【サウジアラビア】王家の気前良さ「サウジの春」阻む［12/05/21］

ソースは
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120521/mcb1205210503006-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120521/mcb1205210503006-n2.htm
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120521/mcb1205210503006-n3.htm

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世界最大の石油輸出国サウジアラビアで、就職できない若年層が不満を募らせている。
しかし、政府のばらまき政策が功を奏し、こうした不満が政変につながる可能性は低い
と見られている。

サウジの首都リヤド。
実家を離れず両親から小遣いをもらっている無職のフセイン・ガムディ氏（２５）は
「どの企業も経験のある人が欲しいと言うが、自分にはそれがない。だから、企業は
経験のある外国人を採用し、われわれが仕事に就いて実力を示す機会を与えてくれない」
と不満を漏らす。
幹線道路沿いにある最新の家電製品や家具、デザイナーズブランド衣料を取り扱う店や、
ピカピカの車が並ぶショールーム、フランス料理やイタリア料理のレストランなどを見ると
腹立たしい気持ちになるという。

こうした店舗の大部分は外国人が経営している。彼らの多くは、帰国すれば住宅や車を持ち、
結婚相手を得る金銭的な余裕がある。サウジ王国の富の恩恵を多く受けている層だ。

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◆２０代の３割が失業
ガムディ氏ら３０歳未満の年齢層はサウジの人口の６６％を占める。
この層はまた、同国で最も失業率が高い。
サウジ統計情報中央局によれば、２０〜２９歳の労働人口の約２７％は仕事に就いていない。
スペインの昨年１０〜１２月期の１６〜２９歳の失業率は３６．４％と
欧州連合（ＥＵ）加盟国で最も高いが、サウジはそれに匹敵する。
サウジ政府は雇用対策として、企業に対し職務の少なくとも３０％でサウジアラビア人の
雇用を義務付ける割当制度を進めてきた。
しかし同国労働省によれば、達成率は現在のところ目標の３分の１にとどまる。

同国の人口２８００万人のうち約８６０万人は外国人で、労働力の大部分を担っているのも
外国人。統計情報中央局の最新データ（２００９年）によると、サウジアラビア人
約１９００万人で仕事に就いている人は４３０万人にすぎない。
中東では市民の反政府抗議運動がチュニジアやエジプト、リビア、イエメンでの政権崩壊に
つながり、シリアやバーレーンの体制も揺さぶっている。
これら全ての国で混乱の火付け役となったのは、仕事のない若者だった。
米ジョージタウン大学の現代アラブ研究センターのジャン・フランソワ・セズネック教授は
「若年層の失業はサウジの時限爆弾だ」と指摘する。

サウジのアブドラ国王は昨年、雇用創出や住宅建設などに
１３００億ドル（約１０兆２７００億円）を投じる計画を明らかにした。
ファキーフ労相は同５月、サウジアラビア人の雇用率の高い企業に報いる雇用促進制度を
発表している。セズネック教授は「アラブの春に触発された市民の行動を鈍らせるために
サウジ当局が取った措置は彼らに金銭を与えることだった」と分析した。

ただ失業状態が長引いていることで、その影響も広がりかねない。
即興のコメディークラブや女子バスケットボールリーグ創設など非公認の取り組みは
一部に見られるものの、サウジの若者は鬱積（うっせき）した気持ちを解消する手段に
乏しく、失業へのフラストレーションを高めている。

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◆国民が守る金づる
英エコノミスト・インテリジェンス・ユニット（ＥＩＵ）の中東担当ディレクター、
デビッド・バター氏は、政治的混乱が収拾できなくなれば石油産業とその輸出が
脅かされかねないと話す。サウジの石油の確認埋蔵量は２６３０億バレルで世界最大だ。

社会活動家のアブドラ・ハミダッディン氏は、サウジに近い将来、アラブの春が訪れる
可能性は低いと見ている。失業者を金銭的に支援する仕組みが確保されており、
経済的打撃を受けている層が少ないためだ。
同氏はまた、サウジ政府の気前良さが現状に甘んじる気持ちを生んでいると指摘した。
政府は、失業者に対して就職支援をしながら、１年間にわたって１カ月当たり
２０００リヤル（約４万２１００円）を支給している。対象者は１００万人を超える。
ハミダッディン氏は「国民は政府のことを、『守らなければならない金の成る木』と
捉えている」と述べた。

サウジの民間部門労働者の約９０％は外国人で、サウジアラビア人の建設作業員や
ウエーターを探すのは難しい。サウジアラビア人は事務管理職を好む傾向にある。
学生時代からガムディ氏の仲間だったモハメド・ムシャイケ氏（２５）は２年前、
キャリア形成につながらないとして民間企業での事務補助の仕事を辞めた。
高校卒業後に社会に出た同氏は、政府主催の就職フェアで２つの仕事を紹介された。
店のレジ係とスーパーの在庫担当だったという。
「ばかげた求人だった。自分は立派な仕事をしたいんだ」。
金銭面で両親に頼っているきまり悪さはあるものの、同氏はより良い就職のチャンスを
待つ方を選んだ。（ブルームバーグ　Ｄｏｎｎａ　Ａｂｕ−Ｎａｓｒ）

-以上です-
サウジアラビアの首都リヤド
http://www.sankeibiz.jp/images/news/120521/mcb1205210503006-p1.jpg

腹が満たされてれば不満もないわけだ

>>4
なるほど、生活保護需給者に不満がないのと一緒か

王族が搾取してなきゃ、更にとんでもなく裕福な国になるんだろうな

>>6
下手すりゃ金のガチョウになるんじゃ

ユダヤ教の教会で、司祭が信者に、ユダヤ人の苦難の歴史を
語っていた。
モーゼがエジプトを脱出し、困難な旅をつづける話を
みな、熱心に聞き入っていた。

だがモーゼが約束の地イスラエルに到着したくだりになると
あちこちから、「ちくしょう」「なんてことだ」と声がした。
不思議に思って、「いったい何をくやしがっているんですか」と聞くと
「だって、もう少し行けば石油が出たのに」と答えた

<丶｀∀´>9m

バラマキするなら無意味な仕事を造ってニセ就職させては
市民になんらかの技能は見につくんぞ

>>6
ジンバブエもそのつもりで白人を追い出して黒人支配の国家にしたとたんに…

>>11
あれとはちょっと違うな。

全員一か所に集めて２ちゃんで警備員させればいいんじゃないかい　仕事してる気分味わいたいだけなんだから

>>8
変な寓話風にされてるけど、
オリジナルはイスラエルの第5代首相ゴルダ・メイアな。
NYTの1973/7/10の記事に、西ドイツ首相ヴィリー・ブラントの某かの祝賀ディナーの席で

"Let me tell you something that we Israelis have against Moses.
He took us 40 years through the desert in order to bring us to the one spot in the Middle East that has no oil!"
「イスラエル人だってモーゼに対して不満を持っている話もあるんですよ、
　だって40年間の砂漠を越えた旅の果てに中東の中でも石油が出ないところに連れてきたんですから！」

という発言をした、というのが出典。
まあ内内ではもっと前からそのようなジョークがあったのかもしれないが。

そう思うのなら自分らで商売すれば良いよ。

×「立派な仕事がしたいんだ」
○「偉そうに威張れて、なおかつ金が入ってくる仕事がしたいんだ」

要はオイルマネーで外国人どもをアゴでつかう現代の奴隷商人の仲間に、ぼくも入り込みたいわぁ。ってことねｗ

>>1>>2>>3
だらだら長すぎて読みたくない。読んでも意味ない感じだわ。はげ。

サウジアラビアと言う国名は、サウド家のアラビアという意味。

所詮、サウド家の所有物。

税金免除とかするより、職業訓練学校みたいなもんを国立で創って
卒業後は公務員として雇うか、海外に働きに出せばいいのに

事務仕事がいいのか　うん　うん

>>19
まさに雇用のミスマッチ。
彼らが求めるのは最初から「管理職」として雇ってもらうことだ。

適地に乏しい潅漑農業では数百万の失業者を吸収出来ん
一番いいのは、職業訓練校としての軍事部門だな
郷土防衛の準軍事組織と国営企業で賄おう

>>6
そういや派遣もそんなセリフ吐いてたな。
どうして派遣達が集まって搾取のない派遣会社をつくらないんだろう（笑）

オマエラ以上にプライドの高い自宅警備員か…
相手すんのも凄く面倒臭そうw
建前とは言え職業に貴賤無しってのは大事な事なんだね

まるで日本だな

>>6
俺はリビアを思い出すな
カダフィ亡き後、リビアはより裕福な国になるんだろうか

話してる分には悪い連中ではないが、オイルマネーによる堕落っぷりや
成金土人根性丸出しの自己主張は、見ていて痛々しいと思う事はある。
少なくとも尊敬できる部分は欠片もない、石油が尽きたら終わりの国

サウド家のアラビアに住む、サウド市民は、今を楽しむが良いでしょう、物質的には満ち溢れ
汚い・キツイ仕事は、出稼ぎ外国人まかせ！精神・文化的には時代遅れの厳格なワハーブ派の
統制化の中で、育った人材など人間腐敗に最適な環境であり、石油がいづれ枯渇すれば又元の
砂漠に戻るだけの、一時のバブルなのだから。

石油ってほんとに枯渇するすんのかね

これってBIが上手くいくことの証左だろ

>>30
逆に見えるけどなあ。
これは石油という寝ているだけで兆単位の金が転がり込んでくる資産があった上で
その採掘権（土地所有権）を巡る権益争いって言ったほうが妥当。

日本に寝ているだけで毎年100兆単位の金が転がり込んでくる資源があるなら
日本でもBIは成り立つだろうけど、
現実は日本では働かなきゃ富が生まれないから
BIやったら働く人から順に海外に逃亡して
BIとして給付する富が国内から枯渇するだけでしょ。

サウジはテロリストの矯正プログラムが「豊かさへの洗脳」だというからね。
宗教のことや世界のことを考えるのより豊かな生活を送って「一人前の人間」として生きろっていう。
>>1も「就きたい職業に就けないからと言って反政府活動なんてやるなよ」ということであり、社会正義に
目覚めさせることを忌避している。

これが地域を大事にしない国際化をした結果です！

>>27
サウジは石油の枯渇を見越して新たな産業を国を挙げて生み出す研究中だよ。
例えば、太陽光の資源化とか。

ばら撒きも人口増加で破綻するだろ

サウジの場合はバラ撒きの対象がサウジ人に限定されてるから大丈夫だろ
帰化条件はメチャクチャ厳しいしな
日本と違って国民を過保護的に守ってる

>>36
＞ガムディ氏ら３０歳未満の年齢層はサウジの人口の６６％を占める。
向こうは日本と違って一夫多妻で多産だから

>>6
その通り。
人権蹂躙と豪遊にしか能がないアラブ王族どもがくたばればバブル期の我が国並かそれ以上の生活ができるはず。

>>38
サウジの一人当たりGDPは16000ドル（韓国以下）、
うち石油分はその半分ですからバブル並みは無理でしょうね
イランも石油大国ですが人口が多いので貧しいです。

>>38
うーん。王家が倒れた途端に箍が外れて
中東名物の内乱突入だと思うけどなｗ

外国人は全く優遇しない。奴隷状態。
まして生活保護など論外。この点はサウジを見習うべき。
自国民と外国人は峻別して当然。

>>41
サウジは独裁体制を守るために元々の自国民に対しても事実上の身分制度を導入してる
サウジには外国人労働者で無い人が約3000万人いるが、国籍を持っている人は僅か1600万人ほど
残りの人は何らの権利を認められない下級市民という扱い
アラブの独裁国家はこういう制度的な身分制度を持っている国が多い
元々砂漠の何もない所にゼロから都市を作ったので移民してきた時期によって身分制度を実施している
国によっては宗派による身分制度の場合もある

この下級市民は少しでも逆らえば容赦なく国外追放(=どこの国民でも無いので砂漠で野垂れ死に)か
処刑が待っている

ＩＬＯやアムネスティはサウジアラビアの外国人労働者を助けよ。サウジアラビア国民と同じ権利をサウジアラビア政府に認めさせよ。

サウジアラビアってサウジ家のアラビアって意味だったよな。

サウジはしばらくは大丈夫だろう
莫大な石油収入を、サウジの現体制を守り、さらにサウジの国民（移民なんて出来ないから）に
ばら撒いて、イスラムのおきてにしたがっている限りは、これ以上の楽は出来ないくらいに 優遇している。
上に出てくる、外国人のディーラだって、何人かサウジ人を雇って遊ばせていないと商売が出来ない仕組みになっている

石油関係の仕切りは アメやイギリスのメジャーにやらせ、
建設労務者なんかは出稼ぎ外人で 宗教が違う印度や支那チョン人
辺りは、秘密警察が徹底して監視して、失業すれば即時国外強制退去、
交通違反でも、鞭で百叩きなんてやっている。

アラビア人が優遇されているんだから >>43 なんか起こり様がない
外国人労働者が騒いだら、刑務所へ入れられて、どうなったかは判らなくなる
石油利権があるから、アメも、ヨーロッパも 少々の人権侵害なんて知らないふり

だから、ビンラディンも、わざわざアフガンに出張って活躍した。

イスラムの女たちに
自分は性同一性障害で 心は男だから男のように暮らしたい。と言わせたい。w

サウジアラビアの姫
代金払わず逃げる！

アフリカヨーロッパに 非ユダヤ資本による プロジェクトセム系一神教以前の古代宗教を肯定的に捉えたテーマパーク建設を。アラブにも。 古代アフリカやヨーロッパも。 無神論のテーマパークも。

石油や天然ガスを使わない発電を

王はウンチ

レディガガ呼んで
サウジ国民の前で
ライブさせろ

滅びろ宗教王族

サウジアラビア人はマジ使いものにならないｗ　むのうでプライドだけ高い。仕事のじゃまをする

技術者を数百万人受け入れようとしているドイツに外国人労働者を