シャミル元イスラエル首相死去
【エルサレム時事】イツハク・シャミル元イスラエル首相が30日、テルアビブ近郊の養護施設で死去した。96歳だった。
長年アルツハイマー病を患っていた。
ポーランド生まれ。1935年にパレスチナへ移住し、反英地下組織に参加した。
48年のイスラエル建国後は対外情報機関モサドを経て、73年、右派政党リクードから国会議員に当選。
83〜84年と86〜92年に首相を務めた。
「大イスラエル主義」を唱えるタカ派政治家として知られ、占領地での入植地建設を推進した。
89年以降、ソ連から45万人のユダヤ人移民受け入れを実現した。(2012/07/01-06:15)
時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012070100018