仏教徒が襲撃、1人死亡=ミャンマー西部ラカイン州
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013100101093 ミャンマー西部のラカイン州タンドウェーで1日、多数派仏教徒の暴徒が少数派イスラム教徒を襲撃し、
イスラム教徒女性1人が死亡、多数の家屋が放火された。AFP通信などが伝えた。
タンドウェーではイスラム教徒の男性と仏教徒のタクシー運転手が口論したのをきっかけに、
9月28日に仏教徒が暴徒化しイスラム系住民の家屋に火を放つ事件が起きていたという。(2013/10/01-22:52)
スーチーは相変わらずだんまりか
ミャンマーの12年度成長率は6.5% 外国投資などがけん引
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM06046_W3A101C1FF2000/ 世界銀行は6日、2012年度(12年4月〜13年3月末)のミャンマーの実質国内総生産(GDP)成長率が
6.5%になったと発表した。前年度に比べ0.6ポイント上昇した。外国からの投資増や好調な天然ガス生産
がけん引した。
世銀は13年度の成長率は6.8%になると予測しており、11年の民主化から政府が推進する経済開放政策
の成果が表れている。
世銀が初めて策定したミャンマー経済に関する包括的なリポートの中で明らかにした。けん引役となった
外国からの直接投資は27億ドルで11年度比で4割増加した。天然ガスをはじめとするエネルギー産業や
縫製業、IT(情報技術)産業などに投資が集中した。ミャンマー国内企業が中心の建設業やサービス業の
伸びも堅調だった。
天然ガスや縫製品の好調な輸出を背景に外貨準備高も増加しており、12年度は前年度比15%増の46億ドル
と、3.7カ月分の輸入を賄える水準となった。13年度以降もエネルギー産業や農業がけん引する形で高成長が
期待されており、世銀は中期的に年6.9%程度の成長を見込んでいる。
ミャンマー経済は軍事政権に対する欧米の制裁で長く低迷してきたが、民主選挙で選ばれたテイン・セイン
大統領が外資導入をテコとする経済成長を目指す方向に転換した。世銀はリポートの中で、「輸出入や外国
投資に対する規制緩和など政府主導の経済改革がミャンマーの投資環境を改善させた」と指摘している。