イギリスのオズボーン財務相は8日開かれた保守党の党大会で、
15年に実施される次期総選挙の公約として、社会保障費を
16年度から100億ポンド(約1.3兆円)以上削減すると
表明した。
イギリスは15年度までに180億ポンドの社会保障費を削減する
計画を決めており、財政健全化のため緊縮政策を加速させる。
欧州域内では、フランスなどが高所得者への課税を強化しているが、
オズボーン財務相はこれを否定。
「社会保障が若者の就労意欲を奪っている」などとして、
削減を公約に掲げた。
イギリスの社会保障費は16年度に約2300億ポンドに達する
見込みで、高所得者への課税強化を訴える労働党などとの間で、
次期総選挙の争点となりそうだ。
ソースは
http://mainichi.jp/select/news/20121009k0000m020044000c.html