【チリ】鉱山落盤事故、救出から1年 元作業員33人、さまざまな人生[10/12]

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1月曜の朝φ ★
◇TV司会、講演生活、薬依存…

 チリ北部のサンホセ鉱山で、地下に閉じ込められた作業員が69日ぶりに救出されてから
13日で1年になる。世界の耳目を集めた救出劇直後、ヒーローとして歓待された33人。
一部が講演をこなすなど充実した生活を送る一方、多くは経済的に豊かではなく、心的
外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しむ人もいる。【メキシコ市・國枝すみれ】

 現地紙ラ・ナシオンによれば、定職がないのは15人。ホセ・オヘダさん(48)はベッド
で眠れず、台所のタイルの床で眠るという。ジミー・サンチェスさん(20)は、事件当時
の新聞や父親が地下のサンチェスさんに宛てて書いた手紙の束を保管する部屋には、
今も足を踏み入れられない。

 妻と愛人が地上で待ち、「世界一のもて男」として有名になったジョニ・バリオスさん
(51)は週2回、カウンセリングを受ける。「他人に弱いと思われないよう感情を抑えて
いた。回復には時間がかかる、と医者に言われている」と地元メディアに語った。また、
地下の坑道で走り、ニューヨーク・マラソンを完走したエディソン・ペニャさん(35)も
酒と薬に頼る日々だ。

 一方で、新しい人生に順応している人もいる。マリオ・セプルベダさん(41)は「スー
パーマリオ」と呼ばれ、テレビ番組司会者として活躍中。オスマン・アラヤさん(31)は、
地元大富豪が各人に贈った500万ペソ(約73万円)でトラックを購入し野菜や果物を
積んで市場で売っている。「100%幸せだ。トラックを持つのが夢だった」と地元テレ
ビに語る。

 地下生活でリーダー役を務めたルイス・ウルスアさん(55)やクラウディオ・ジャニ
ェスさん(35)ら5人の元作業員は今年7月、首都サンティアゴの不動産会社に招か
れて講演した。極限状況でのチームワークやユーモアの大切さについて語り、今後も
講演会を続けるという。

 一方的に英雄扱いされた33人の心境は複雑だ。五輪出場経験がある元サッカー
選手のフランクリン・ロボスさん(54)は現在、地元サッカーチームの監督。「我々は
ヒーローじゃない。安全対策をとらなかった鉱山会社の犠牲者だ」という。

 チリ政府は今年8月、困窮対策として、50歳以上もしくは健康を害している14人に
対し、月額25万ペソ(約3万7000円)の年金支給を開始した。

 事故があったサンホセ鉱山は閉山し、鉱山を所有していたサンエステバン社は
倒産した。33人は会社に対し総額55億ペソ(約8億円)の損害賠償請求訴訟をお
こしている。さらに31人が政府に対して「監督責任を怠った」として、1人につき2億
5000万ペソ(約3700万円)を請求している。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111012ddm007030128000c.html

2月曜の朝φ ★:2011/10/13(木) 20:41:30.77 ID:???
>>1つづき
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 ◆チリ鉱山事故で救出された33人の現状

1.フロレンシオ・アバロス(32)鉱山で働く

2.マリオ・セプルベダ(41)テレビ番組司会者。各地で講演

3.フアン・イジャネス(53)講演を行う。「単純なことを楽しむのがとてつもなく幸せ」

4.カルロス・ママニ(25)祖国ボリビアで職を得たがチリに戻り、定職なし

5.ジミー・サンチェス(20)無職。当時の新聞を保管した部屋に入室できない

6.オスマン・アラヤ(31)トラックを購入し、野菜や果物を売る

7.ホセ・オヘダ(48)精神的なダメージが最も重い

8.クラウディオ・ジャニェス(35)講演を行う

9.マリオ・ゴメス(64)最年長。けい肺を患う

10.アレックス・ベガ(32)定職なし

11.ホルヘ・ガジェギジョス(57)講演を行う

12.エディソン・ペニャ(35)あこがれのエルビス・プレスリーの墓を訪れた。無職

13.カルロス・バリオス(28)タクシー運転手

14.ビクトル・サモラ(34)自宅で野菜店経営

15.ビクトル・セゴビア(49)地下で書いた日記を出版予定。無職

16.ダニエル・エレラ(28)講演を行う

17.オマル・レイガダス(57)講演を行う

18.エステバン・ロハス(45)救出後に結婚。鉱山起業家から自宅を贈与された

19.パブロ・ロハス(46)民間企業と契約し、銅山を開発

20.ダリオ・セゴビア(49)市場で野菜果物店経営

21.ジョニ・バリオス(51)愛人と暮らす。けい肺を患う

22.サムエル・アバロス(44)講演を行う

23.カルロス・ブゲニョ(28)塗装業

24.ホセ・エンリケス(55)「鉱山の奇跡」を10月出版予定

25.レナン・アバロス(30)テレビ番組に登場

26.クラウディオ・アクニャ(36)鉱山で働く

27.フランクリン・ロボス(54)コピアポのサッカーチーム監督

つづく
3月曜の朝φ ★:2011/10/13(木) 20:41:41.31 ID:???
>>2つづき

28.リチャルド・ビジャロエル(27)子ども向けテレビ番組に出演

29.フアン・アギラル(50)チリ南部に移住

30.ラウル・ブストス(41)講演を行う

31.ペドロ・コルテス(27)電気技術を学んでいる

32.アリエル・ティコナ(30)地下にいるとき女児が生まれた。無職

33.ルイス・ウルスア(55)地下でリーダー役。講演を行う

 ※救出順、敬称略。米テレビUNIVISIONや地元紙など参考に作成
4七つの海の名無しさん:2011/10/13(木) 20:50:15.31 ID:SXLN2N5N
結論:人類は無職が普通。仕事と称してだべっている人がその次に多い。
5七つの海の名無しさん:2011/10/13(木) 21:06:49.05 ID:e+z/32k0
まあホントにエライ人は、救出作業を立案した技師サンと救出作業員サンたちだしな。

6七つの海の名無しさん:2011/10/13(木) 21:21:56.35 ID:SEppftSK
塵人もタカリが上手いよなw
その思考はどっかのアジアのチョンと似てるぞww
7七つの海の名無しさん:2011/10/13(木) 21:27:43.06 ID:0ydaQRh+
オスマン・アラヤさん(31)が本当の意味で幸せそう。
8七つの海の名無しさん
あれから一年か