【日米】尖閣問題をきっかけに高まる「日本人の愛国心」 「多くの日本人がより強い軍事力を求めている」[11/16]

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1月曜の朝φ ★
  世界情勢に詳しい米国のブログ「disappointinglybeautiful.blogspot」では、「上昇する
愛国主義」と題して、尖閣諸島問題をめぐる反中デモや尖閣ビデオ流出事件などを挙げ、日本
人の愛国心が増大しているとつづっている。

  尖閣諸島問題をめぐり、日本の中国外交や中国の対応を抗議する約4000人もの抗議デモ
が、11月6日に東京で行われた。筆者は、強い経済影響力を背景にした中国側の強気の外交や
軍事力の増大は、日本に愛国主義をわき上がらせる動機になっているとの見方を示している。

  尖閣諸島沖での衝突事件で中国漁船の船長を釈放したために、菅内閣は国民から強く批判
された。その後中国側の態度も軟化し、事態は収束するかに見えたが、中国漁船が故意に衝突
するビデオ映像が11月4日、ネット上で公開され、論争はさらに拡大したと背景を説明。

  日本政府は、中国漁船の攻撃的な行動を証明する映像を隠ぺいしようとしたが、そのことが
かえって日本人を怒らせたと述べ、映像流出の余波が抗議デモを引き起こしたことは明らかで
あると指摘する。

  時事通信社が実施した11月の世論調査によると、菅内閣の支持率は前月比で11.4ポイント
下がり、27.8%まで急落。筆者は、日本がアジアを先導していたのがわずか20年前だとし、現在
は中国経済が台頭し、交戦状態を増大させ権力を乱用しているかのように見えると記している。
筆者は、多くの日本人が中国勢力の拡大に対処するために、より強い日本の軍事力を求めている
と締めくくっている。(編集担当:田島波留・山口幸治)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1116&f=politics_1116_002.shtml