バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は1日夜(日本時間2日未明)、
アフガニスタンを電撃訪問し、アフガニスタンのハミド・カルザイ
(Hamid Karzai)大統領とともに、北大西洋条約機構(NATO)軍が
アフガニスタンから撤退する2014年末以降の両国の協力について規定した
戦略的パートナーシップ協定に署名した。
オバマ大統領は1日午後10時20分(日本時間2日午前2時50分)ごろ
航空機で首都カブール(Kabul)近郊のバグラム(Bagram)空軍基地に到着し、
ライアン・クロッカー(Ryan Crocker)駐アフガニスタン米大使らの
出迎えを受けた。オバマ大統領のアフガン訪問は2009年の大統領就任後3度目。
現地時間2日未明にアフガニスタンの大統領府で10ページの文書に署名した
オバマ大統領は「われわれ2国の絆を確認し、過去10年にわたって大きな犠牲を
払ってきた米国人とアフガニスタン人に感謝するため、私はここに来た」と
述べた。「われわれは平和な未来を期待している。今日、われわれは長期的な
パートナーであり続けることに合意した」
何か月もの厳しい交渉の末にまとまったこの協定は、米軍がアフガニスタンに
とどまってアフガニスタン軍の訓練や、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の
残党の掃討を行う可能性があるとしているが、特定の部隊名や、米国から
アフガニスタンへの資金援助の水準については具体的に定めていない。
また米国はアフガニスタン国内で恒久的な軍事拠点の設置を追求しないとしている。
ソースは
http://www.afpbb.com/article/politics/2875496/8881440 【動画】アフガニスタンを電撃訪問したオバマ大統領(YouTube/AFPBB News公式チャンネル)
http://www.youtube.com/watch?v=9dVCE8tU7d4