◆米当局による米国人の通話情報収集がさらに発覚 (日経 IT Pro)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO82100780Z10C15A1000000/ 米政府が米国人の通話を長期にわたって記録していたことがまた新たに発覚したと、
ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、Engadgetなど複数の米
メディアが報じた。
米司法省(DOJ)の米麻薬取締局(DEA)は米国から発信された国際通話を10年以上記
録し、そのデータを米連邦捜査局(FBI)や米国土安全保障省(DHS)などさまざまな政
府機関と共有していた。イランに電子機器を違法輸出した容疑で起訴された男性の裁判
で、現地時間2015年1月15日に提出された資料から明らかになったという。
それによると、DEAは連邦裁判所命令を取得する手続きを経ずに、国際通話の電話番号、
日時、通話時間を収集していた。「麻薬密売などの犯罪に関与していると見られる米国
外の人物との通話が対象」としているが、犯罪に関係している裏付けがない通話も記録
されているという。なお、氏名や会話の内容などはデータベースに含まれていない。
裁判所の資料では米国から発信された国際通話についてのみ言及しているが、国外か
ら米国にかけられた通話も記録されていたとする関係筋の情報も伝えられている。
DEAの情報収集活動は1990年代に始まり、2013年8月まで続いた。その後データベース
が捜査に使用されたことはなく、DOJは「情報はすべて削除した」と主張している。
◆依頼
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1418479675/191