【イラク】「イスラム国」攻勢1カ月、イラク北西部を掌握…掃討は足踏み、イラク新政権の樹立進まず[07/12]
イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」がイラク第二の都市モスルを制圧し、攻勢を本格化させてから十日で一カ月が
経過した。スンニ派勢力の多いイラク北西部を掌握する「イスラム国」に対し、政府側は新政権樹立のめども立っておらず、掃討は
難しい状況だ。
「イスラム国」はモスル掌握後、首都バグダッドの北方六十キロ付近まで南進したが、現在は動きが止まっている。バグダッドの
評論家ラウィ氏は「イラク軍がロシアから購入したスホイ25攻撃機を投入し、首都の守りも固めている今、首都攻撃が難しいことは
『イスラム国』も知っている」と分析し、首都攻撃はしばらくないとの見方を示す。
「イスラム国」は先月二十九日にアブバクル・バグダディ指導者を「カリフ(預言者ムハンマドの後継者)」とするイスラム教国家の
建国を宣言。「イスラム国」の軍事作戦には、シーア派を重用するマリキ政権に反発する旧サダム・フセイン時代の軍人やバース党員、
スンニ派の地元部族などが参加しているとされる。
ラウィ氏は「各勢力がまとまっているただ一つの動機は反マリキだから」と指摘。イスラム教国家の建国を目標としない勢力は多いと
みられ、「いずれ『イスラム国』側の勢力同士が互いに戦うことになるのは間違いない」と推測する。
一方、四月の選挙を受け、連邦議会が一日に開会したが、マリキ政権が目指す新政権樹立も難航している。首相三選を目指す
マリキ氏に対し、退陣を求める反マリキ勢力が反発。議会は初日から休会となり、十三日に予定される議会再開も、調整の難航で
変更される可能性がある。
ソース(東京新聞・共同通信)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014071102000118.html 地図
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/images/PK2014071102100040_size0.jpg
マリキ政府が掃討されそうな勢い()
恐ろしい
砂漠の三国志とかそういうのにはならんのかね
シーア派、スンニ派、クルドで分裂したら?
イスラムと中国をネットから隔離しろ。
くだらないコメント埋めて意味有るの?? いすらむがー!、ちゅうごくがー!シーア派が―、スンナ派が―!
ISIS=ISILは、制圧した油田の石油の販売でも収入があるとのことだが、そもそも、販売先がない場合、
成立しない話だ。シリアの『アル・ヌスラ』が制圧している油田もそうだが、販売を請け負っているのは
アメリカの石油会企業数社が共同で設立した、アル・カイダの頭目のサウジアラビアの国営石油企業、
『ARAMCO(アラムコ)』で、現在は米国エネルギー企業が交渉中で、ここでも悪徳詐欺師のシオニストの
ジョージ・ソロスが関与している↓
◆ISIS Run Out of U.S. Embassy in Turkey, Soros & Download The ISIS Battle Plan for Baghdad 30 June 2014
『バグダッド用の戦略計画を受けたISISは、ソロスの駐トルコ米国大使館から飛び出して行った』
http://reclaimourrepublic.wordpress.com/2014/06/30/isis-run-out-of-u-s-embassy-in-turkey-soros-download-the-isis-battle-plan-for-baghdad/ レバノンの元首相『サード・ハリリ』は、サウジアラビアの『信頼できる情報筋』からの情報として、
イラクでのISISの攻撃は、昨年11月にトルコで開催された『大西洋評議会』のエネルギー・サミットで
承認されたと語っている。ハリリは、『ISISの司令部は、駐トルコ米国大使館内にある』と主張した。
(訳者補足↓)
◆Atlantic Council(大西洋評議会)
https://en.wikipedia.org/wiki/Atlantic_Council ハリリに近い情報筋は、昨年11月にイスタンブールにおいて、ジョージ・ソロスから資金供給を受けた
『大西洋評議会エネルギー・サミット』で、『小国分割計画』の最後の総仕上げが行われたと述べた。
『我々は、1918年と1945年がちょうど現在の転換期として見ている。トルコは地域の安定をもたらす国
として、あらゆる点で中心国だ。しかし、アメリカとトルコがどれほど効果的に作業する事ができたと
しても、彼らがそうするためには実働部隊が必要だ』と、大西洋評議会会長のフレデリック・ケンプは
サミットの中で語った。
◆ISIS Run Out of U.S. Embassy in Turkey, Soros & Download The ISIS Battle Plan for Baghdad 30 June 2014‐A
『バグダッド用の戦略計画を受けたISISは、ソロスの駐トルコ米国大使館から飛び出して行った』
http://reclaimourrepublic.wordpress.com/2014/06/30/isis-run-out-of-u-s-embassy-in-turkey-soros-download-the-isis-battle-plan-for-baghdad/ トルコとサウジアラビア、カタール、クウェートは、シリアの権力の座からアラウィー派のバッシャール
・アル・アサド政権を追い出すために、アメリカ合衆国と緊密に協力している。
ハリリの情報によると、バグダッドに据えられたシーア派政権(マリキ政権)は、シリアのジハード戦士の
傭兵の努力を可能にする事を妨げており、イランの力を弱めるために行われている継続的な努力の邪魔に
なるという。
『2013年前半までは、シリアのデリゾールの油田とイラク北部の、主にクルド人地域の自治に関して、
バグダッドがより協力的だったので、おそらく彼らは、アル・マリキに敵意を抱いていなかっただろう』
と関係者は語った。
シリアのISISは、2013年の8月までにデリゾールを制圧する予定だったが、英国がシリアへの空爆を支持
しないことを決定した際に、この予定は立ち消えになった。空爆が中止されたことで、デリゾールから、
シリア政府がISISとジャバト・アル・ヌスラの両テロ・グループを追放し、al-Thayem 油田の制圧を放棄
させることを可能にした。
イラクでのISISの攻撃は、KRG (クルド地域政府)に公的な権限を与え、係争中のキルクークの油田を引き
渡すことで帰結した。
13 :
七つの海の名無しさん:2014/07/12(土) 08:27:52.12 ID:mxHaYKxE
4大文明の末裔
先祖が泣いてるぞ
『捏造記事』で世界的に有名な、西側の主要メディアによると、『ISISは制御不能の暴走状態だ』と
報じているが、モスルへの攻撃においても、ISISの動きをアメリカの各情報機関や軍が、事前に察知
していなかった、などということは絶対にあり得ない。
スパイ衛星や無人偵察機、そして地上にも情報網が存在しているわけで、当然、事前に察知していた
はず。つまり、『知りながら、何もしなかった』ということだ。
ファルージャに続き、ISISがモスルを制圧できた理由として、イラク軍の指揮官が戦闘を回避したことが
報じられている。実際、マリキ首相はメーディ・サビー・ガラウィ中将、アブドゥル・ラマン・ハンダル
少将、ハッサン・アブドゥル・ラザク、ヒダヤト・アブドゥル・ラヒムを解任した。
サダム・フセインは、アル・カイダ系の戦闘集団を人権を無視しているとして、弾圧していた事実がある。
ISISに協力したイラク軍の将軍にしても、アメリカ側の得意技、カネや脅しで説得した可能性も当然ある。
何しろ、シオニスト・イスラエルが昔から計画してきた『大中東:オデット・イノン計画』を推進して
いるのは、アメリカの親イスラエル派戦争屋ネオコンだからだ。ISILが制圧した石油を買い取っているのがアラムコ↓
『ARAMCO』とは、SOCAL (Standard Oil California)、Texaco、Standard Oil Of New Jersey、Socony Vacuum
(後のExxon Mobil)が出資して作った石油企業で、重役の多くが CIAとつながっていることでも有名だ。↓
◆Saudi Aramco
https://en.wikipedia.org/wiki/Saudi_Aramco ◆CIA Research Reports - Academic
https://academic.lexisnexis.com/documents/upa_cis/11146_CIAResRptsMiddleEast.pdf ◆William A. Eddy
https://en.wikipedia.org/wiki/William_A._Eddy
昔からイスラエルに利用されてることにすら気づかず、カネ貰って飼い慣らされてきた哀れなクルド族…
◆Iraq Government Condemns Kurds for ‘Illegal’ Oil Sale to Israel 22 June 2014
『クルド自治区によるイスラエルへの原油の販売は、“違法”だとしてイラク政府が抗議』
http://www.bloomberg.com/news/2014-06-22/iraq-government-condemns-kurds-for-illegal-oil-sale-to-israel.html イラク政府は、国内のクルド人自治政府がイスラエルに対し、4回も『違法』に原油を販売した事を
理由に当局を非難した。
イラク石油省の電文での声明によると、クルド人自治区の原油を積んだタンカー SCFアルタイ号は、
6月20日、イスラエルのアシュケロンに入港したという。
イラク石油省はまた、KRG (クルド自治政府)が近隣諸国への原油の密輸もし続けていると指摘した。
クルド自治政府の自然エネルギー省に電話で4回問い合わせたが、回答は得られなかったと同省は
述べている。イスラエルとOPEC‐No,2の生産者イラクとの間には、外交関係は無い。
石油省は、今後も輸出を追跡し、クルド自治政府から原油を購入した者を起訴すると述べた。
同省はまた、クルド政府がイラクの憲法に反し、割引価格で違法に原油を輸出していると主張した。
一方、クルド政府は販売先を特定しないまま、6月20日に政府の Web Siteに掲載した声明で、トルコに
パイプラインを通じて、2回目の輸出を行ったことを認めた。クルド政府は原油の販売は憲法違反では
ないと訴えた。…(笑) 現在、第3、第4隻目の原油タンカーがトルコのジェイハンでクルド自治区産の
原油の積み込み作業を行っていると述べた。
◆Iraq Government Condemns Kurds for ‘Illegal’ Oil Sale to Israel 22 June 2014‐A
『クルド自治区によるイスラエルへの原油の販売は、“違法”だとしてイラク政府が抗議』
http://www.bloomberg.com/news/2014-06-22/iraq-government-condemns-kurds-for-illegal-oil-sale-to-israel.html 原油埋蔵量世界第5位の保有国であるイラクの中央政府は、土地やエネルギー収益を巡り、クルド政府
との間で紛争状態にあった。今月初め、過激なイスラム主義者に対し、政府が軍を投入した後、クルド
族の治安部隊ペシュメルガが、北部の重要な石油の中心地キルクークを掌握した。領土での石油紛争の
拡大に伴い、財政的な自立を達成しているクルド人の可能性を提起した。
☆法的措置
イラク政府は、パリの国際商業会議所にトルコに対する法的措置を開始した。この訴訟は国内でも、
クルド政府の自然エネルギー省に対し提起された。
『トルコ政府に対し、イラクの国家主権と資源を尊重するよう重ねて要求した』と、エネルギー省は
声明で述べた。
声明によると、SCFアルタイ号は、マルタで入港を拒否されていたユナイテッド・エンブレム号から、
海上でクルド産の原油を積み込まれたという。アメリカのリーダーシップの下で、イラクのクルド人
地区から、パイプラインを通して輸送された原油を積み込んだ最初のタンカー、ユナイテッド・エン
ブレム号は、原油を移し替えることで、出所不明追にしたとイラク政府は述べている。
『大量殺戮魔で火事場泥棒の姑息なイスラエルとアメリカ』がやったことはこれだけじゃなく、さらにえげつない
17 :
七つの海の名無しさん:2014/07/12(土) 08:45:50.48 ID:Qk9R8Nt1
俺は確実に来るはずの、この時を待っていた。長年クルドを利用し餌付けしてきたイスラエルなら
絶対にこうするはずだってねw イラクの分割統治+民族浄化+石油資源強奪=『大イスラエル』構想。
◆Israeli PM Netanyahu endorses Kurdish independence citing chaos in Iraq 29 June 2014
『イスラエル首相ネタニヤフがイラクでの混乱を理由に、クルド人の独立を承認』
http://rt.com/news/169252-netanyahu-kurds-independence-iraq/ ISISの反乱や宗派間の暴力の中で、イラクの『崩壊』を理由にして、イスラエル首相ネタニヤフは、
イラクのクルド人に事実上の独立を支持した。
ネタニヤフは、『独立に対するクルド族の大望』を支持するよう呼びかけている。
★ISIS declares creation of Islamic state in Middle East, 'new era of international jihad' 29 June 2014
『ISISが“世界的な聖戦の新たな時代”として、中東でのイスラム国家の創設を宣言』
http://rt.com/news/169256-isis-create-islamic-state/ ネタニヤフの言葉は、イスラエル政府当局の高官よる同様の声明に続いたものだ。
木曜日、イスラエル外相アビグドール・リーバーマンは、イラクの『解体』を引用し、
『独立したクルド人国家の創設は必然的な結果である』と思っていると、米国務長官ジョン・ケリーに伝えた。
一方、イスラエル大統領シモン・ペレスはアメリカのオバマ大統領に、『クルド人は、彼ら自身の事実上の、
“民主的な”国家を作った』と語った。
★Israel says disintegration in Iraq may lead to independent Kurdish state 27 June 2014
『イスラエルは、イラクの崩壊は独立したクルド人国家につながる可能性があると語る』
http://rt.com/news/168748-israel-kurdish-independence-iraq/ 人口4000万人強のクルド人は、歴史的にイラク北部やシリア東部、トルコ南東部、イラン西部に散らばり、
それらの国々は独立を拒否してきた。クルド人はイラクで最も広範な自治を行っており、クルド人地域政府
によって制御されている。イラクは自国のクルド人にクルド語の使用を公式に認めた唯一の国だ。
トルコとシリアは、その使用を制限している。
◆Israeli PM Netanyahu endorses Kurdish independence citing chaos in Iraq 29 June 2014‐A
『イスラエル首相ネタニヤフがイラクでの混乱を理由に、クルド人の独立を承認』
http://rt.com/news/169252-netanyahu-kurds-independence-iraq/ ☆パレスチナ人と取引をしたり、対処してはならない。IDF (イスラエル国防軍)は駐留する
日曜日、ネタニヤフは占領しているパレスチナの領土で、継続的な軍事的作戦に関して、今年初頭に
イスラエルのメディアで報道された内容を公式に確認した。
ネタニヤフは日曜日夜の施政方針演説で、この先パレスチナ人とのいかなる将来的な取引の後でさえも
ウエストバンク(ヨルダン川西岸地区)に、IDF (イスラエル国防軍)を長期的に駐留させる、と述べたと
AP通信が報じた。
この問題に関するイスラエル政府の立場は、独立したパレスチナ人国家のための道筋を作るために、
IDF の西岸地区からの撤退を要求してきた国際社会のそれとは極めて対照的である。(翻訳終了)
パレスチナ自治共和国も立派に機能している民主的な国家なのだが??
で、イスラエルが昔から資金供給してきた『クルド人の独立』が何だって??
『大量殺戮魔で火事場泥棒で侵略者で世界の災厄として世界的に悪名高い、シオニスト・イスラエル』の
ベンヤミン・ネタニヤフが、領土を強奪した被害者パレスチナ人の人権は完全無視し、大量殺戮している。
その一方で、“クルド族の独立”を認めるという偽善陰謀工作=『大イスラエル=オデット・イノン計画』の一環だ。
…当然、偽ユダヤの首輪付きの朝鮮人外生物、安倍晋三は支持するに違いない┐( ̄∀ ̄)┌
日本国民は一丸となり、『スタックス・ネット』で、日本の領土と母なる海を核汚染まみれにし、東北や
関東の人々を大量殺戮したネタニヤフと安倍晋三の横暴を絶対に許すな!
★イスラエル支援議員リスト ←(シオニスト・イスラエルに国家・国民の財産を売り渡す、日本の国会議員リスト)
http://palestine-heiwa.org/choice/g-list.html (パレスチナ情報センターより)
19 :
七つの海の名無しさん:2014/07/12(土) 09:01:08.55 ID:3jfSiafm
いい加減連投止めろよ、ID:Qk9R8Nt1
>>19 なんで?? 世界最低レベルの日本馬鹿チョンマスゴミが、絶対報じない『真実』を掲示しているだけですが何か??
連続で吐き続ける嘘吐きにそういうコメント付ければいいじゃん
愚劣なAAコピペ連投妨害されている時にも、誰もそんなことをコメントしなかったが?? 愚劣なAAコピペ連投妨害は許されて
『真実』を掲示されると、『コピペが―!』、『荒らしが―!』、『キチガイが―!』、正当性の欠片も無いよ君の言い分は。
イスラエルとアメリカと在日白丁朝鮮糞バエが典型的なW スタンダードだが、支離滅裂で、頭おかしいww
22 :
七つの海の名無しさん:2014/07/12(土) 09:42:59.20 ID:Qbyu5UnZ
>ID:Qk9R8Nt1
おい!
いいかげん、情報まとめページを自分で作れ!アホタレ!!!!
◆Jihadism and the Petroleum Industry By Thierry Meyssan 23 June 2014
『ジハード主義と石油企業 ‐ティエリー・メイサン』
http://www.voltairenet.org/article184382.html 欧米のメディアは、ISIL(イラクとレバントのイスラム国)がコーランを唱えるジハード主義の戦闘組織
として描く中、ISILはイラクで石油戦争を開始した。彼らはイスラエルの助けを借り、シリアの石油の
供給を遮断し、クルド自治政府によるキルクークから石油を盗み出すことを保証されている。
それはまた、『サウジアラビア』が生産した石油として、この迂回をカモフラージュする『アラムコ』
によって売買が保証されている。(『Aramco』は、サウジアラビアとアメリカの合弁エネルギー企業)
Atlanticist Pressによると、ISILがイラクの北部と西部に侵攻した。彼らの信仰は、片手にコーラン、
もう片方の手には、カラシニコフによって導かれているジハード戦士のグループだ。
シリアを含めて、多くの人々が彼らから虐待を受けているが、こうした者たちは、アメリカやフランス、
サウジアラビアの重鎮らが管理する民間企業によって、世界の隅々から雇われてきた傭兵で、宗主国が
より簡単に支配できるよう地域を分割している。
1つの武装宗教組織として、ISILの戦闘員を見なしてしまえば、我々は彼らの攻撃の背後にいる黒幕の
利益を想像することはできない。しかしながら、我々はアッラーが、彼らの犯罪行為を祝福すると錯覚
させるために、これらの暴漢者が宗教を操作していることを認められれば、我々はより注意深くなるに
違いない。
この攻撃によるイラクの数千人もの犠牲者のため空涙を流しながら、Atlanticist Puresuはこの新たな
紛争の影響を原油価格で非難した。…(笑) 数日以内で、1バレル115ドル(つまり、2013年9月の水準)
まで上昇した。その時市場では、ティクリート近郊のバイジ精油所での戦いを心配していた。
実際には、この精油所は地元が消費する分だけ精製している。それは間もなく燃料が枯渇する可能性が
あるので、地元の消費のためにだけ精製しているのだ。
原油価格の高騰は、イラクの混乱による生産減にものではなく、受け渡しの中断にある。
原油市場が黒字であるのに、このようには続かないのだ。
(サイト内マップ@:茶色い部分がISILの侵略地帯)
◆Jihadism and the Petroleum Industry By Thierry Meyssan 23 June 2014‐A
『ジハード主義と石油企業 ‐ティエリー・メイサン』
http://www.voltairenet.org/article184382.html サウジアラビアは、それがISILによるもので、売買禁止によって減少した分の供給を補うために生産を
大幅に増加させると発表した。しかし専門家は懐疑的で、王国は1日当たり、10万バレル以上の原油を
生産したことが無いと指摘している。
NATOからのバックアップを受けていることを否低している Atlanticist Pressは博識家らしく、ISILが
油田を征服したことによって、突然豊かになったと説明した。それは、シリア北部の場合で、既にそう
なっていた。しかし彼らは、そのことには全く注意を払わなかった。西側の報道機関は、彼らが油田を
独占しようとしている間、アサド政権との闘争関係が悪化していたアル・ヌスラ戦線とイスラム首長国
間の衝突に対処しようとした。
しかしながら、問題は、大西洋主義メディアと湾岸メディアのAtlanticistは、何が発生しているのか
まだ回答を持っていなかった。これらのテロリストがワシントンの監視の下で、どのように国際市場で
原油を売ることができるのか?
3月、リビアのベンガジの分離独主義者らは、自分たちが掌握していた石油の販売に失敗していた。
アメリカ海軍は、タンカー“朝顔”を横取りして、彼らをリビアに追い返したからだ。↓
★Pentagon orders take over of “Morning Glory “ in Mediterranean Sea 17 March 2014
『“アサガオ”が地中海で、アメリカ国防総省の命令により、乗っ取られる』
http://www.voltairenet.org/article182772.html ★U.S. DEPARTMENT OF DEFENSE : DoD Statement on Boarding of Commercial Tanker Morning Glory 17 March 2014
『アメリカ国防総省:商業タンカー・アサガオの入港に関する国防総省記述』
http://www.defense.gov/Releases/Release.aspx?ReleaseID=16582 >>22…ID:Qbyu5UnZ ←(
>>21でさらしてやった、カメレオンIDの自演厨スネ夫)
脊髄反射の発狂コメント、にお答えします。→ 『お前には関係ない、大きなお世話、糞くらえ!』
◆Jihadism and the Petroleum Industry By Thierry Meyssan 23 June 2014‐B
『ジハード主義と石油企業 ‐ティエリー・メイサン』
http://www.voltairenet.org/article184382.html アル・ヌスラ戦線とISILが、国際市場で石油を販売することができるとしたら、彼らはワシントンに
よって承認されているということであり、石油企業の店頭と関連しているということだ。
石油企業の年次世界会議が 6月15日〜19日まで、モスクワで開催されたという。我々はウクライナの
話があるだろうと思ったが、そこで行われたのは、イラクとシリア問題だった。
ISILの油田がアラムコ(アメリカ・サウジアラビアの合弁エネルギー企業)によって運営されている
間に、シリアのアル・ヌスラ戦線によって盗まれた石油がエクソン・モービル(カタールを統治する
ロックフェラーの企業)に販売されていることを知らされた。
リビア紛争の際に、『アル・カイダによって解放された領土』から、石油を販売する許可をカタール
(つまり、エクソン・モービル)に与えたことを、NATOが認めている点に注意して戴きたい。
したがって、我々は中東での20世紀のあらゆる紛争と現在紛争は、石油企業間の戦争として解釈する
ことができる。↓
★Irak, les pagesd’ histoire effaces By Manlio Dinucci 18 June 2014
『イラク、削除された歴史のページ』
http://www.voltairenet.org/article184347.html
◆Jihadism and the Petroleum Industry By Thierry Meyssan 23 June 2014‐C
『ジハード主義と石油企業 ‐ティエリー・メイサン』
http://www.voltairenet.org/article184382.html ISILがアラムコによって資金供給されているという事実は、サウジアラビアが、なぜイラクの生産の
減少分を補償することができると主張したかについて、説明するには十分な理由だ。
王国は、彼らは合法化するために、ちょうど盗んだ樽に自国の印を刻むことだろう。(
>>9〜
>>14の記事も参照)
ISILの躍進は、2つの主要なパイプラインをコントロールすることを可能にする:(マップA参照)
トルコのジェイハン港に他の原油を輸送しながら、シリアが供給するバニアスへ向けて通るものと、
他のルートがある。アラブ首長国連邦が前者のルートを遮断したため、シリアで追加的な停電が発生
したが、不思議なことに、それは第2のルートを機能させることを可能にする。
それはこのパイプラインが、キルクークから彼らが盗んだ石油を輸出するため、地元の親イスラエル
・クルド政府によって使用されているためだ。しかし、私が先週説明したように、2001年にアメリカ
のスタッフによって確立され、再構築された『大中東』の地図に従って、ISILはイラクを3つよりも
さらに小さい状態に分割するために、クルド人との間で調整されている。
2003年には、米軍は獲得することができなかったが、2007年にアメリカの上院議員ジョー・バイデン
(現副大統領)によって議会で採択された。↓
★Washington Relaunches its Iraq Partition Project By Thierry Meyssan 19 June 2014
『ワシントンがイラク分割計画を再起動する』
http://www.voltairenet.org/article184359.html ★(フランス語で文字化けするため、タイトルは啓示しません)
http://www.voltairenet.org/article184325.html
◆Jihadism and the Petroleum Industry By Thierry Meyssan 23 June 2014‐D
『ジハード主義と石油企業 ‐ティエリー・メイサン』
http://www.voltairenet.org/article184382.html クルド人は、ISILが制圧したパイプラインを経由して、キルクークから石油の輸出を開始している。
それは数日の内にジェイハンで、トルコの億万長者が所有するパルマリ海運とその代理企業のJSC、
アゼルバイジャンのMubariz Gurbanoğluの企業が保有する2隻のタンカーに積み込まれた。
ところが、アル・マリキ政権(ワシントンによって転覆させられていない)が、この窃盗行為を糾弾
する書簡を通達した後に、普段クルド人自治区で活動している(シェブロン、ヘス、トタル)企業の
いずれも、敢えてこの原油を購入することはなかった。買い手を見つけられないまま交渉を継続する
中で、クルド人は積荷を1バレル当たり、57.5ドルという通常価格の半値で販売すると宣言した。
その一方、別の2隻のタンカーには、常にISILの恩恵を受けた石油が積み込まれていた。
このように、市場が無い状況にもかかわらず、継続しているという事実は、彼らが買い手を見つける
ことに成功すると確信している証しであり、クルド人とISILは、同じ国から支援を受けているという
ことを示している:イスラエルとサウジアラビア
イラクを3分割できれば、石油取引のカードはシャッフルされ、再編成されるだろう。
ISILの躍進に直面し、あらゆる石油企業が従業員を削減した。
それ以上に削減した企業:トルコ石油公社TPAOと、中国企業のペトロチャイナ、シノペックとCNOOC。
そして、BP(ロイヤル・ダッチ・シェルは、地質学者でシリア国民連合の元議長シェイク[訳者補足:
一般的には、アフマドと表記される]・ムアーズ・アル・ハティブを雇用している)だ。
したがって、敗者となったのは英国、トルコ、そして特に、従来イラク最大の顧客だった中国であり、
勝者はアメリカとイスラエル、サウジアラビアである。
結果的に、こうした利害関係は、『真のイスラム』のための戦いとは、まったく無関係なのだ。