違法薬物絡みの刑事裁判で陪審員となった女性が、インターネットの交流サイト、フェイスブックで被告女性と連絡を
取っていたとして、英高等法院は16日、法廷侮辱罪でこの陪審員に禁錮8月の実刑判決を言い渡した。
英メディアによると、ネットによる情報交換を理由に法廷侮辱罪に問われるのは同国初のケース。日本の裁判員制度同様、
英国でも陪審員には守秘義務が課せられており、守秘義務に抵触する行為と認定された。
判決などによると、陪審員はマンチェスターに住むジョアンナ・フレイル被告(40)で、昨年無罪判決が出た薬物事件
の審理中に、事件のジェイミー・スワート被告(34)にフェイスブックを通じコンタクトし、裁判情報などを漏らした。
▽sankeibiz(2011.6.17 21:26)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110617/mcb1106172126040-n1.htm