【英国】今日のメニューはひかれたアナグマ? 車がはねた動物を食べる人[13/10/01]
死んだアナグマ1匹を用意して小麦粉と香草をまぶし、鍋に入れて調味料を加えて
煮込むこと5時間、おいしいシチューの出来上がり。
これが、英国人の「ロードキル・イーター」ことアーサー・ボイツさん(74)が
編み出した最高のレシピだ。
ボイツさんは、道路脇に横たわる死んだ動物を拾い上げて自宅に持ち帰り、皮を剝ぎ、
内臓を取り出して調理する。
犬や猫からイタチやネズミに至るまで、これほど美味なものは他にないとボイツさんは
話す。
元研究者で自然崇拝者のボイツさんが暮らすイングランド南西部コーンウォール州の
自宅には、動物の頭蓋骨やはく製があちこちに飾られている。
1960年代から車にひき殺された動物を食べるようになったボイツさんは、
もっと多くの人に食べてもらいたいと話す。
「私が『車にひき殺された動物を食べるんだ』と言うと、みんなに
『えー、本当かい?』と言われるんだ。
だから、『君たちも食べてみればおいしいことが分かるよ』って言ってやるのさ」。
AFPが取材に訪れた日も、ボイツさんの台所ではアナグマのシチューがコトコトと
煮えていた。
ボイツさんによると、動物の死肉を食べることに嫌悪を感じるのは、味ではなく
頭で判断するからだという。「こういうものを食べるときには、敷居をまたがなければ
ならん。『大丈夫、ただの肉さ』と思うことが肝心だ」
ボイツさんの好物は「犬」だという。これまでに、車にひかれた雑種2匹と
ラブラドール1匹を食べた。犬肉の味は柔らかくまろやかで甘味もあり、子羊の肉に
似ているという。キャンティなどの赤ワインと相性がいいという。
「もちろん食べる前に飼い主を探すようにしているよ」とボイツさんは話す。
犬が好物だというボイツさんだが、離れ家にある冷凍庫は、猛禽類からトカゲに
至るまでさまざまな動物の肉でいっぱいになっており、ボイツさんの好みが多様である
ことをうかがわせる。
ボイツさんはまた、腐肉を食べることにも抵抗はない。死後2週間経った
アナグマの肉でも、ウジやマダニを取り除いてから鍋に入れて煮込むので問題ない
という。「濃い緑色に変色してしまって匂いがきつい肉も食べたことがある。きちんと
火を通せば、肉を食べる楽しさは邪魔されないさ」
車にひかれた動物の肉を食べて病気になったことは1度もないとボイツさんはいう。
食事に招いた友人らの具合が、帰宅後に悪くなったことがあったが、それは別の理由
だとボイツさんは信じている。
英国では、故意ではなく事故でひき殺された場合に限り、路上で死んだ野生動物を
食べることが通常、法律で認められている。
ボイツさんは、偶然ひかれた動物しか食べない。
自分で見つけることもあるが、ヤマネコの亡霊が出るという噂がある
原生林ボドミンムーア付近の住民に教えてもらうこともあるという。
アナグマのシチューの仕上げをしたボイツさんは、車でひき殺された動物を料理
するのは、菜食主義の妻が外出したときだけだと明かした。妻が週に1度、母親の家に
泊まりに行く日が、ボイツさんにとってご馳走を食べる絶好の機会なのだという。
ソースは
http://www.afpbb.com/articles/-/3000566
いいな旨そう。
4 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 16:06:21.51 ID:1eZT/hoO
( `ハ´ )アイヤー お株を奪われたアル
5 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 16:07:38.88 ID:B1HmjFR7
食費がうくな
イギリス料理か…
7 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 16:09:20.99 ID:oDrcagDr
車が喰うのか…
8 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 16:15:51.98 ID:BtSR50C7
これがホントのひき肉
アナグマって超うまいらしい
市場には出回らない
漁師が自分で食べちゃう
タヌキ鍋とかはアナグマの事。
考え方次第だからな
批判も肯定もでき無いだろう
意図的に自ら引いてるならちょっとあれだけど
11 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 16:21:00.89 ID:oDrcagDr
へんしゅーちょー!
>>1 > 『えー、本当かい?』
> 食事に招いた友人らの具合が、帰宅後に悪くなったことがあったが、それは別の理由
> だとボイツさんは信じている。
この2箇所で吹いた
13 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 16:43:13.21 ID:3a7m96Nx
こういうのが真の動物愛護ではなかろうか
<ヽ`∀´>
>きちんと火を通せば、肉を食べる楽しさは邪魔されないさ
いや、腐敗が進んだら菌は殺せても毒素は分解されないだろうに
16 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 17:30:10.82 ID:2DmHcbyq
今日の夜は、死んだ牛の肉を煮込んだカレーにしよう
『えー、本当かい?』
がマスオさんの声で再生された。
火を通せば菌が死ぬって思ったら大間違いなんだけどな
19 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 17:49:01.84 ID:bQrGcjsg
血抜きが悪い肉は臭いんだよね。
20 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 17:50:38.18 ID:cOlupFPZ
人がはねられて 以下略
21 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 17:52:31.11 ID:oacje4pP
法律で認められてるんならもともとそういう風習があるのか?
腐肉はちょっとキツイな・・
他は無駄が無いし、行政側も処理の手間が減ってwin-winだろうし。
23 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 18:08:49.10 ID:WvXmFWvi
冷凍庫いっぱいって食いきれてないじゃん、と思ったらラストにマイルドなオチがw
24 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 18:11:53.30 ID:TuBwCZXN
ユニークな人だね
友達になりたいが なったらこれ食わなければならないのでちょっと
25 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 18:39:55.20 ID:q6jncQKb
最初から食べるために殺された動物と
そうじゃないのに轢かれた動物だと
轢かれたやつはなんとなく食べるのに抵抗を感じる
26 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 18:44:17.92 ID:Qub2aK21
どちらが早く獲物にありつけるかカラスと競争だね
27 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 18:57:42.10 ID:ZFgS3In7
毎朝散歩してるなら腐敗については心配いらないか
食べられる肉ならありがたく頂べきだよね。
北海道とかはこうだろ。
30 :
七つの海の名無しさん:2013/10/01(火) 20:19:49.46 ID:WvXmFWvi
>>25 無念にも轢き殺された命を成仏させるってこと
仏教でいえばだが
グロ画像としてよく轢死体をみるわけだが、
あんなかんじの亡骸をかき集めて食うってのが凄い
氏にたてとも限らないわけだし、いや腐肉OKとか
俺ん家のゾンビちゃん
>>ボイツさんの好物は「犬」だという。
トンスラーが
起源を主張しそうだ
腐った肉はさすがにひくわー
ウジとかマダニ取ってまで食わなくても…
さすがイギリス人
腹に貯まれば何でもいいか
車で轢いた猫を焼いて食べるっていう現代のCMを思い出した…。
野良猫に襲われて絶命寸前だった雉を保護したが、数分後に死んだ。
直後に捌いて晩飯は雉鍋にした。
凄く美味かった。
主に猟師だが、ひかれたてでほやほやの動物なら日本でも食べる人多いぞ。
ここまで時間のたったのは普通食べないけど。
なんか宗教的に徳のあることなんじゃないかコレ
猟をしないで事故った動物しかくわないんだろ
mottainaiから食べちゃったのか
轢かれた動物も狩で仕留めた動物も、どちらも同じものだからいいとして。
腐った肉を食べるのはありえねぇわ…
41 :
七つの海の名無しさん:2013/10/02(水) 11:46:42.50 ID:haw2hlSn
前半は納得しながら読んだけど
途中から気持ち悪くなってきた
いや俺達だって死肉を食ってるんだがね。
生きたウシやブタをくってんのか、おめーは。
轢き肉うまい
44 :
七つの海の名無しさん:2013/10/02(水) 12:24:15.21 ID:Re90aatb
スカベンジャー
45 :
七つの海の名無しさん:2013/10/02(水) 12:46:27.09 ID:ydve6Q3f
早朝に路上で夜間のうちに轢死したと思しき猫がカラスに突かれたのか
腸をびろーんとアスファルトの上に長々と伸ばして横たわっていたのを直視してしまったのがプチトラウマですわ
犬食い
お前ら相変わらず白人様には優しいな
これが中国韓国だったらフルボッコだろw
食文化は基本尊重するという路線はずっとある筈だが。
49 :
七つの海の名無しさん:2013/10/03(木) 19:54:29.91 ID:XEcKjgQO
家畜よりエコでいいね!
へえ
臭くなくする秘法でもあるんかね。
欧米人は戦前まで、日本人は明治時代まで、田舎では、野原で獲ったばかりの
ウサギを高級肉として皿に載せて客に出すまでの方法を皆知っていた。
これにはちょっとしたコツが必要で、膀胱を破ったりするのは
熊の胆と同じごく基本的なことで論外だ。
まず毛皮を取らなければならないが、皮膚にはダニがたかっている。
しかも、その毛を抜いた手で肉に触れると一巻の終り。
臭い匂いが移ってしまう。
また血抜き、あるいは血洗いを念入りにやらないと、
これも肉が異常に血なまぐさくなり、とても客人が口に運べない。
さらに大事なのは、筋を抜く作業を忘れてはならない。すごい筋があるからぴょんぴょん
跳ねられる訳で、その筋を全部抜くことで、はじめて兎肉が
柔らかい高級肉と化すのだ。
慣れてしまえば流れ作業になるらしいこうした知識も、
いったん狩猟文化を喪失してしまうと二世代をまたずして失われ、
たとえウサギのような小動物といっても最早その肉をどうやって
食すべきか、肉屋か雇われ料理人以外は誰も手が出せないことになるのである
(昔の武士は全員、魚・鳥肉の名料理人だったのに……)。
昔、誰のだったか、戦時中に犬を殺して喰おうではないかと丸のまま鍋に入れてみたところ
アブクが沸いてきて諦めた、という凄い回想を読んだ覚えがあるが、
生の皮を煮たら「にかわ」が出来るという常識すら
昭和の日本兵たちはもう持っていなかったのである。
海外ならば、庶民や貴族が一身に兼備するはずの殺生人としての役割を、
日本では、武士階級が専ら担ってきた。武士階級は、狩猟民の流れである。
狩猟民は、同時に動物料理人でなければ務まらない。
だから、中世の日本では、武士はプロの肉料理人でもあった。
大いに誤解されているが、日本人は仏教の影響下でも地方では牛を喰っていたし、
武家や貴族のハレの料理は一貫して鳥肉であり、江戸の食い物屋でも近郷から
猪肉や鹿肉を取り寄せて客に振舞っていたのだ。
それが、いつしか昭和の軍人たちにその知識がなくなっていたということは、
公家の和歌文化が武家の狩猟・戦闘文化を駆逐してしまったことを示唆しているのである。
兵頭二十八