俺 「あっくんて普段どんな服装してるのかな。」
あっくん 「大体スーツでいるよ!カイジちゃんは?」
俺 「普段いつもスーツなん?
あたしはズボンよりスカートの方が多いかな。」
あっくん 「だいたい仕事してる時多いからかな。」
仕事全然してねーじゃん。
俺 「あっくんの髪型ってどんなん?聞いてばっかでごめんね。」
あっくん 「黒髪で短くて立ててるよ!
カイジちゃんはセミロングぐらいかな?」
それ採用。君のイメージ通りでいきましょう!
「明日学校か!もっとメールしたかったな。でも寝ないと体もたない
からね。ゆっくり寝るんだよ。いい夢見てね(はーと)おやちゅみ。
PS:今から襲いに行こうかな。なんてね。ビックリしたかな?」
添付ファイル:「初めてのチュウ」の着メロ。
ゲンナリしました。
あっくん 「カイジちゃんは何してたの?」
俺 「別に何もしてなかったよ、あっくんを待ってた。」
あっくん 「マジ。うれぴい。」
あっのりぴー語だ。
俺 「あっくんはあたしに聞きたいこととかはないの?
なんでもいいよ。」
あっくん 「今の所ないよ。カイジちゃんはあるか?」
俺 「うーん。あるかもしれないけど恥ずかしいや。」
あっくん 「なんだ?ドキドキ。」
俺 「なんか最近さ、あたしの友達がみんな彼氏作っちゃってるの。」
我ながらウソくさい出だしだ。
あっくん 「そうなん。どうしたん?」
俺 「うん、それでみんな初えっちとかしてるんだ。
なんかあたし遅れてるのかな・・・?」
あっくん 「遅れてないよ。大丈夫だよ!Hに興味あるのかな?」
俺 「・・・うん。」
あっくん 「そっか!素直でいいね(はーと)。カイジちゃんは
今度付き合った人とやるのかな?」
言っておくが俺はストレートだ。
あっくん 「質問、今まで付き合ってなんでしなかったん?」
俺 「えっうん・・興味はあるんだけどなかなかうまくいかなくて。」
あっくん 「なかなかうまくいかない?なんで?でも途中までとかあるの?」
俺 「途中までならすこしだけ・・・。」
あっくん 「少しとは?」
まあまあ、あせらずいこうぜ。
俺 「少しだけ、胸とか触られたり、かな?」
あっくん 「そっか!でもねHとかはあわててするもんじゃないよ。今の
カイジちゃんは心臓ドキドキなってるやろ?カイジちゃんて
本当に可愛いね。大好き(はぁと)ほっぺにチュッ(はぁと)」
妄想スタート。
俺 「ありがと、あたしもあっくん好きかも・・・(はぁと)
ねー、あっくんはえっちどうだった?」
ここから返信なし。野郎寝やがった。もしくは答えられず寝たフリか。
今日はこんなとこにしようか。しゃーない。みなさんおやすみなさい。
あっくん 「さいやく!遅刻するわ警察に捕まるしついてない。」
俺 「えっどうしたん?スピード違反とか?」
あっくん 「そうなんだ。スピード違反した。ついてない。」
俺 「あっくん元気出して!慰めてあげたい。」
期待したのにひねりのない奴だ。
あっくん 「今は部活かな?今福井県にいまーす!」
俺 「福井まで行ってるんだ!遠いとこまで行くんだね。あたしは
もう帰ってるよ、お腹の調子が悪くて。」
あっくん 「お腹大丈夫?」
さすがに「生理?」とは聞かないな。
俺 「きのういつの間にか寝ちゃってた、ごめんね。それから、あたし
土曜なら空いてるけど・・。」
あっくん 「土曜日会うか?」
俺 「うん、土曜のお昼からならおっけーだと思うんだ。」
あっくん 「わかったよ。今から一人で福井県行かなくちゃ。
一人はやだよ。」
みなさんお待たせしました。次の土曜に決行です。
あっくん 「カイジちゃんと会うの楽しみだ。」
俺 「あたしも。楽しみだね!あたし買い物したいなって
思ってるんだけど。」
あっくん 「いいよ!買い物何するの?」
俺 「ほんと?ありがと、あっくんといろんなお店行きたいな。」
あっくん 「本当だよ。いろんな店行こうね。」
返信が短いのは飽きたのかボキャブラリーゆえか・・・。
俺 「あっくんはいつもの格好でいいよ!」
あっくん 「わかったよ!」
俺 「なんか最近、あっくんのメールほとんど一言なんだね・・・。」
あっくん 「そんなことないもん!でもどんな格好してくるの?」
俺 「そう?それならいいんだけど・・・。普通の格好してくよ、
暑いかもだし薄着かなー?あっくんは?」
「ないもん!」か・・・。
あっくん 「彼女欲し〜。」
俺 「元気出して!前聞きそびれちゃったんだけどさ、あっくんはどんな
経験してきたの?」
あっくん 「どんな経験とは?」
俺 「彼女との関係で。」
あっくん 「普通のカップルだったよ。」
俺 「普通?普通ってどんな感じ?どんなことしてたの?」
あっくん 「どこでもよく行った(はぁと)。おいらの秘密の場所とか
(はぁと)。後Hしたりとかかな(はぁと)
二人の時間を大切にするよ(はぁと)。」
秘密の場所=ラブホ?
俺 「秘密の場所って何?どこどこ?あたしも行きたいっ!
いいなぁ、あっくんの彼女は。」
あっくん 「それは秘密(はぁと)。そこは人つれた事は一人かないな。
もしカイジちゃんが彼女になったら行けるかもよ(はぁと)。」
俺 「えーっ教えて教えて(はぁと)。そうだ、あっくんお初めてのHの話
聞いてないな。」
あっくん 「秘密の場所は秘密だよ(はぁと)。初めては15歳の時だよ。」
別に聞きたくない。
俺 「そっか、残念。あっくんのケチ!って冗談だよ。
初めてのえっちってどうだった?」
あっくん 「二人とも始めてだったから緊張したよ!その時おいらの誕生日
が近かったからて言ってた。気持ちよかったよ。」
俺 「彼女はなんて言ってたの??感想とか。」
あっくん 「痛いって言ってよ。何回もしてたら気持ち言ってたよ。」
聞きたかないが止められない。
俺 「やっぱ痛いんだぁ。でもいつかはするんだもんね。
なんかいろいろ聞いちゃってごめんね。」
あっくん 「別にいいがいね(はぁと)。カイジちゃんかわゆ〜い(はぁと)」
俺 「そお?ありがと(はぁと)あっくん。何人ぐらいの人と
えっちしたことあるの?聞いてもいいのかな。」
あっくん 「7にんぐらいかな。」
俺 「すごーい、多い方なんじゃない?」
あっくん 「そうなんかな。その人その人違うからね!」
明らかにウソくさい。さっき誤字脱字多くなったし。
あっくん 「今から送るね。期待しないでね。」
俺 「かっこいーね!なんかいい人っぽっくて安心したよ(はあと)。」
あっくん 「今送る時めちゃめちゃ緊張した。もぅ〜ドキドキしたよ。」
俺 「あたしもどきどきしたよー。よろしくね、あっくん。」
あっくん 「ヨロピク。」
やっぱりアホな子だ。
俺 「あっくん、ちょっと聞いて欲しいことがあるんだけど・・。」
あっくん 「どうしたんや?」
俺 「今日ね、同じ中学だった先輩からメールが来たんだけどね・・。」
あっくん 「なんてメール入って来たの?」
いつもと出だし同じじゃん、俺。
俺 「私のこと好きだったとか言うの。どーしたらいいのか
わからなくて。」
あっくん 「やぱり告白か。カイジちゃんもてるね。カイジちゃんは
どうなん?その先輩の事どう思ってるのかな?自分に
正直に生きないとダメだよ!」
こいつに言われると腹が立つ。
俺 「正直か・・・。あっくんいいこと言うね!その人には確かに
憧れてはいたんだけど・・・。」
あっくん 「憧れてたんだけど?その後心変わりでもあったの?」
俺 「うん、今は別に好きってわけじゃないし。
今はもっと気になる人がいるし(はぁと)。」
あっくん 「そうなん・・もっと気になる人かぁ。どんな人なん?」
俺 「まだわかんない?
あたしといつもメールしてる人なんだけどな・・。」
あっくん 「マジで(はぁと)うれしい(はぁと)。
土曜日買い物終わったら映画でも行こう!」
一人で行け。
俺 「そーいえば先輩にどう断ろうかな?初恋の人だったし
なんだかさみしーな。」
あっくん 「そっか・・・初恋か。うん〜でも初恋は初恋だよ。初恋は
思い出になるものだよ。さっきも言ったけど自分に素直に
ならないとね(はぁと)。
断り方は好きな人がいるからとかは?」
調子に乗るな。