パレスチナ・イスラム組織ハマス、イスラエルとの停戦を発表
2012.06.21 Thu posted at: 11:46 JST
(CNN) パレスチナ・ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは20日、
同組織の軍事部門「イザディン・アルカッサム」がエジプトの仲介でイスラエルとの停戦に合意したと発表した。
ハマスはイスラエルが合意を順守し続ける限り、ハマスも合意を守るとしている。
ハマスの停戦合意の発表について、イスラエルは今のところコメントは出していない。
イスラエルは、17日から19日にかけてガザからイスラエル領に75発以上のロケット弾が打ち込まれたと発表した。
その3日間にハマスによるロケット弾攻撃とイスラエルによる空爆が相次ぎ、
パレスチナ人6人とイスラエル人1人が死亡したという。
イスラエル国防軍(IDF)は、ハマスのロケット弾攻撃に対する報復として、
イスラエルの戦闘機が19日にガザの2カ所を空爆したと発表した。
ハマス治安当局筋によると、空爆の標的となったのはパレスチナ過激派のロケット弾発射訓練場と
イザディン・アルカッサムが運営する別の訓練場で、この空爆で2人が負傷したという。
イスラエルは今年に入って、ガザから300発近くのロケット弾がイスラエル領に打ち込まれたとしている。
CNN
http://www.cnn.co.jp/world/30007059.html