【カナダ】日本はまるで家にいるときのようにくつろげる国[11/16]

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1月曜の朝φ ★
  旅行者同士が情報交換をする加国のサイト「yourjourney」では、日本を訪れる前に
不安を抱えていた筆者が実際に訪日し、その印象をつづっている。

  日本への最初の訪問で、筆者の最大の悩みは日本語がまったく分からないことだった。
実際訪日し、書かれている字も話されている言葉も理解できないという事実にかなり困惑
したという。南米やヨーロッパ、インドを旅行したときは、言語になんらかの類似点があった
ので意味を推測できたが、日本語は異なっていたと打ち明けている。

  しかし、ほとんどのサインには日本語と英語で表記されており、それでも道に迷ったとき
は援助を求めれば、日本人は助けようとしてくれると語り、筆者は人々の親切を心地よく感
じたという。

  筆者は日本が世界で最も技術的に最先端な国だと語っている。主要都市には現代的な
高層ビルがそびえ立ち、国中のあらゆる場所を地下鉄や超高速電車が走っており、日本人
は高速の電車や地下鉄の中で、携帯電話でメールやウェブ検索をすると印象をつづっている。

  しかし、テクノロジーに囲まれた日本人の日常生活には、多くの伝統や文化、習慣が取り
込まれていると語る。例えば住宅地を歩いていて見つけた小さな神社に、香がたかれ、お供え
物が置かれていることや、レストランの入り口に掛けられた伝統的な布「のれん」に、日本人が
古いものと新しいものの間でうまくバランスをとっていると感じたという。

 日本人の日常生活にある、自分や環境、あるいは仲間や年上の人を敬う気持ちは、筆者が
これまで感じたことのない感覚だという。すべてが調和しているのが日本だと筆者は語っている。

  訪日前は不安を募らせていた筆者だが、日本にまた来たいと強く感じたという。日本に行く
ことに不安を感じている人に対して、日本はまるで家にいるときのようにくつろげる国だと締め
くくっている。(編集担当:田島波留・山口幸治)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1116&f=national_1116_066.shtml