ほぼ毎日、関取たちが俺の家に来る・・・!!!

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1千代大便
どうしてこうなったのか。
俺は都内某所に住むよくいる普通の男だ。今年で28になる。
いたって普通に生きてきた。つい先日までは。
関取たちとの暮らしは突然始まった。
まずはじめに貴闘力が突然俺のアパートに押しかけてきた。
そしてさも昔からそうであったかのように上がり込み、
他の幕内力士もぞろぞろとやってきた。最後に魁皇が来て
俺の狭いアパートで13人が各々稽古をし、30分ほど仮眠をとって帰っていった。
全員が帰るとき、寺尾が「またくるっす、ごっつぁんです」と言い残していった。
その日から俺の部屋は力士たちの溜まり場と化した。
各々があいた時間などにやってきてはテッポウをしたり股割りしたりちゃんこ作ったり
自由に過ごしては帰ってゆく。憩いの場になっているのだ。
関取たちは超人気幕内力士。多忙な分刻みの巡業を毎日こなしている。
13人全員が揃うことは滅多にない。たいていいつも1〜3人でやってくる。
現に今、俺の後ろで海鵬がすやすやと寝息をたてている。
かわいいものだ、こんな小さな体でいつも精一杯に頑張り、そしてよく食う。
俺は関取の頭をそっとひと撫ですると、毛布をかけ直してやった。
夢か現実かはわからないが、こうして関取たちの安らぎを俺は守っている。今も。
2番組の途中ですが名無しです:02/12/31 14:39 ID:???
スレタイには笑った。
3番組の途中ですが名無しです:02/12/31 14:40 ID:???
ん?
4番組の途中ですが名無しです:02/12/31 14:46 ID:???
(`A´)ノ おえっキモすぎ
5番組の途中ですが名無しです:02/12/31 14:48 ID:HmraeREa
「”娘”去って”息子”来る」か・・・・
6エキストラ ◆ExtraNm4as :02/12/31 15:03 ID:???
なにがなにやらもう・・・
7 ◆u7Eeg2EsiY :02/12/31 23:48 ID:???
激しくワラタw
8千代大便:03/01/01 18:03 ID:???
コンビニで夕食の買い物を済ませ部屋へ戻ろうとすると、なぜか
「ズリズリズリ」という不審な音が聞こえる。
まさか空き巣が入ったかと思い、表に出しておいた猟銃を手に取り
思い切ってドアを開けた。
不安とは裏腹に、そこには、すり足の稽古を続ける玉乃島の姿があった。

「押し出しを確実に決めるにはこれしかないっすね」

自分の技をさらに伸ばそうとする関取の心意気には深く感銘した。
不審な音に気づいた近隣の住民も集まってきていたが、事情を説明して
帰ってもらい、関取も帰る準備をしている。
こんなアパートの一室でも明日の取り組みを左右する出来事は起こっているのだ。
9番組の途中ですが名無しです:03/01/02 22:57 ID:???
ワラタ
10 ◆5/w6WpxJOw :03/01/03 17:59 ID:???
激ワラタけど全然うらやましくないw
11番組の途中ですが名無しです:03/01/03 22:56 ID:???
(・∀・)イイ!!
12千代大便:03/01/04 00:56 ID:???
いつものようにバイトを終え大通りを歩いていると、ふと肩に手が触れた。
振り向くと、武双山が「今帰りっすよね?」と聞いてくる。
どうも、その背後にいる付き人らしき3人を連れて街に出てきたようで、
帰りは彼らとの乗るタクシーに同乗させてもらった。
しかし、向こうは今売り出し中の人気力士。
付き人や街行く人の怪訝な視線を浴び、柄にも無く縮こまってしまう俺がいる。
いや、付き人3人と乗っていて単にせまいだけだった。
家まで送ってもらい、関取と別れた。
何か現実離れした世界の様で、それが俺の日常となっている。
13山崎渉:03/01/06 05:52 ID:???
(^^)
14番組の途中ですが名無しです:03/01/09 02:26 ID:???
保  
15にゃんこ ◆oNYAN/xnKM :03/01/09 02:33 ID:???
素敵 (●゚д゚●)ポッ
16(糞゚ω゚)ノ<イヨーウ:03/01/09 12:19 ID:w0Gqx4jG
着眼点も今までに余りないパターンだし、文章も良くできててオモロイ
7にもこんなオモロイやついるんだな(w
17番組の途中ですが名無しです:03/01/12 21:41 ID:???
作者降臨待ち!
18番組の途中ですが名無しです:03/01/12 22:39 ID:wzY7NfyO
で、本当は突いたり突かれたりの仲だったりするのか?
19777 ◆5xvKBHVvKc :03/01/12 23:17 ID:???
すごい(・∇・)イイ!
主人公のその後が気になります
20番組の途中ですが名無しです:03/01/13 18:17 ID:???
保守あふえ 
21番組の途中ですが名無しです:03/01/13 18:18 ID:???
私おちんちん付いてないので。。(^^;
22千代大便:03/01/13 19:01 ID:Zq1K9TCr
今日は久しぶりの休日。
夢の中でまどろんでいたが、携帯のメロディで急に現実へ呼び戻された。
誰だよ、と少し苛立ちながら電話に出ると、出島がこれからアパートへ来るという。
スナック菓子をすき放題に食いたいが、親方の目が厳しく自由が利かないらしいのだ。
それで、俺も大食いに付き合うことになったが・・・本当に大丈夫なのかと思うくらいに食う。
いくら食うのも仕事とはいえ、高カロリー高脂肪の菓子類を次々に平らげるのには驚いた。

「稽古の日はちゃんこやら何やらを食べるのもきついっす。」
「ファンも大勢いるし、健康管理には気を付けたいっすが、休みの日くらいは自由にすごしたいっすよ」

ブラウン管の中では超人気幕内力士として活躍する一方、プライベートではこんな
悩みを打ち明けたりと、俺とあまり変わりのなさそうな所もある。
もっとも俺に気を許したからだとは思うが、あらためてこの一室が、彼らの安らぎの場と
なっていることに気がついた。
23番組の途中ですが名無しです:03/01/13 20:19 ID:???
このスレいいね。
24番組の途中ですが名無しです:03/01/13 20:22 ID:???
やべぇ、すごくオモロイ。
25番組の途中ですが名無しです:03/01/13 20:28 ID:???
初代1はおもろかったんだけど、途中からもてるようになって幻滅したな。
それを受け継いだ2代目も結局モテモテ君で、今じゃロリだし。

こことケメコスレの今後に期待!
26番組の途中ですが名無しです:03/01/13 21:19 ID:ou0wSGSO
走る取的か
27番組の途中ですが名無しです:03/01/13 21:22 ID:???
ここは暑苦しいインターネッツですね。
28 :03/01/13 21:30 ID:???
このスレは先々週の明石やさんまの「恋のから騒ぎ」SPで
女子高生が自宅にスマップのメンバー(本物)がやってきて鍋つついて
帰る、という霊現象が起こると言っていたやつのパクリだろ。
29番組の途中ですが名無しです:03/01/13 21:41 ID:???
30番組の途中ですが名無しです:03/01/13 21:43 ID:???
>>28晒しage
31番組の途中ですが名無しです:03/01/13 21:44 ID:???
32番組の途中ですが名無しです:03/01/13 21:45 ID:WAGLWeac
     ,r‐、       , -、
      !  ヽ      /  }
     ヽ、 ,! -─‐- 、{  ノ
      /。 。    r`'、´    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    / ,.-─- 、   ヽ、.ヽ  < >>28
     !/     ヽ、._, ニ|   \_______
.    {              ,'
     ヽ          /,ソ
.     ヽ、.____r',/
33番組の途中ですが名無しです:03/01/13 21:47 ID:???
>>28
「ほぼ毎日」シリーズは去年の春頃から続いてる7名物スレだよ
34番組の途中ですが名無しです:03/01/13 21:47 ID:???
>>28
むしろから騒ぎがパクリだろ
35 ◆DBBY.mrQ7o :03/01/13 21:58 ID:???
>>28
1 名前:番組の途中ですが名無しです 投稿日:02/05/13 14:11 ID:???
どうしてこうなったのか。
俺は都内某所に住むよくいる普通の男だ。今年で28になる。
いたって普通に生きてきた。つい先日までは。
娘。たちとの暮らしは突然始まった。
まずはじめに後藤が突然俺のアパートに押しかけてきた。
そしてさも昔からそうであったかのように上がり込み、
他のメンバーもぞろぞろとやってきた。最後になっちが来て
俺の狭いアパートで13人が各々雑魚寝をし、30分ほど仮眠をとって帰っていった。
全員が帰るとき、加護ちゃんが「またくるね、おじちゃん」と言い残していった。
その日から俺の部屋は娘。たちの溜まり場と化した。
各々があいた時間などにやってきてはゲームをしたり飲み食いしたりテレビ見たり
自由に過ごしては帰ってゆく。憩いの場になっているのだ。
娘。たちは超人気アイドルグループ。多忙な分刻みのスケジュールを毎日こなしている。
13人全員が揃うことは滅多にない。たいていいつも1〜3人でやってくる。
現に今、俺の後ろで辻がすやすやと寝息をたてている。
かわいいものだ、こんな小さな体でいつも精一杯に頑張り、そしてよく食う。
俺は彼女の頭をそっとひと撫ですると、毛布をかけ直してやった。
夢か現実かはわからないが、こうして娘。たちの安らぎを俺は守っている。今も。
36番組の途中ですが名無しです:03/01/13 23:50 ID:???
>>1
ごっつぁんです
37千代大便:03/01/15 20:27 ID:xx+es4rd
バイトを終え、コンビニでしばし買い物、そして帰宅
これが毎日毎日変わらない生活のパターンだった。
ただ、いつもと違ったのは、関取たちが誰一人として部屋へ来なかったことだ。
みんな忙しいのだろう。いくら慣れ親しんだとはいえ、こっちは一人。
皆、数万人のファンを抱える超人気幕内力士なのだから、仕事のほうが大事だ。
関取たちが来るかと思っていて買ってきた、柿の種と剣先するめいかをかじりながら
ぼーっとする。
ふと、玄関を見ると1通の封筒が落ちていた。
郵便物か。何故か胸の鼓動が高鳴るのを抑え、丁重に開封してみる。
出てきたものは、すなかぶり席のチケットだった。
そして封筒の裏には「闘牙」の2文字が。
活動が多忙な時期なのに、俺にこんな気配りをしてくれるのがとてもうれしかった。
ほかのファンにとっては手の届かぬ存在である彼らから、こんな特別扱いを
受けている自分が信じられない。
しかし好意はありがたく受け取ろう。
明日はいつもの闘牙ではない。いっしょに雑談もせずお菓子も食べず、みんなの
関取としての闘牙を見届けるつもりだ。
38番組の途中ですが名無しです:03/01/15 20:49 ID:036aPHdh
闘牙ワラタ
39番組の途中ですが名無しです:03/01/15 22:14 ID:???
保守age!  
40山崎渉:03/01/16 08:23 ID:???
(^^)
41番組の途中ですが名無しです:03/01/16 22:51 ID:???
圭 
42番組の途中ですが名無しです:03/01/18 00:21 ID:???
圭  
43千代大便:03/01/18 16:26 ID:YZTrNPdT
闘牙から送られてきたチケットを手に国技館へ向かう俺
バイト以外ではめったに外出などしないものだが、たまにはいいものだ。
国技館行きのバスも道行く人も老人や年配の方ばかり。
若者が行くところではないな、とは思いつつも、闘牙の活躍を期待し入場してみた。
既に取組は始まっていたが、まだ最初の方だ。
それでも満員御礼の混み具合で、いかに彼らが超人気力士集団であるかが一目で分かる。
弁当を食いながら、関取たちの華麗な技と駆け引きを楽しんでいるうち、あっという間に
闘牙の番となった。
引き締まった肉体・・・真剣な表情・・・そして圧倒的な風格・・・
どれもが身近で見る関取の姿とは違った。
普段目にするその親しみやすい人間性と、土俵上で見せる関取としての立ち居振る舞い、
どちらが真の顔なのかは分からないが、俺ではとても届きそうの無い世界だ。

闘牙が立った
いつ始まったのかも分からないほどの瞬発力で正面から立ち会う
互いにまわしを取り、全く互角の形勢から力勝負となっている
よく見ると、闘牙の方が徐々に徐々に後ずさりしている
足が地に付いていない感じだ
素人目にも分かる不利な組み手だが、タイミングを見計らって体を入れ替えようとする
相手もそれに意表を衝かれたか、押し気味だったものが逆に押され気味となっている
円を描きながら相手を土俵際まで追い詰める
これは決まった・・・その瞬間、闘牙の体が宙に浮き、一気に土俵外へと投げ出された
見事な吊り出し。しかし今日は闘牙の応援に来たのだった
なんと声をかけてやればよいのか・・・
44番組の途中ですが台無しです:03/01/18 17:38 ID:???
闘牙ぁ。・゚・(ノД`)・゚・。
45番組の途中ですが名無しです:03/01/18 18:48 ID:mbrMS6eZ
席取りゲーム
46番組の途中ですが台無しです:03/01/20 18:39 ID:???
保守。
貴乃花はこなかったのかなぁ。。。
47番組の途中ですが名無しです:03/01/21 10:32 ID:???
age!
48番組の途中ですが名無しです:03/01/21 15:09 ID:???
>>44
闘牙(とうき)ぃ・゚・(ノД`)・゚・。
49山崎渉:03/01/21 16:28 ID:???
(^^;
50番組の途中ですが台無しです:03/01/21 17:31 ID:???
>>48
そうじゃないかなとは思ったんだよ。。。。。・゚・(ノД`)・゚・。
51千代大便:03/01/21 17:58 ID:+W7RNzvA
声をかけていいものかどうか。いや、その前に、会えるかどうかだ。
こんなときにゆっくりと話なんかしたくないだろうし・・・
結局、一旦は国技館を出、近くのラーメン屋で腹を満たし、帰途に着いた。
その夜、朝青龍が地酒を手土産にやって来て、二人で飲み明かした。
ついでに闘牙のことも聞いてみたが、いつもと変わりは無い様子だったという。

翌日、やはり闘牙は姿を見せるわけでもなく連絡もない。
バイト先のラジオで聞いたが、その日の取組も負けてしまった。
こんなときに力になれない自分が情けない。
バイト帰りにコンビニで買い物をし、なんとなく国技館そばの公園へ行ってみた。
ここで夕食とするか・・・
入り口をふさごうとする枝木を払いのけると、ベンチに人影があった。
日も暮れて姿がよく見えないが、力士の風体であることは間違いない。
近くへ寄ってみると、その力士は俺に向かって振り向いた。

闘牙だった

52番組の途中ですが名無しです:03/01/21 18:06 ID:STy0BR71
あんたおもしろいわ
53番組の途中ですが名無しです:03/01/21 18:20 ID:???
いいですなぁw
54千代大便:03/01/22 19:05 ID:GWvPy/kJ
俺は無言で闘牙の横に座る。
闘牙も何も言わない。ただ空を見つめているだけだ。
しかし、その気持ちは痛いほどに伝わってくる。
実力の世界だけに、一つ一つの敗戦が励みにもなり落胆の原因にもなる。
俺の家へ無邪気に遊びに来ていながらも、厳しい勝負の世界に身を置いていたのだ。
こういうときは、只々辛いに違いない。

「やっぱり遊びに行ってる場合じゃないかもしれないっすね」
「周りにも差をつけられて、後輩にも追い越されたら情けないっす」

遊びに来ているのは本人にとってプラスになるかもと思っていたが、
実際はそれどころじゃないようだ。
息つく暇も無い修練こそが力士の本分なのか・・・
これからは家へ来る事もなくなってしまうのだろう。
なんとなくそんな予感がした。

しばし沈黙が続いた。
もう帰ろうかと思うと背後に人の気配を感じる。誰だ?
不意に、「ヒュッ」という鋭い風切り音が頬を襲い、黒い影が頭上を通り過ぎた。
後ろには蹴りを放ったと見られる男と、それを腕で受け流した闘牙が向かい合っていた。

「闘牙・・・だったっけな。俺と勝負してくれよ」
55山崎渉:03/01/22 21:22 ID:???

          (^^)(^^) 山 崎 渉 通 信 vol.1 (^^;(^^;

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

        さあ、今日からキミも1日1回、山崎カキコをしよう!

                やり方はとても簡単!

  名前欄「山崎渉」、E-mail欄と本文に「(^^)」を入れて書き込むだけ!

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
56番組の途中ですが名無しです:03/01/22 22:23 ID:???
揃えage!
57番組の途中ですが名無しです:03/01/23 00:09 ID:???
1には文才がある。
58番組の途中ですが名無しです:03/01/23 08:20 ID:2CsDArEj
今度は誰が来るんだ?
59千代大便:03/01/23 20:03 ID:+Gqz12jn
「誰でもよかったんだけどな。とりあえずお前からだよ、闘牙。」

そう言って、男は革ジャンを脱ぎ捨てた。
普段関取達を見慣れているせいか、さほど大柄には見えなかったが、
余分な脂肪がそぎ落とされた、締まった体つきだ。
この男・・・・・・そうだ、角田だ。
正道会館の角田が喧嘩を売ってきたのか。いったい、何のために?

「俺の仕事は相撲っす。空手家とやる気はないっすよ。
 それにもう陽も落ちてしまったっす。」

「オォッ!!!」
角田が公園内に響き渡る気合と共に、正拳突きを繰り出してきた。
あまりにあからさまな突きだが、またもや不意を突かれた闘牙は腕で
ブロックするのが精一杯で、体勢を崩す。
これが正統派空手最高師範のする事なのか。あまりにダーティと言わざるを得ない。
しかし、本気で闘牙をつぶすつもりだ。
闘牙が仁王立ちになり角田をにらみつけたかと思うと、腰を落とし、天高く足を振り上げる。
そして地を割るような勢いで四股を踏んだ。

「しかたないっす。けど、本当は・・・こんなことに相撲の技は使いたくないっす・・・」

その言葉に、角田が怪しげな笑みで返した。
60番組の途中ですが名無しです:03/01/23 20:08 ID:???
>>57
あんたにもあるよ
61番組の途中ですが名無しです:03/01/24 08:31 ID:???
格闘小説になってきたぞ。
まさかこんな展開になるとは…スゲェ。
62性闘士 ◆jeglAw4g22 :03/01/24 19:16 ID:???
1タンはトリップつけたら?
63千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/01/24 21:45 ID:???
ウス、ごっつぁんです
64山崎渉:03/01/25 05:03 ID:???

          (^^)(^^) 山 崎 渉 通 信 vol.2 (^^;(^^;

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 Q:次のAAキャラは何という名前でしょう?

         1            2            3
        ∧_∧            
       (  ^^ )
       (    )                   ___
       | | |                     〜(___)(^^)
       (__)_)        (^^)        | |

 答えは↓
 http://aa.2ch.net/test/read.cgi/mona/1043429471/2-4n

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
65千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/01/25 21:39 ID:axLsZydz
まるで取組を始めるかのように、闘牙が深く前かがみになり、強靭な筋肉が
張り詰めている。
それに対して、角田はさすがに不意打ちをすることも無く、空手流のオーソドックスな
構えで対峙した。やはり、うかつには手を出せないか。
しかし、動いたのはまたもや角田だった。

小刻みに摺り足で間合いを詰め、「フゥッ、」という気合と共に、モーションのほとんど無い
左手による手刀を繰り出す。
闘牙も右手で流そうとするが、いささか不完全。額に打撃を受け、一瞬視界が遮られた。
スピードだけで力の乗っていない打撃だ、大した事は無い・・・
そう思ったが、ほぼ同時に角田の左ローが闘牙の左足を捕らえていた。
「くぅっ、」
手刀は囮・・・最上部の顔面を突き最下部の足を襲う。
単純ながら受けにくいコンビネーションだ。
足を挫かれたものの、さすがは関取。そこから負けじと突っ込み張り手を繰り出す。
しかし、角田は力士より身軽だ。あっさりとバックステップでかわし、左へ廻りこむ。
そこから左のフックが飛ぶ。
闘牙は数ミリ間隔でなんとかかわし、腕をつかもうとするが、角田の腕を引く方が早い。
さらに、また左のロー、と見せかけてハイに変化。
ガードが間に合わず、ガキィッと頭部が揺れた。
それでも闘牙は引かない、そして角田はまた離れる。

土俵より遥かに広い公園内の敷地。そして身軽な体躯の角田。
得意の組技にも持ち込めない闘牙の劣勢は明らかだ。
66番組の途中ですが名無しです:03/01/25 22:03 ID:???
最近、良スレや年下を見つけては頭ごなしに難癖付けて
人のスレッドを荒らす29歳の蛆虫がいます。
そんな蛆虫が貴方のスレッドに来たら放置で対処お願いします
特徴、説教じみた話の語尾に[だが]
67千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/01/27 19:28 ID:t4juMNbz
幾度と無くクリーンヒットを浴びているんだ。闘牙のダメージも相当なはず。
それでもその巨体を支えているのは両足のみ。まだ腕は地に付いていない。

「タフだなあ、関取。けど、あと数分で終わりだよ」

それでも冷静に蹴りを放つ角田。
今度こそは足を掴む・・・事は無く張り手を繰り出した。
それが膝の部分を打ち、わずかに角田がよろける。
しかしまた間合いを取り、闘牙がふらつきながらも間合いを詰める。
そこへ角田の右ハイだ。
そのまま前進した闘牙は、ガードもままならず頭部に衝撃が打ち込まれた。
しかし終わっていない、闘牙が角田の懐に入り腕を振り上げる。
体勢の崩れた角田は両腕で頭部を固めたが、それをも吹き飛ばす張り手。
それだけでは満足しないとばかりに、さらに角田を地面にたたきつけた。

頭部を強打したか、倒れたまま角田は動かない。
ひざを痛めつけ、フルパワーを出せない蹴りを受けながら、まさに捨て身の突撃だった。
闘牙がこちらへ向かってくる。だいぶやられたが、何とか自分一人で歩けるようだ。

「念のため病院にいくっす。あと、角田さんに救急車を・・・」

こんな時でも敵に対する心づかいを忘れない。やはり男だ。
振り向くと、角田の傍に黒い影が複数群がり、角田を担ぎ帰っていった。
監視役だろうか。何はともあれ救急車は無用。
この件がマスコミに知られることはなさそうだ。
俺は関取を病院まで送り、先ほどの戦いに興奮しながら家路を急いだ。
68番組の途中ですが名無しです:03/01/28 17:41 ID:MoE1IjTC
関取が席取り
69 ◆8/rJfUc/Sc :03/01/28 18:31 ID:3FmACd8U
>>1さん
悪い夢を見たんでしょう。そんなこと現実にあり得るわけがありません。
それでも見たというのなら、あなたは自分でも知らず知らずのうちに薬物を
使ってしまっている証拠です。
早めに病院もしくは施設へ行くことをおすすめします。
70うんこ ◆UNCO7.fPYI :03/01/28 18:44 ID:???
関取のうんこは、でっかいだろうな。
71番組の途中ですが名無しです:03/01/29 02:23 ID:???
栃栄はうんこしないよ

   する派------


   しない派   (略
72番組の途中ですが名無しです:03/01/29 02:25 ID:???
   「左四つからの下手出し投げ」と呼ばれるものをするよ派(穏健サウスポー派)
73番組の途中ですが名無しです:03/01/29 08:49 ID:???
新たな展開ですか?w
74千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/01/29 21:58 ID:udz0Yd78
ピピピピッ ピピピピッ ピピピ・・・

炊飯器の炊き上がり完了音で目が覚めた。
7時からコンビニのバイトで、朝と昼は多忙な勤務だ。
相撲とりの言葉じゃないが、食べるのも仕事だから、よく腹にためておかないと。
ふと横を見ると、琴光喜がどんぶりにご飯をよそい塩辛を目一杯盛り付けている。
昨日は鍵を掛けないまま寝ちゃったんだっけ。酒でも飲んだか?
いや、闘牙を病院に送ってそのまま帰ってきたんだ。一体どうやって・・・?

「あっ、、、おはようっす。いや、入ろうとしたら鍵がかかってたんすけどね、
 引っ張ったらドアが金具ごと外れちゃったっすよ。ハハハッ」
「あと、ちょっとご飯いただくっす。朝ちゃんこは食ってきたっすけど、塩辛見たら、
また食いたくなっちゃって。」

まったく、俺とこれほどの仲じゃなかったら・・・いや、知り合いだったとしても、
ドアをぶち壊して勝手にメシ食ってたりしたら、手が後ろに回っちゃってるだろう。
豪快というか無邪気というか、この恐れ知らずな所はあいかわらずだな。
弁当を作る分はなくなってしまったので、昼は廃棄をいただくことにした。
75番組の途中ですが名無しです:03/01/29 22:01 ID:???
速報!!中学生の裸を見たいがために
fusianasanトラップに某国立大学生が引っかかりました。
現在祭り中、大学に通報したとのことです。
http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi/qa/1038326011/88
76性闘士 ◆jeglAw4g22 :03/01/29 22:22 ID:???

過激派
77番組の途中ですが名無しです:03/01/30 11:01 ID:???
hoshu
78番組の途中ですが名無しです:03/01/30 15:25 ID:???
やべえ、俺このスレ大好きだわ
79千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/01/30 20:10 ID:zMDMMt7X
ウィィィィーッ ィィィイイイーッ チュゥゥイイイィィーンンッ

まだ・・・ご飯は炊けてない・・・
今朝はとなりに住んでいる大家さんがチェーンソーで庭木を切る音で目が覚めた。
思わずまわりを確認してみたが、関取はいない。
少しして、炊き上がった炊飯器を開けてみたが、中身は満タン。
いくら遊びなれている関取たちでも、起き掛けに居座られてるとドキッとするからな。
朝飯を食っている最中、隣の部屋からは女の子たちの声が聞こえる。
ちょっとトロそうな幼い声と、大人っぽい声。
片方は娘。の辻にも似ている気がするが、うらやましい限り。
世の中もてるやつはもてるんだなあと思っていると、コンコンとノックする音が聞こえた。
関取たちか?今日もバイトなのだから、仕事前に来られてもゆっくりできないのに・・・

ドアを開けて見上げるが誰もいない。
いや・・・そこには自分より20cm下から俺を見上げる少女がいた。
え・・・・・・!! 加護亜衣・・・・・・!? なんでここに・・・???
呆然と立ち尽くす俺を尻目に、加護は「えへへ、ま〜ちがえちゃった」と
俺の前を去っていった。
代わりに、隣のドアが開き、また閉まった。

なにがどうなってるんだ
80番組の途中ですが名無しです:03/01/30 20:43 ID:???
おじさんの隣の家かよ
すげーマンションだ
81番組の途中ですが名無しです:03/01/31 04:17 ID:???
おもしろすぎますw
82番組の途中ですが名無しです:03/01/31 08:45 ID:???
すさまじい文才だな。
83番組の途中ですが名無しです:03/02/01 08:49 ID:???
abe
84◇cmv ◆EGMiXVLMQ. :03/02/01 09:20 ID:???
>>1

お隣さん?
85番組の途中ですが名無しです:03/02/01 10:08 ID:???
ストーリーがリンクしてるww
面白い。
86番組の途中ですが名無しです:03/02/01 10:34 ID:???
このシリーズ・・・なんかスタートレックみたいだなw

TOS 本スレ初代(独自の世界観の構築)
TNG 本スレ二代目(上を踏まえての発展型)
DS9 保田スレ(上を踏まえての独自路線、外伝的存在)
VGR 関取スレ(全くの独自路線ながらも初期をモチーフ)

知らない人スマソ
87千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/01 22:14 ID:dZXjgsYm
バイトに出て、激しく忙しい朝の応対を終えると、途端に暇になる。
相方は一服してるようだし、新聞でも読もうと、スポーツ紙を手に取った。

「正道会館最高師範、、、角田、、、」
ん・・・?

「真冬の海へ、、、死の、、、ダイブ」

まさか、、、信じられない思いで記事を読んだ。
「あの角田が帰らぬ人となって引き揚げられたのは、午前5時。周囲の弟子達によれば、
深夜2時ごろ、飲酒していたのか、おぼつかない足取りで自家用車に乗り込み、午前3時ごろ、
付近の住民が、埠頭の近くで車が海に落ちたと通報し、警察などが駆けつけた。」
「午前5時過ぎ、海中に人の乗った車が発見され引き揚げられる。
正道会館職員の立会いによって角田師範本人と判明。死因は頭部を強打したことに加え、
車内への浸水による溺死と見られる」

殺されたのか。あの状態では、当分歩くことはできないはず。
角田が消されたとすると、次は闘牙、あるいは俺なのか。
力士対空手家、娘。の訪問。そして角田の死
立て続けに信じられない出来事に遭遇し、少々頭の中が混乱気味だ。
バイトにも身が入らなくて困った。どうすればよいものか。
倉庫で昼飯にしようかと思うと、携帯が震えた。
誰だろうか・・・俺は救いを求めるような気持ちで電話に出る。
電話の主は貴ノ浪だった。

「今日タニマチ衆におごってもらえるっす。いっしょに行かないっすか?」

なにか気の抜けたように安心してしまい、もちろん行くよと即答し、急いで食事を済ます。
誰でもいい、関取に会えば・・・何か分かるかもしれない。
88番組の途中ですが名無しです:03/02/02 02:26 ID:???
>1よどこへゆく
89性闘士 ◆jeglAw4g22 :03/02/02 11:16 ID:???
角田はしんじまっただ〜 角田はしんじまっただ〜 天国へいっただ〜
90千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/03 20:39 ID:iUDISrgV
待ち合わせ場所の書店前、貴ノ浪がしっかり待っていてくれた。
タクシーに同乗して少し離れた料亭へ向かうと、品の良さそうな年配方の姿が見えた。
例の件が不安ではあったが、ご馳走が出るというのもまた楽しみ。
とりあえずここでは食えるだけ食っておこうと、とにかく腹に詰め込んだ。
しばし休憩をとり、闘牙の事を貴ノ浪に聞いてみる。

「ああ、怪我してたみたいだけど・・・足でも滑らせたんじゃ?
 体は大事にしなくちゃいけないっすよね。」

ビールを飲みすぎたため、便所で用を足しながら一人考える。
どうも、角田との1戦は話していないようだ。しかし、危機が差し迫った場合、
一人ではどうにもならないことだ。誰に相談しようか・・・・
ぼーっとしているとゴツイ体つきの男が入ってきた。
関取たちか・・・と見返すと、それとは違って締まった肉体のスーツ姿。
別の客だったか。そう思うと、続いて同じ格好の男が3人入ってきた。
さすがに異様さに気づいた俺は身構えたが、あっという間に腕を極められ、
身動きが取れなくなった。

「角田はケンカで負けたが、結局事故で死んだ。それを見ていたあんたは・・・・・・わかるだろう。」

しまった・・・、一人になるんじゃなかったと後悔したがもう遅かった。
もう一人の男が俺の喉元にナイフを立てているため声も出せない。
どうにかして助けを・・・、外で、話し声が聞こえる。
「おぃ、、、ここ、、使用中、、、だ、、、ら」
「なに、、言って、、だか、、、どくっす、、よ」
無理やり中に入ってきたのは貴ノ浪だった。俺は助かったのか?しかし・・・

「あ、いなくなったと思ったらここに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」

場の空気が一瞬にして固まった
91番組の途中ですが名無しです:03/02/03 20:50 ID:Cu6FARRJ
ティムポとマムコをあわせてな〜む〜
92千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/03 22:06 ID:???
>>84
ウス 相容れ合ってやっていくっす ごっつぁんです
93番組の途中ですが名無しです:03/02/05 01:04 ID:9o6iBhjR
続き期待age
94777 ◆5xvKBHVvKc :03/02/05 01:45 ID:???
最近いそがしかったから、>>50くらいから一気にまとめて読んだ。
おもしろい!

読ませる文章に感動です。
95千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/05 19:15 ID:1K4vUOfY
貴ノ浪の呆然とした顔が急激に鬼のような形相に変わった。

「何だお前ら。さっさと刃物をしまわないと痛い目見てもらうっすよ。」

予想外の出来事だったためか、俺を捕まえている2人がこころもち後ずさりした。
貴ノ浪が、前にいる1人を手に掛けようとしたとき、そのわき腹に蹴りが打ち込まれた。
入り口にいたやつだ。
くぅっ、とうめき声を上げよろめく貴ノ浪。しかし、後ろの男の胸倉を掴み、壁に向かって
投げ、たたきつけた。いい角度で全身を打ったためか、崩れ落ちたまま動かない。

「見られた以上は、、、」

ヒゲ面の男が貴ノ浪に突進した。それをガードしようとしたのか、両腕を構えたが、
さっきのミドルが効いているらしく、動きが鈍い。
男のひじ打ちが顔面に入り、巨体が地面へと転がる。

なんてことだ、、、問題を解決するばかりか、このままでは貴ノ浪まで道連れにしてしまう。
関取がやられて、俺には格闘技の心得などまったく無い。
こんなことなら、俺一人で犠牲になればよかったんだ。
さっきのヒゲ面が倒れた仲間を起こし、ここを出るようにか、目で合図をしている。
そして俺も連れて行かれようとしたところで、前の2人が便所から出られないで立ち止まっている。
いや、立ちすくんでいるようにも見えた。
その視線の先には、、、若乃花、お兄ちゃんが立ちはだかっていた。
そしてその後ろには貴乃花も。今度こそ助かったか。
しかし、男たちは全員ナイフを手にしていていた。まったく引く気はないようだ。
96番組の途中ですが名無しです:03/02/05 19:27 ID:???
( ゚д゚) オオ・・・カコイイ・・・
97番組の途中ですが名無しです:03/02/07 09:48 ID:???
燃える展開だ!
98番組の途中ですが名無しです:03/02/07 14:58 ID:???
若貴キタ━( ´∀`)´_ゝ`)`Д´)´Д`) ̄ー ̄)-_-)・∀・)´・ω・)=゚ω゚) ゚Д゚)゚∀゚)━!
99千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/07 22:02 ID:lTOwI7OA
「うっし、俺がやってやる」

ナイフにもまったく動じず、若乃花が前へ踏み出た。
男の方は多少動揺しているのか腰が引け気味だ。
さらに前へ出る若乃花を、男のナイフが襲う。
キュッ、と言う鈍いような鋭いような音と共に光が弧を描いた。
その尖った先は、若乃花の手を引っかき、じわっと血がにじんだ。
それでも若乃花は動じない。
間髪入れず間合いを詰め、一気の張り手。
ゴギィッ、と言う骨を砕く音が狭い便所内で響く。しかし、なにかおかしい。
苦みばしった顔で動かない若乃花の腕からは、さらに多量の鮮血が滴り落ちていた。
男も、張り手を食らうと同時にナイフを突き立て、相打ちに持ち込んだのだ。
これでは多少不利か。しかも俺が人質。
俺の首に痛みが走り、腕を極めている男が貴乃花を見た。
ナイフが首の皮を切っている。さすがの横綱もこの状況には困惑していた。
さらに、その横綱の背後に影が。
やられる、と思った、、、しかし、その影は

「横綱、何かあったんすか?、、、あっ、こいつら。」

闘牙が現れた。続いて武蔵丸までも。

「いやー、ほかの部屋の力士まで呼ぶなんて、さすが二子山部屋のタニマチ。あれっ・・・?」

それだけでは終わらず、雅山と和歌乃山がのそのそと入ってくる。
またもや場の空気が固まったが、形勢逆転、いや勝負が終わっているのは明白だった。
100番組の途中ですが名無しです:03/02/07 22:29 ID:???
続き、続き!!
ワクワク━(゚∀゚)━!!
101番組の途中ですが名無しです:03/02/08 14:13 ID:???
新人記念揃えage!  
102番組の途中ですが名無しです:03/02/08 15:24 ID:???
潮丸だしてくれ。
103番組の途中ですが名無しです:03/02/08 17:20 ID:???

           超!優良スレ          普通             糞スレ
              ┝━━━━━━━━━━┿━━━━━━━━━━┥
              ∩
              | hn
       %%%%%%%%%<);@;|
      6|-○-○ | .|;;;;;;;|
        |   >  | .,|;;;;;;;;|,
        \ ∇ / ( " )    <ココ!
   γ⌒`YTTTTY ̄〃(()、
  (氏≫|| | | | | "__ノ へ
   ヽ__ノノー― ̄ ,,,,   |〃l )
    \彡ー  // __|_ヘ \;;;;;|
      \_/ ( _|__)  |;;;;|
         \_( _|__)〔|;@;|
          /|| ||(@)|| リ~~
         / ̄ ̄//⌒ヘ|
         |_/⌒V/|
104千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/08 20:56 ID:CEaGWkB7
俺の首筋からナイフが離れた。そして床からカキィッと乾いた音が響く。
凶器を捨て、人質の俺を解放し、負けを認めた刺客の連中。
武蔵丸が、とりあえず警察に・・・と、携帯を取り出し詰め寄る。
そこへ若乃花が前をふさいだ。

「当然警察に引き渡すよ。けど、通報はゆっくりでいいぞ。」
「せっかくだからな、稽古をつけてやろうか・・・」

あの温厚なお兄ちゃんの目ではない。
大一番を前にした厳しい目でも無い。
そこにあるのは、冷酷無情ともいえる鬼の本性を晒した、横綱の素顔。
血を流しながら熱氣を放つ若乃花に、男たちも関取衆も何も言えない。

「おい、貴。俺たちは後で行くから、残りのやつらだけでご馳走になるって言って来い。」

それを聞いて貴乃花が広間へ走った。
残りの6人が男たちを連れ出し、事情を聞いた二子山親方と貴乃花が合流。
そのまま、近くの稽古場へ向かう。
土俵上に投げ飛ばされ震え上がる4人を前に、若乃花は慣れた手つきで、
段ボール箱からいくらかのブツを取り出した。

「犬畜生なこいつらをシめてやるッ!」

二子山親方が見守る中、制裁は行われた。
105番組の途中ですが名無しです:03/02/08 20:57 ID:???
    / ̄ ̄ ̄ ̄\
    / ̄ ̄`ヽ、   ノヽ
  /       `ー‐  l
 〔|      -━  ━. |
  |       “” l “ |
   |       r ・・i. |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  りリリ     /=三t. |  < ………………………………
  |リノ.         |   \____________
   |    、  ー- " ノ
  |    ”ー-- " |
106性闘士 ◆jeglAw4g22 :03/02/08 21:23 ID:???
誰かあのAAもってこい
107番組の途中ですが名無しです:03/02/08 22:16 ID:???
>>二子山親方が見守る中、制裁は行われた。

タワラ!
108番組の途中ですが名無しです:03/02/09 02:01 ID:???
うぉぉ、良スレ!!
笑わさせていただきました。
109千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/09 19:23 ID:I+OivSVh
恐怖のしごきが始まった。
投げ飛ばされ、また引き寄せられ、また投げ飛ばされ・・・
屈強そうな男たちだったが、見る間にボロゾーキンに変わっていく。

「さっさと立たねえか、てめぇ!」

若乃花が容赦なく竹刀を振るい、その風切り音が痛々しい。
やつらも、まさかこんなことになるとは思っていなかっただろう。
金属バット・水温五度を切る冷水、そして傷口に振りかけられる食塩。
見る方が痛くなってい来るような光景だ。

「自分とこの師範を殺り、無関係の人間までも・・・か。お前ら、それでも男か!!」
「浪、おかまバーのあゆちゃん(源氏名、26歳)呼んでくれ。
 男の何たるかを教え込んでもらわねえとな。」

貴ノ浪が携帯で呼び出し、ほどなくあゆちゃん(源氏名、26歳)が到着。
若乃花が、あゆちゃん(源氏名、26歳)に一丁たのんますと耳打ちすると、
男たちも事情を察したか、引きつった顔で泣きを入れ始めた。

「すんませんもう勘弁してくださいっ、警察でも何でも行きますからっ」
「うわぁー、いやだぁーっ、助けてママァーっっっっっ!!!」

「何がママーだ、この野郎!! マス大山に申し訳ねえと思わねえのかっ」

泣き叫ぶ男達を、格闘技マニアでもあるあゆちゃん(源氏名、26歳)が一喝。
そして、あゆちゃんの一尺竿が男の菊門にねじり込まれていく…
まだ、幕が開いたにすぎない。
悦楽は、ここから始まる。夜はまだ終わらない…。
110番組の途中ですが名無しです:03/02/10 10:36 ID:???
( ゚д゚) ムウ・・・
111千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/11 17:18 ID:5dzNbo+o
あれから3日がたち、角田を殺した幹部4人が逮捕。
全国紙地方紙スポーツ紙を問わず、このニュースは日本中を駆け巡った。
世間ではえらい騒ぎようだが、こっちは恐ろしいほど平穏な生活をしている。
刺客に狙われることもない、関取たちもあの一件があったからか、ここ2日姿を見せていない。
冷静に待つか・・・俺はいつもより早めに寝床へと潜った。

心地よいほど安眠できそうだ。意識が夢の中へ飛んでいく、、、
その矢先、ドアがガチャガチャッと鳴り響き、驚いて目が覚めた。
予想はついていたが、関取たち、それもこの間のメンバーだ。

「ウス、事件は片付いたっすが、そっちは大丈夫っすか?」

そういって、若乃花を初め、どやどやと全員が上がりこみ、俺の愛用するカセットコンロや鍋を取り出した。
よく見ると貴ノ浪が段ボール箱一杯に野菜や肉を詰め込んでいる。
ちゃんこを作りにきてくれたのか、、、こんな夜中に。

「ウッシ、点火点火」
「野菜から入れろ野菜から、肉もバーっとな」

馬鹿力でガスボンベ詰めたり、無理やり点火したり、ああもう見てらんない。
肉や野菜なんかばちゃばちゃ入れちゃって、両隣に聞こえたらどうするんだ。
あんなことがあったというのに、相変わらずの豪快さ。
ため息をつきつつも、関取たちがいるなら角界も安泰だなあと、頼もしさを感じている。
112番組の途中ですが名無しです:03/02/11 22:00 ID:???
良スレワラタ
113番組の途中ですが名無しです:03/02/14 00:51 ID:???
久しぶりに見てみたら
マス大山キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
そして大団円か。
114番組の途中ですが名無しです:03/02/14 11:17 ID:???
相撲ファンとしては千代大便が大いにうらやましい。
115番組の途中ですが名無しです:03/02/14 13:23 ID:???
ホモの俺としては千代大便が大いにうらやましい。
116千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/14 20:29 ID:aQIzO3LD
野菜も肉もたらふく食った。酒も浴びるほど・・・とは言わないまでも、
関取たちに合わせながら飲んだ。
信じられないな。あれほどの出来事がめまぐるしく起こり、そして消えていった。
関取たちに囲まれて談笑し、こんな光景は滅多に、いやまず起こりえない。
かるい眩暈に襲われながら、関取たちを見ている俺。信じられない・・・。
目の前が明るくなった。閃光が広がる。ビッグバンというのはこんな感じだったのか・・・
白い・・・


白い・・・ 天井が・・・ 天井が白い
ちがう 明るいんだ 明るい・・・蛍光灯が・・・

「あっ、気がつきましたね」
「よかった。もう心配ないよ。異常は見つからなかったからね。」

看護婦、、、?、医者に、母さんに、知り合いたち、、、、
体が重い・・・なんだ、包帯で巻かれてる、チューブが鼻に・・・

「意識不明になってたから、具合が悪いと思うけどね、順調に回復するはずだから
 ゆっくり休んでいいよ。」


なんで、、、? 俺は、、、! あの生活は、、、? 関取たちは・・・!?
117番組の途中ですが名無しです:03/02/14 23:27 ID:???
( ゚д゚) ナ、ナンダッテー!?
118番組の途中ですが名無しです:03/02/15 00:08 ID:???
ガ━━Σ(゚д゚lll)━━ン
119爆弾小僧 ◆KOBUNQpf0A :03/02/15 17:25 ID:???
” (゚Д゚)ハンパネー!!!
すごい展開だ。。
120番組の途中ですが名無しです:03/02/15 21:47 ID:???
>>118
( ゚д゚) ネエネエ ソノ「lll」ッテ ドウヤッテダスノ?
121番組の途中ですが名無しです:03/02/16 02:40 ID:???
揃えage!     
122番組の途中ですが名無しです:03/02/17 06:40 ID:odYhXPm9
( ´Д⊂ヽウェェェン
123(・∀-)チェキラッ!:03/02/17 06:45 ID:LwcJsDdC
夢落ち?!
124番組の途中ですが名無しです:03/02/17 10:01 ID:???
こんな板にも良スレがあるんだなw
125番組の途中ですが名無しです:03/02/17 13:05 ID:???
a
126千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/17 19:24 ID:wZFUKT/s
「あの、俺、何か事故にでもあったんでしたっけ・・・」
「記憶がなくなってたかな。君のアパートで爆発事故が起きてね。
 カセットガスコンロのボンベが原因らしいけど、気をつけないといけないね。」
「じゃあ、そこに一緒にいた、その、、、知り合いたちは、、、どうなったんです?」
「知り合い?、いや病院に119番は来たんだけど、けが人は君しかいなかったよ。」

関取たちが乱暴にガスボンベをいじっていたから、それが原因だろう。
でも関取たちはいない。みんなに訊いても何も手がかりは無い。
それ以前に、力士が俺の部屋に来てたなんて誰も信じないか。
事故のショックで頭がやられたと思われるのがオチだ。

急に何も考える気がしなくなり、俺はまた深い眠りについた。
何も考えないでいいんだ・・・・・・


翌日、お見舞いに来てくれる人がいて、お礼を言うだけで精一杯。
大怪我をすると、話をするだけでこれほど疲れるとは。
たくさんもらった花にお菓子に果物などのお見舞い品。
パイナップルとバナナの入った袋には「加護」という名札が貼ってあった。
まさか、、、あいぼん・・・?
いや、変な勘違いはしちゃいけない。勝手な思い込みかもしれないんだ。
もう何も考えなくていいんだ・・・・・・

明日からのリハビリ生活を大事にしよう。
また普通の生活に戻るだけだ。
127速記 ◆uG3ebly22k :03/02/17 19:29 ID:???
おっ、おもしれ〜
128性闘士 ◆jeglAw4g22 :03/02/17 19:32 ID:???
新展開の予感
大便関最高ス。
130番組の途中ですが名無しです:03/02/18 03:32 ID:???
すごいな。新展開か。
ワクワク
131番組の途中ですが名無しです:03/02/18 11:05 ID:JVIoFehF
おもろい( ゚Д゚)y―┛~~
132大便マンセー:03/02/18 13:06 ID:J6LAHUQ8
小説にして出版希望。
133番組の途中ですが名無しです:03/02/18 13:21 ID:???
漏れ的には、フラッシュがいいな。
てことで、7の神様、おながいぃっ!
134番組の途中ですが名無しです:03/02/18 14:13 ID:???
面白いなこのスレ(w
135番組の途中ですが名無しです:03/02/18 21:16 ID:???
シリーズ揃えage委員会          
136番組の途中ですが名無しです:03/02/18 21:51 ID:RTAshp3L
千代大便ガンガレ
137番組の途中ですが名無しです:03/02/18 23:48 ID:???
こっちはまだか? 期待してるぞ!
138番組の途中ですが名無しです:03/02/20 09:26 ID:???
おまろいです
あんたさいこうだ
139千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/20 19:11 ID:0ve3Y6bQ
つらいリハビリ生活が開始された。
全身が痛むのでベッドに座ったまま、上半身を中心に曲げ伸ばしを繰り返す。
しかし、人間慣れてしまうもので、体が回復するにつれてリハビリも楽しくなった。
まるでトレーニングのようだが、めったに体を動かさない俺にとってはなかなか新鮮だ。
調子に乗って角田のハイキックを真似、関取たちに見習って壁へテッポウを打つ。
隣からうるさいと苦情が来た。

あの日々を思い出すたびに気が滅入る。どうだっていいやと思うのだが。
退院が間近になり、追い出されたアパートに代わって、バイト先のコンビニに付いている
倉庫が新しい住処となった。
汚い所だがこれで十分だ。交通費も要らない、遅刻の心配もない。
実生活のリハビリはここで行うとしよう。
まだ霜が残る薄暗い早朝、俺はいつものようにカウンターへと立った。
ラッシュアワーのようにあわただしい朝一番の客。
そして、スポーツ紙とコーヒーを手に取りしばしの休憩。今度はアゴがパチスロに移植か。
久しぶりに平穏な1日が過ごせそうだ。



              第一章  【闘鬼】  完
140番組の途中ですが名無しです:03/02/20 19:39 ID:4Z2CrI8+
1段落
141番組の途中ですが名無しです:03/02/20 21:12 ID:???
あげるよ
142番組の途中ですが名無しです:03/02/22 14:22 ID:???
111
143千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/22 21:56 ID:Qqzj5+lg

              第二章 【もっと!関取メモリアル】


春も近づきつつある、なんとも暖かい平日。
いつもと何も変わりないバイト先の風景。
ちょっと変わった事といえば、人員が少し変わったことぐらいか。
みんな賃貸で一人暮らしだが、俺だけが住み込み。
倉庫で寝起き、コンビニの休憩所兼俺の調理場で飯の用意。
とてもじゃないが、こんな所に人は呼べない。
仕事を終えては早寝早起き。そんな毎日が続くのだ。
俺宛の郵便物も倉庫に届いている。なんか情けない

今日の郵便物は・・・・・・電話料金の請求書に、WebDVDレンタル品に、
あれ、、、
やけに分厚い封筒が混じっている。しかも重い。
爆発物・・・? いや、そんな物を送られる覚えはないし。
用心深く開けてみると、中からは高貴な香りと紙の束が出てきた。
札だ・・・・・・!
この量、厚さ、重さ、一体いくらあるんだ。まさか無理やり貸し付けて法外な利息を・・・?
なにやら分からないので寝る。ゆっくり考えよう。
念のため洗濯機の下に札束を隠し、俺は寝床についた。
144速記 ◆uG3ebly22k :03/02/23 00:03 ID:???
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
145美少女戦士 ◆NoNoa.TRIQ :03/02/23 00:04 ID:???
もっと!関取メモリアル藁田
146番組の途中ですが名無しです:03/02/23 07:08 ID:g6YP6Uu6
ヽ(・∀・)人(・∀・)人(・∀・)ノヤア
147MIB−A−M:03/02/23 07:26 ID:+bBwwIHW
うあぁ・・・面白い!!age!!
148性闘士 ◆jeglAw4g22 :03/02/23 21:47 ID:???
関メモかよ
149番組の途中ですが名無しです:03/02/24 00:58 ID:???
突きとか気合とか最初に言い出したのは誰なんでゴワス?
150番組の途中ですが名無しです:03/02/24 18:00 ID:???
揃えます
151千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/24 21:36 ID:x82PqFbC
体がだるい、動かない、、、
上を見上げると薄暗い風景が目に浮かんでいる
そうだ、俺は爆発事故で病院に・・・・・・
違った。ここは確かに倉庫だ。俺の家・・・
起きてみるが、どうも熱っぽい。風邪をひいてしまったか。
仕方なしに病院へ直行。仕事は昼からだ。

順番待ちの間も頭が重い。今日は1日ボーっとしてしまうのかな。
しかし、その俺にも気づくほどの巨漢が目の前を通り過ぎた。
器具でも運んでるのかとそちらを見ると、浴衣を身にまとった、まず間違いなく力士。
出島だ。
思わず声をかけそうになり、やはりやめた。
俺は関係ない、まったくの他人のはず。あれは夢だったのだから・・・
しかしどうにも気になる。診察室に近づき、思わず聞き耳を立てる俺がいた。
先生の言葉だと、出島もインフルエンザにやられたらしい。

              〜〜〜診察室〜〜〜

看護婦「はい、出島さん浣腸ですよ」
出島「なんか、超はずかしいっす」
看護婦「お尻の力ぬいてください」
出島「あ、ちょ、ちょっと待って」
看護婦(もう一人の看護婦に向かって)「ちょっと押さえて」
出島「あ、待ってください、ちょっと」
看護婦「はい、入りますからじっとしてください」
      〜〜〜
出島「え、やだ、なんかヘンな感じっす・・・」
看護婦「すぐに終わっちゃいますからね。ほら、もう3分の1入っちゃった」
出島「あっ、だめっ、入ってきちゃうっす」
看護婦「半分はいりましたよー」
出島「やだぁ、お尻熱くなってるっ、ヘンになっちゃうっすー」
看護婦「慣れると気持ちよくなりますよ」
152番組の途中ですが名無しです:03/02/24 22:06 ID:???
なげ〜〜〜〜〜〜
153番組の途中ですが名無しです:03/02/24 22:08 ID:???
Σ(´Д`;)  
154番組の途中ですが名無しです:03/02/25 00:57 ID:???
出島のもち肌がピンクに染まる・・・
155番組の途中ですが名無しです:03/02/25 03:38 ID:???
誰か今度は「ほぼ毎日、国会議員たちが俺の家に来る・・・!!! 」やってくれねえかな・・・
156番組の途中ですが名無しです:03/02/25 04:04 ID:???
>>155
それいい。
157速記 ◆uG3ebly22k :03/02/25 06:49 ID:???
>>155

書いてくれ。
158番組の途中ですが名無しです:03/02/27 01:44 ID:gvPtmfHc
保全age
159千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/02/27 21:40 ID:Phoz6pGW
まだ気分がすぐれない。
病院で点滴射って、薬もちゃんと飲んでというのに。
やはり出島の秘密を知ってしまったからか。
偶然とはいえ、ものすごい体験をしたものだ。
仕事は当然休めるわけがないので、だるさに耐えながらカウンターに立つ。
なんとか、終了の五時を迎え引継ぎに取り掛かろうとした時、ふと携帯が鳴り出す。
電話に出ると、「あの、この間のことでちょっと・・・」と野太い声が聞こえた。
名前も名乗らずに、誰だ・・・?
続けて、「じゃあ、これからそちらに向かうっす」と言い、電話は切れた。
この喋り方、、、まさか、関取か。
頭も妙にさえてしまい、急いで引継ぎを済ませた。
そして倉庫へ向かうがまだ人影は無い。
ドアを開けると、、、俺は思いっきり外に吹き飛ばされた。
なんだ?、ドアが勢いよく開いた、、、

「あっ、すんませんでした。この間のこと、説明しにきたっす」

貴乃花がいる。俺の目の前に
そして、ついこの間送られてきたものとまったく同じ封筒を俺の手に渡す。
この感触、これも札束じゃないのか。じゃあこの間のも・・・
160番組の途中ですが名無しです:03/02/28 15:46 ID:???
札束キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
161千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/03/02 16:27 ID:RrqrjMQM
「これは、この間のお詫びってことで・・・
 いや、まっとうな金っすよ。自分たちと親方で集めて。」

この間、、、あの事故のことか。

「全員怪我してたんすけどね、みんなあわてて救急車呼んで逃げちゃったっす」


そういう事か。あれは夢じゃなかった。確かに関取たちが集まって爆発事故を起こしたんだ。
平謝りで何とかしようとする貴乃花を前に、怒るわけにもいかず、封筒をいただき横綱を許した。
横綱も安心したようで、しばし雑談後、「またくるっす」と言い、部屋へ帰った。
来るのはかまわないが、ここでなんかやらかしたりしたら、今度こそ追い出されてしまう。
困ったものだと思ったが、封筒の中身を見ると何もいえない。
500万はあるだろうか。
治療費などは保険が利いたから、それほどかからなかったから、俺には余りあるほどの大金だ。
どう使えばよいのか迷ってしまう。
毎度毎度楽しませて貰ってますです
次回も期待
163番組の途中ですが名無しです:03/03/02 18:06 ID:???
新作記念揃えage !

ほぼ毎日、娘。たちがナウルに来る・・・!!!
http://news3.2ch.net/test/read.cgi/news7/1046593683/
164MOTHERFUCKER:03/03/02 21:51 ID:zZ1bbtDO
かくして、俺と出島はひとしきりデートを終えたあと、帰途についた。
その帰り、薄暗い交差点に差し掛かったときのことだ。
出島はいきなり握っていた手を離し、道路に飛び出した。

するとむこうのほうからトラックがやってきた。
「危ないよ!!デジ!!」
俺は叫んだ。しかし、出島はその場を動かず避けようとしない。
もはやトラックとの接触はまぬがれない状況だった。
次の瞬間出島はその出足を生かしトラックと衝突した。
トラックはその衝撃で横転した。そして出島はこう言った。


「ぼくはしにましぇん!!」

「あなたが好きだから!!!」



165番組の途中ですが名無しです:03/03/02 21:52 ID:???
>>164
なかなかにワロタ
166番組の途中ですが名無しです:03/03/03 01:24 ID:Hz8Gqvqh
>>164
(・∀・)カエレ!
167千代大便 ◆ssQcA6Igac :03/03/04 20:07 ID:8JK1O/N8
今、俺の目の前には分厚い札束。
数百万はあろう、この紙幣の塊を眺め、そして悩んだ。
こんなチャンスはめったにない。しかし何に使えばいいか・・・
そうだ!、包茎手術に行こう。
今まで行かなかったのは、こんなことで悩むのは情けないとか、男らしくないからだとか
自分を責めていた気がしないでもない。
しかし今はちがう。あれは金が無かったからだ。今は金があるからいける。
思い立った俺は、病院へ直行。

専門科へ行き順番待ち。しかしこの土壇場でまた悩んでしまう。
なんとも決心がつかない。自分の優柔不断さに、また目の前が暗くなった。
いや、本当に光がさえぎられて暗くなっていた。
前を通り過ぎた物体を見ると、、、また!、出島だ
なんて偶然だ。
その出島が診察室に入り、診察が始まっている。

「あのね、出島君。これは別に病気ってわけじゃないからねえ
 このままでも何も問題は無いし、、、誰かに知られたり見られたりしたら一発で分かっちゃうよ?」

「いや、いいっす。決心してきたんでぜひともお願いしたいっす」


表では、数名の看護婦と女性らが診察室を指差しながらクスクスと笑っていた。
会話が完全に外に漏れているのだ。

「ええー、うそぉ。でじまって・・・だったんだ。」
「きょう、友達にはなしちゃおうっと」

怖くなった俺は、急用ができたと嘘をついて病院を後にした。
168性闘士 ◆jeglAw4g22 :03/03/04 20:41 ID:???
俺も包茎手術してーーーーーーーーー


169番組の途中ですが名無しです:03/03/07 15:00 ID:???
170鮫肌 ◆l0rbLHJjBY :03/03/08 22:17 ID:Cfyln3ym
保守
171番組の途中ですが名無しです:03/03/10 08:34 ID:???
揃えage!
172千代大便 ◆ssQcA6Igac
手術計画はあえなく断念。ほかに使い道と言っても食事で贅沢するくらいだ。
何かほしいものあったっけ・・・
一人街中を歩いてる俺が立ち止まっていたのは、中古車販売の展示場。
そこにあった今はやりのハイブリッド車。それが欲しくなっていた。
小一時間眺め、カタログを読み、そして即断。
そうだ、俺にはこれが必要だったんだ。免許だけ取っておいて、車は無かった。
いや金が無くて買えなかったのだが、今は買うしかないと思い、
途中、側面を何度か擦りながらコンビニの倉庫兼自宅へと戻った。
すると、何ともうまいタイミングで関取たちが。
隆乃若・若の里・隆の鶴、、、鳴戸部屋の3人衆だ。
どうも俺の具合を見に来たらしい・・・が今は全快している。
帰ってもらうしかないのだが、関取たちは俺が乗ってきた車に興味が行っているようだ。
あちこちを開けたり閉めたりしながら、じっくりと鑑賞している。

「見舞いにきてあれっすけど、ちょっと部屋の方まで・・・」

こうなるとは思っていた・・・
仕方なく3人を乗せて、発進・・・しようとすると、視点が低い。それにローでも重い。
シフトチェンジに難儀しながら、何とか大通りまで出ると、偶然知り合いに会った。
信号待ちの間に話そうとすると、

「おいおい、改造車にしたのか? こんなに車高下げて、これじゃあ・・・あっ!」

屈強の力士が3人も乗っているのだ、車体が沈むのも無理はない。
それに気づいたのか、向こうは言葉が詰まっているようだ。
とりあえず、それじゃあ、またと言い残して別れる。

そういえばあいつ、かわいい女の子を乗せてたな。なんともくやしい。
それに引き換え、こっちは3人総体重480kgを超える幕内力士たち。
まあ、女の子を10人乗せていると思えば少しは気が紛れる・・・わけないか。
やっぱりくやしいだけだ。