トルコでCO中毒か 邦人ら23人搬送
12月31日 21時7分
トルコ最大の都市、イスタンブールにあるホテルで31日、日本人女性2人を含む観光客ら23人が、
一酸化炭素中毒とみられる症状で病院に運ばれました。
現地の日本総領事館によりますと、日本人2人は意識があり、症状は軽いということです。
トルコのメディアによりますと、31日、イスタンブールにある「モダンスルタンホテル」に滞在していた外国人観光客らが、
客室で意識を失うなどの状態で見つかり、23人が病院に運ばれました。
いずれも、一酸化炭素中毒とみられる症状で、病院で手当てを受けています。
イスタンブールの日本総領事館によりますと、この中には、旅行で来ていた20代の日本人女性2人が含まれていますが、
いずれも意識があり、症状は軽いということです。
このうちの1人が運ばれたイスタンブール市内の病院の医師は、NHKの取材に対し、
「運ばれた日本人の女性は、治療の結果、食事がとれる状態にまで回復している」と話しています。
このほか、イタリアやロシアなどからの観光客が治療を受けていますが、中には症状の重い患者もいるということです。
このホテルでは、暖房と給湯用に天然ガスを燃焼させていたということで、
現地のメディアは、排気用の設備が壊れていたと伝えています。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121231/k10014542511000.html