東ティモールPKOの国連支援団が撤収
【ジャカルタ=梁田真樹子】東ティモールで平和維持活動(PKO)を行ってきた
国連東ティモール統合支援団が12月31日、任期満了に伴い撤収した。
東ティモールでは、インドネシアからの独立をめぐる住民投票実施にあたって、1999年6月からPKOが展開。
2002年に東ティモールは独立したが、06年に軍と警察が対立して武力衝突が起きたことから、
警察部隊を主体とする同支援団が派遣された。
支援団は11年3月、地元警察への治安権限移譲を完了。
12年4月には大統領選、7月には総選挙が大きな混乱なく実施されたため、
国連安全保障理事会の決議で定められた任期での撤収が可能と判断した。
(2012年12月31日18時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121231-OYT1T00503.htm