【スペイン】2013年予算案と改革行程表を発表…識者はこうみる[12/09/28]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1やるっきゃ騎士φ ★
ソースは
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE88Q06020120927
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE88Q06020120927?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0

[27日 ロイター] スペインは27日、歳出削減に重点を置いた2013年予算案を
提示するとともに、経済改革の行程表を明らかにした。
全面支援を要請した場合、履行の義務付けが想定される財政再建の条件に対し、同国が
先手を打って対応する狙いがあると受け止められている。
予算案では、省庁の歳出を8.9%削減。公務員給与を3年連続で凍結する。

市場関係者のコメントは以下の通り。
●支援要請での厳しい条件回避の狙いも
<コメルツ銀行(ニューヨーク)の金利ストラテジスト、デビッド・シュノウツ氏>
経済相は、実際に求められている以上の内容と言っていたが、おそらく市場が
望んでいたことだろう。支援を要請する際に多くの条件を課されることを避ける狙いが
あったとみられる。
現状打破といった内容ではない。
正しい方向だが、市場は依然、国債利回りが長期間にわたって高過ぎる水準にとどまった
場合に新たな支援を求めるとした26日の首相発言に注目しているようだ。支援要請は
時期の問題となっており、回避できるものではない。

●成長率見通しが過度に楽観的
<IGマーケッツ・ブローカレッジ(マドリード)のソレダド・ペロン氏>
多くの数字が示されたが、来年の成長率見通しをマイナス0.5%としたことで信用性を
欠く。国際通貨基金(IMF)などの見通しをみれば、マイナス0.5%の成長率は
最も楽観的な見通しを言えるだろう。
それでも、歳入増より歳出削減を重視していることが明確なため、初めのうちは好意的に
評価されるだろう。

●歳出削減の即効性低い、いずれは支援要請との見方
<シティグループのストラテジスト、アレッサンドロ・テントリ氏>
歳出削減に重点が置かれているのは興味深い。だが(経済への)影響という点では
即効性は低く、より長期的なものになるだろう。
市場のポジションから判断して、欧州中央銀行(ECB)の新たな債券買い入れ
が実施されるまでは、スペインをショートにするのは避けたいようだ。
スペインが早期に支援要請を余儀なくされるとのコンセンサスがあり、
ショートにすることには抵抗がある。

-以上です-
関連スレは
【スペイン】財政巡りバルセロナで150万人デモ[12/0/9/12]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1347417217/l50
【スペイン】 「独立」や自治権拡大を求める100万人以上のデモ カタルーニャ [9/17]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1347864115/l50
【スペイン】さらなる緊縮策への抗議デモ 警官隊と激しく衝突[12/09/26]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1348618619/l50
等々。
2七つの海の名無しさん
スペインは支援受けるにはプライドが高すぎると
英紙が茶化していた
ぎりぎりまでは支援受けない方向で粘るんだろうな
そうすることで支援条件緩和できるかもしれないし