【米国/ロシア】 欧州ミサイル防衛(MD)の定期協議再開へ[13/03/27]
1 :
納豆サイコーφ ★:
【ワシントン=共同】
米国防総省は25日、ヘーゲル国防長官とロシアのショイグ国防相が同日、電話会談し、
停滞していた欧州ミサイル防衛(MD)をめぐる定期協議を次官級で再開する方針で一致したと発表した。
ロイター通信によると、次官級協議は2011年を最後に開かれていない。
ロシアは米国が推進する欧州MDについて、自国を標的にしていると反発、双方の対立が続いていた。
しかし、米国は北朝鮮に対処するためアラスカ州に地上配備型迎撃ミサイルを追加配備するのに伴い、
4段階ある欧州MDの最終段階を凍結したため、ロシア側が好感した可能性がある。
ただ、ロシア側は欧州に配備されるMDが同国の戦略核を標的にしないとの文書による保証を
求める姿勢は崩していないとみられ、協議は曲折も予想される。
国防総省によると、ショイグ氏がヘーゲル氏の国防長官就任を祝うために電話をかけ、
この中でショイグ氏が協議再開を提案、ヘーゲル氏が同意した。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2601K_W3A320C1EB1000/
2 :
七つの海の名無しさん:2013/03/27(水) 05:58:39.08 ID:A9TDNvIh
プーチン外交の始動ですね。
シェール革命下の、新戦略として、明らかに中国離れしはじめた。
中国への武器輸出には積極的ながら、政治同盟としての中ロ関係からは、
腰を引く。
アメリカが、第一の脅威として中国に標的を絞り込み始めたのを見て
中立化を進め始めています。
インドと同じ動きですね。
米中の紛争で、漁夫の利をねらう方向へ。
3 :
七つの海の名無しさん:2013/03/27(水) 06:13:43.92 ID:ofksJAKc
迎撃ミサイル設置にクレームつける奴てなんなの
中国の軍備増強はアジアの安定に必要と、
唱えるフランスは中国に守って貰えば良い。
5 :
七つの海の名無しさん:
米国の欧州MD配備の第4フェーズを撤回したことは、単にペンタゴンの予算削減によるもので、
米経済が復活すれば、再燃すると見なしている。それに未完成の迎撃システムが完成すれば、当初の
計画通り、地域MDが配備されることを想定しているため、ロシアは、今後も米国MDシステムの構成の
すべてがロシアの戦略核攻撃力に対するものではないと、法的にも合意が締結できなければ、対話を
進展させる意味はないと考えているし、日本に2基目のレーダー施設を置くことや、韓国のミサイル
ポテンシャルを高めようとしている。一方で、中国の大陸間弾道ミサイルは、広範囲な米MD包囲網の
中で制限されてしまうため、米国の度重なる挑発や脅迫に対して、共同で対抗していくことにした。
露中は、米国の措置は世界の戦略的パワー・バランスを乱すものと述べている。また米国は、かなり
限定的な北朝鮮のミサイル・ポテンシャルに対して過剰な対抗措置をとっている。南シナ海に核弾頭
ミサイル搭載の米軍艦配置は異常で、露中・露印・露越南軍事協力は自然な流れだと思う。