ベネズエラ 野党が統一候補
2月13日 15時59分
ことし10月に大統領選挙が予定されている南米ベネズエラで、
野党の統一候補に貧困対策などを訴えた39歳の州知事が選ばれ、
反米左派のチャベス大統領の4度目の当選を阻止するのかどうか注目されます。
ことし10月に大統領選挙が予定されているベネズエラで、12日、
政権交代を目指す野党各党が結束して選挙に臨むため、
5人の候補者の中から統一候補を決める予備選挙を行いました。
その結果、貧困対策の継続などを訴えたほか、
その若さをアピールした中部ミランダ州のカプリレス知事(39)が得票率62%と大差で1位になり、
チャベス大統領との間で大統領の座を争うことになりました。
13年間政権を担ってきたチャベス大統領は、去年6月にがんの手術を受け、
健康状態を懸念する声もありますが、最新の世論調査ではおよそ60%の支持率を保っており、
「私は次の選挙も、その次の選挙も当選する」と述べるなど、再選への自信を見せています。
野党勢力が10月の選挙まで結束を維持し、チャベス大統領の4度目の当選を阻止するのかどうか注目されます。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120213/t10015983921000.html