【バチカン】ローマ法王が最後のミサ 教会の分裂に警鐘[13/02/14]
45 :
七つの海の名無しさん:2013/03/21(木) 21:29:28.13 ID:DdMiXGRF
時の終わりが続くとか書いてなかったかな?
46 :
名無しの名無し:2013/03/21(木) 21:31:55.09 ID:AE0VTrbZ
どうせ世界は滅びるんだから、
教会が分裂しても大丈夫。
信仰を持つものだけが楽園へ戻れる。
47 :
七つの海の名無しさん:2013/03/21(木) 21:34:58.80 ID:DdMiXGRF
マヤカレンダーのことだったか…
>>46は原罪論の読み違えで神の国とエデンの園の区別が付か
ないと見る。
48 :
七つの海の名無しさん:2013/03/21(木) 21:39:06.74 ID:XcQxeRuD
666
49 :
七つの海の名無しさん:2013/03/21(木) 21:43:23.63 ID:DdMiXGRF
50 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 12:05:53.38 ID:9i9REedT
新しい法王はペテロに結びつけられないこともないらしいな。
「時の終わり」と言うのは、「オリーブの栄光」が最後だから
その後はそうなるという解釈が伝統的になされて来ただけで
あって、『LIGNUM VIATE(生命の樹)』自体にはそういう記述
はないということのようだな。
51 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 12:14:34.40 ID:9i9REedT
南米出身の法王でもあるし。
おまいら意地になって先送りしても来るものは来る。
明後日の滅びより今日の殺伐とした人間関係が問題なんじゃボケ
53 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 16:37:16.09 ID:9i9REedT
世界人類が平和でありますように。
(-人-)
54 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 16:43:34.42 ID:9i9REedT
主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、
善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、
永久に生きるかも知れない。」
創世記3.22
原罪を背負わなくともアダムとエバには寿命によって死があった
ように読める。
55 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 16:47:56.79 ID:9i9REedT
このようなわけで、ひとりの人によって、罪がこの世にはいり、また
罪によって死がはいってきたように、こうして、すべての人が罪を
犯したので、死が全人類にはいり込んだのである。
ローマ人への手紙5.12
パウロは無原罪のアダムとエバには死はなかったように書いている。
56 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 16:57:05.49 ID:9i9REedT
パウロの原罪解釈では無原罪のアダムとエバは永遠の生を受けた
完全な存在であったのが、知恵の実を食べて罪に落ち、死ぬ定めを
受けたのだから、原罪からの解放=楽園への回帰が救済であると
いう解釈が成立するわけだな。
原罪とは人間が背負わねばならない十字架であるとしたら?
57 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 17:22:31.17 ID:9i9REedT
パウロの原罪論の歴史は教会の歴史に等しいからな。
聖ペテロも使徒行伝でパウロにやり込めやれて面子を丸潰しに
している。
58 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 18:18:27.44 ID:9i9REedT
俺は普通の日本人だ。教会には通ったことはない。
たまたま突然変異的に神懸かりになって色んなことが分かる
ようになっただけ。神から個人的に与えられた仕事のように
感じるから一人でやってる。
自分の宗教観を聞かれたら アミニズム入った仏教って答えるねw
吉岡麻央でした
60 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 18:35:44.56 ID:9i9REedT
20年かけてここまで来た。まとめてしまえばシンプルな話だ。
西洋人に頭を下げるのが大嫌いなところは、日本人としちゃ
あんまり普通ではないかも知らん。
昔は無縁仏派とかギャグ飛ばしたりしてたけどな。
63 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 21:55:13.83 ID:9i9REedT
講談社の学術文庫で外典新約読めるな。ペテロ行伝の「クォ・ヴァディス
(主よ、どこへ?)」は有名だが、偽典なのか知らん?
新約聖書はパウロ主義で並んでるからな。
64 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 22:00:21.38 ID:9i9REedT
パウロ的原罪論は「知恵の実=罪」になるから、反知性主義が
潜在的に支配する。グノーシス主義はパウロ的神学体系を引き
継いで裏返しにしたのかな?
65 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 22:03:08.37 ID:9i9REedT
啓蒙思想がカトリックを蒙昧主義呼ばわりしたのも背景は一緒だろ。
66 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 22:06:36.83 ID:9i9REedT
「蛇のごとく賢く鳩のごとく素直なれ」がキリストの教え。
グノーシス主義は蛇だけがシンボル。鳩は聖霊か。
そもそもモーセのネフシュタンの時代から
蛇が神のシンボルだぞ ユダヤ教は
生命の樹に絡みつく青銅の蛇が救い主キリスト
知恵の樹に絡みつく赤い蛇がサタンの象徴
68 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 22:21:52.60 ID:9i9REedT
グノーシス主義者の資料は良く知らんわ。
69 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 23:45:27.35 ID:9i9REedT
パウロの創世記解釈についてこんなことを言うのは、楽園追放
神話はグノーシス主義みたいな単なるおとぎ話ではなくて、人生
の謎に対する哲学的な解釈が根底に横たわっているように見える
からだ。
人間の原罪は知恵の実を食べたことよりも、神の意志に背き
自らの自由を行使したことにある。知恵の実でアダムとエバの
目が開けたのは結果に過ぎぬとしたら?
70 :
七つの海の名無しさん:2013/03/22(金) 23:52:40.36 ID:9i9REedT
これはサルトル的だな。故にペテロの第一の手紙に言われる。
自由人にふさわしく行動しなさい。ただし、自由をば悪を行う
口実として用いず、神の僕にふさわしく行動しなさい。
アーメン
…すまん、ついやってしまった。
駄目だ我ながら片腹痛いわ。
神は地の端に躓きの石を置けりってところか?
73 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 02:21:45.13 ID:pR3Dk0ae
ああ、やられた。
フランシスコ会訳の新約聖書では、ローマ書の原罪論について
論じてる5.12-13の箇所ではパウロは論理的に破綻して話を切り
替えてある。
パウロは原罪を自由の行使ではなく、文字通り罪としている。
罪は律法なしには不可能だと自分で断りながら、モーセ以前には
律法がないのに罪だけを持ち出して自己撞着を起こしてる。
74 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 02:31:20.21 ID:pR3Dk0ae
口語訳も新共同訳も駄目だ。これじゃ意味が通らないはずだ。
キルケゴールも『不安の概念』でここ突っ込んでなかったかな…
75 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 03:20:00.28 ID:pR3Dk0ae
76 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 10:48:48.99 ID:pR3Dk0ae
原罪論批判というのは昔から自由主義的知識人の十八番だが、
その手の批判は罪の意識から逃れてぐっすり眠りたくてする
以上の結論にはならない。
77 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 11:09:00.39 ID:pR3Dk0ae
「自由とは十字架である」というのはドストエフスキーぽいな。
大審問官だ。
78 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 13:13:09.31 ID:pR3Dk0ae
ローマ書5.12はギリシャ語写本によって微妙な異同があるな。
解釈や翻訳の仕方に議論の分かれるところ。
(ローマ書第5章の)12〜21節は、原罪の教義の出所として有名である。
フランシスコ会訳の注釈にはそうある。
「アダムは来るべきかたを前もって表わす者です。」
ローマ書5.14
これじゃ駄目だ。パウロは図式的に単純化をし過ぎる。
79 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 13:18:18.56 ID:pR3Dk0ae
パウロの神学はキリスト教か否かを疑って良いレベルかも知らん。
キリスト教ってなんで生贄をほしがるの?
81 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 13:36:33.82 ID:pR3Dk0ae
拙く書いたか。
メシアを表す「人の子」という表現はヘブライ語では「アダムの子」
だったかな。エドマンド・ウィルソンの『死海写本』にそういう話が
あったが。そういったところから堕罪と救済を対にする発想が自ずと
生じる。
しかしこの図式からはモーセの古い契約に対するメシアによる新しい
契約という概念が抜け落ちる。しかも、パウロの原罪論は律法主義的だ。
82 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 14:08:20.30 ID:pR3Dk0ae
これはキルケゴールの『死に至る病』の前半の終わりの箇所。
これはこういうもの。
比喩的に言えば、それはある著作家がうっかり書きそ
こないをし、その書きそこないが自分を書きそこないと
して意識するにいたった場合のようなものである――け
れども、実をいえば、それはおそらく誤りなのではなく
て、はるかに高い意味では、全体の叙述の本質的な一部
をなすものであったかもしれないのである――そこで、
この書きそこないは、著者に反逆を企て、著者にたいす
る憎しみから訂正をこばみ、狂気のような反抗をしなが
ら著者に向かってこう言うようなものである。いや、お
れは消してもらいたくない、おれはおまえを反証する証
人として、おまえが平凡な作家であるということの証人
として、ここに立っていたいのだ、と。
83 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 18:46:31.05 ID:pR3Dk0ae
あれ、哲学板でプロテスタントの自由について原罪論を言い始め
たら板が落ちてしまった…
84 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 18:48:59.59 ID:pR3Dk0ae
ルターが『キリスト者の自由』でカトリックの権威に反抗を
始めて以来、プロテスタント教会は原罪論をどこかに置き去
りにしてしまったのだろうか?
85 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 18:56:35.29 ID:pR3Dk0ae
『プロテスタンティズムと資本主義の精神』の根幹に関わるからか?
86 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 19:07:34.85 ID:YrY34y4e
>>2 キリスト教は戦争と内紛、虐殺等の歴史で今まできたんだよ
宗教戦争ほど醜いし正義なんてない
87 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 19:10:57.12 ID:pR3Dk0ae
一説には西暦365年頃にローマ帝国の国教になって、地中海で
大地震が頻発した頃に終わったという話もあるw
88 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 19:15:28.79 ID:pR3Dk0ae
ローマ帝国の体制宗教になってギリシャの神殿宗教を抑圧した
から、ギリシャ人に冷やかされたんじゃないかな? 神殿の
託宣だったらしいが。
それにアウグスチヌスが反論してる。
89 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 19:48:26.40 ID:pR3Dk0ae
キリスト教と自由主義はいかにして和解するかってとこだな。
合理主義の時代にゃ原罪も十字架も天国も地獄もファンタジーか。
90 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 20:01:53.85 ID:pR3Dk0ae
プロテスタンティズムにおける原罪論者としてのキルケゴールと
いうテーマはディレッタントなインテリ気取りには猛烈に嫌われる…
91 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 20:03:45.25 ID:pR3Dk0ae
キルケゴールの時代は自由主義的神学が盛んで、もうすぐ
ダーウィンによってキリスト教が息の根を止められる時代。
92 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 20:58:04.46 ID:pR3Dk0ae
プロテスタントはカトリックを悪役に仕立てることで欺瞞の
隠蔽をしようとするところはあるか知らんね。
93 :
七つの海の名無しさん:2013/03/23(土) 21:00:29.75 ID:pR3Dk0ae
いや、アメリカ人のこと。
94 :
七つの海の名無しさん:
外的な不幸は可能であれば外的に解決すれば良い。
外的不幸が内的な不幸になるのは外的解決が不可能な時だ。
外的に取り立てて不幸ではなくとも人間は内的に不幸であり得る。
それを単に贅沢な不幸としか見ないのは、人間が近代化で精神を
喪失してしまったせいであると見ることも出来る。