リビアが新首相選出
2012.9.13 10:48
【カイロ=大内清】リビアの国会(定数200)は12日、現在のキーブ暫定首相に代わり、
ムスタファ・アブーシャグール副首相を新たに首相に選出した。
昨年夏のカダフィ政権崩壊後、初めて民主的な手続きで選ばれた首相となる。
カダフィ政権崩壊後の暫定統治を担ってきた国民評議会は7月の総選挙後に解散しており、
今後はアブーシャグール氏の内閣が国政の運営にあたる。
リビアでは11日に東部ベンガジで起きた米領事館襲撃事件のほか、
東西の地域間対立や民兵の武装解除など課題が山積しており、新首相は難しいかじ取りが迫られそうだ。
アブーシャグール氏は電気工学の専門家で、内戦中の昨年、米国から帰国。
昨年11月に国民評議会から副首相に指名されていた。
産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120913/mds12091310500001-n1.htm