1 :
あう使い:
( ● ´ ー ` ● )いちーちゃん
氏ね!!!!!
「戦艦ヒューベリオンです!」
オペレーターの声には、自分自身を疑う響きがあった。
金銀妖瞳(ヘテロクロミア)の青年提督は、さすがに意表をつかれた。
むろん言動にあらわしたりはしなかったが、敵部隊の総司令官が自ら出撃
してくるとは、想像の外だったのだ。智将と聞くが、意外に陣頭の猛将という
一面があるのだろうか。
ヤンとロイエンタールは31歳の同年である。それは偶然に過ぎないが、
同じく戦場を往来する身として、また若くして武勲と高い階級を誇る身として、
意識せずにはいられない存在であった。
「全艦全速前進!最大戦速!」
ロイエンタールは指令した。あるいは、一挙に勝敗を決することができるかも
しれない。ヤンを捕らえるか殺す-----帝国軍の全将兵が渇望する、それは
巨大な武勲だった。このとき一瞬、若いロイエンタールが戦意過剰の状態に
おちいったとしても当然であろう。
旗艦トリスタンは帝国軍の先頭に立ち、ヒューベリオンめがけて突進した。
だが、艦砲の射程にはいる寸前、オペレーターが絶叫し、艦隊を鈍い衝撃が
つらぬいた。敵艦が一隻斜め下方から体当たりを敢行してきたのである。
強襲揚陸艦だった。強烈な電磁石の作用でトリスタンの艦腹に吸着すると、
ヒート・ドリルが撃ちこまれ、酸化剤が噴きつけられた。わずか二分後、直径
二メートルに達する巨大な穴が両艦の内壁どうしをつないでしまい、そこから
装甲服に身をかためた陸戦隊員が、つぎつぎとトリスタンの艦内に踊りこんできた。
これがヤンの詭計だった。彼は、ロイエンタールのような一流、あるいはそれ
以上の有能な将帥の足元をすくうには、むしろ二流の詭計をしかけて虚をつくべき
でないか、と考えたのである。彼の搭乗しない旗艦を囮に使ってロイエンタールを
前方に誘い出し、強襲揚陸艦を衝突させて陸戦隊員を侵入させ、ロイエンタールを
捕虜にするか射殺する。具体策はシェーンコップの提案によるものであり、指揮官も
当然、彼自身であった。
4 :
山崎渉:03/01/21 16:49 ID:???
(^^;
( ● ´ ー ` ● )
タイ━━━|( ●| ´| ー| `| ●| )|━━━ホ!!!
7 :
山崎渉:03/01/22 21:27 ID:???
(^^)(^^) 山 崎 渉 通 信 vol.1 (^^;(^^;
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8 :
あう使い:
age