【英国】BBC放送が原爆被爆者を愚弄〜広島と長崎で二重被爆した山口彊氏を「世界一、運が悪い男」と笑いものに(動画あり)[01/22]

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189七つの海の名無しさん
『イエロー 差別される日本人』p170-171より引用 イギリス人にとって原爆とは
ロンドンの戦争博物館に、第二次世界大戦の資料として、ひっそりと原爆の模型が置かれている。
広島に落とされたものと同型ということだ。傍らに被爆直後の、破壊された広島の町の写真も展示されている。
しかし、日本の原爆資料館にあるような、被爆した人たちの悲惨な被害を示す写真は一切ない。
イギリス人の来館者たちは、ほぼ全員がこの模型に手を触れ、その冷たい触感を確認する。
なかには模型の側に立ち、記念撮影をする者もいる。
私がこの博物館を訪れた時も、若いカップルが、無邪気に笑いながら原爆の模型と一緒に記念写真におさまっていた。
すぐ側に、原爆を投下された国の男、つまり私が立っていても、何の遠慮もなかった。
彼らイギリス人にとって、日本の被爆は、戦争終結のきっかけになった一つの出来事に過ぎない。
彼らは、それによってどれだけ多くの日本人が苦しみ、死んでいったかを知らない。
私は最近、ロンドン名物の二階建てバスの横腹に、大きな<原爆のきのこ雲>の絵を見つけて驚いた。
よく見ると、それはジーンズの広告であった。ジーンズと原爆の間には何の関係もない筈だが、
このような図案を用いるのは、消費者への印象を強めるためであろう。
日本人として、きわめて抵抗を感じる広告であった。しかし、このような広告を掲げたバスがロンドン市内を走っても、
市民から非難の声が聞こえて来ないのが現実である。