494名無しさん@13周年2013/01/20(日) 04:50:26.89 ID:rqVQ8jDF0(29)
中国がアフリカで電気通信産業戦略を展開する幾つかの拠点を選び出したと伝えている。 それらにはエジ
プト、アルジェリア、チュニジア、ケニア、ナイジェリア、南アフリカなどが含まれる。
そのグループを引率しているのは、中国軍と中国諜報機関と関係をもつ華為技術(Huawei Technologies)や
中興通迅(Zhongxing Telecom Ltd 略称:ZTE)の2社、中国電信(China Telecom) やアルカテル上海ベル(Alca
tel Shanghai Bell 略称:ASB)など中国の主要企業である。
中国企業にとってアフリカにおける通信事業の最上位クラスのマーケットは、アルジェリア、エジプト、チュニ
ジア、モロッコ、南アフリカで、中国のアフリカにおける通信事業総資産の60%を占めている。 それ以外の国で
はナイジェリアとアンゴラが群を抜いている。
ここで重要な点は、中国のアフリカにおける通信事業開発は、主要航路、および、軍事専門用語で「通信シ
ーレーン(SLOG)」と呼ばれる戦略要所をつなぐ沿岸諸国から始まったという点である。 海運の動きを追跡す
ることは、とくに戦時においては重要である。 これは、中国の通信事業の世界的性質を考えるならば、中国の
アフリカにおける通信事業への投資が中国共産党の世界戦略構想に密接に関係していることを示唆している。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Data/Africa_file/Manualreport/cia09.htm