【労働】家政婦を“奴隷”扱いするカタール アジアの出稼ぎ女性に降りかかる苛烈な性犯罪と暴力[05/03]

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 多くの女性は頬をたたかれたり、髪を引っ張られたり、階段を蹴り落とされたりした被
害を訴えている。外出を禁じられ、外部との通信手段となる携帯電話を取り上げられるケ
ースもあったという。

 家政婦への虐待は以前にも報じられていた。英紙ガーディアンは今年2月、労働実態を
調査報道し、多くの女性が賃金の未払いや罰としての食事の制限、過重労働、言葉や肉体
的な虐待を訴えており、給与の未払いや離職の制限などは「国連が規定する強制労働に該
当する」と指摘していた。

 ただ、カタール労働省はガーディアンへの声明で、「カタールで生活し、労働する人々
を保護するための契約内容に関する明確な法律がある」としており、賃金の不払いやパス
ポートの没収は「違法」と反論し、法制度に不備はないことを強調している。

 一方、アムネスティの調査では、強姦の被害を訴える女性も3人いた。その一人、フィ
リピン人の女性は、襲いかかる雇用主から逃れようとして窓から転落し、両足を骨折して
脊椎も損傷した。

 だが、悪夢のような現実はその後も続いた。雇用主は動けない女性を性的に虐待し、犯
罪を完遂した上で救急車を呼んだと女性は主張する。被害を訴えても検察当局は「証拠が
ない」として立件を見送り、泣き寝入りを余儀なくされたという。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/140503/mds14050307000001-n2.htm