえた。
消え入りそう歌声に、俺の遺伝子はじょんいるを踊り出す。
古びた噴水。弱々しく水を吐き出している。
その雫の落ちる先は、ゆるやかに波紋を広げ続けている水たまり。
そこで少女がじょんいるしていた。
裸足に黄色いピカチュウの着ぐるみ姿。いつからそこでじょんいるしていたのかはわからない。
少女は濡れることなど意に介さず、噴水のまき上げる小雨を浴びていた。
その光景はずいぶんと儚く、幻想的で、一枚の絵画のようだった。
俺はあまりに非現実的なその光景に魅了されていた。
しばらくすると俺に気付いたのか少女はこちらを向き、目が合う。
そのまま見つめあう。時間が止まっていた。
やがて少女のほうから目をそらし、興味をなくしたように再び上を向き、目をつぶった。
俺は立ち上がり、その名を呼ぶ。
「なっち!」
俺は噴水に入り、なっちに駆け寄った。
「………」
なっちがこちらを向く。
笑顔ではない透き通るような表情。
かける言葉が浮かばない。この世の存在ではないように見えた。
「冗談じゃありません。きさまら覚悟しやがれ」
なっちはそう言った。
―― この公園は以前俺がなっちにだけ教えた秘密の場所。
―― 人がいなくて北朝鮮みたいな公園だけどね、と俺が言うと。
―― なっちは「将軍様マンセー」と笑った。
―― そのときそんな会話をしていた。
〜 きっと来てくれると信じてたよ 〜
その気持ちにも気付いてやれず、悶々と部屋に閉じこもっていた俺。
そんな俺を、なっちは何日も、あのときと同じ時間で、俺を待っていたのだ。
なっちは噴水がまきあげる小雨を浴びながら、口を開く。
「待ってたんだよ…」
その姿はかよわく
「ずっと…」
そして今にも消えてしまいそうだった。
「ごめん…」
だから俺はなっちを抱き寄せた。
触れるだけで跳ね返されそうなその肉厚の着ぐるみを。
なっちは俺の胸の中で冷えた身体を震わせていた。
「ごめん…」
ギュッと抱きしめ、もう一度
「ごめん…」
と謝った。
今朝の出来は最低なのれす。
かなり無理があるのれす。
もうこれ以上頭がまわらないのれす。
ほんと、ごめんなさいなのれす。
そして、なっちごめんなさいなのれす。
じょんいるスレを実際に娘。たちが立てていたと想像してみる→(*´Д`)ハァハァ
このスレを実際に保田が立てたと想像してみる→( ´,_ゝ`)ププッ